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糞尿まみれの鎧を水なしで掃除、浸水した海賊船の水の汲出し…実在した中世ヨーロッパの“最悪な仕事”が過酷すぎる

 今回ご紹介する動画はかやさんの投稿した『【中世】ホントにあった最悪な仕事』です。今から1000年以上前の中世ヨーロッパ。当時はどんなお仕事があったのでしょうか?

投稿者メッセージ(動画説明文より)

道路に軍手を片方だけ落とす仕事って待遇どうなの?

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 9〜12世紀に沿岸地帯で交易や海賊活動を行っていたノルマン人・ヴァイキング。まずはじめに紹介する中世にあった最悪な仕事は、このヴァイキングにまつわります。

 それは浸水しそうな船の水を外に汲み出す仕事です。

 ヴァイキングの乗っていた船は当時の最先端のものでしたが、板と板の間には隙間があり、浸水しがちだったのです。

 彼らは天候に関係なく、冷たい水を汲み続けなければいけませんでした。とりわけ水濡れしやすい船をあてがわれたらもう大変! 終わることのない肉体労働と、氷のように冷たい水が手足を痺れさせたのでした。

 次のヴァイキングの仕事はウミガラスの卵とりです。

 ヴァイキングは、襲撃先で越冬しなければいけないこともありました。特にウミガラスが産卵に訪れる春は空腹を満たすチャンスだったのです。

 ウミガラスの卵は大きく栄養豊富でしたが、その採集はとてつもなく恐ろしい作業でした。草を結んで作ったロープを腰に巻き、崖を引き上げられたり引き下げられたりするので、事故はつきものでした。

 尖った岩でロープが擦り切れたり、結び目が解けたりすることもあったようです。さらに、セグロモカモメやトウゾクカモメなどは攻撃的で、自分たちの住処に近づく者に攻撃することもあります。

 命がけの食料確保だったんですね。

 次の中世の最悪な仕事は、騎士見習いがする糞尿まみれの鎧の手入れです。

 騎士の戦いは数時間に及ぶこともあり、その間にトイレ休憩をとることはありません。用を足したければ鎧の中でするしかなく、戦闘中はずっとそのままでいるしかなかったのです。

 中世の戦いの多くは夏に行われていました。汗や糞尿や血が混じった鎧を着ながら戦った騎士も大変ですが、それを掃除する騎士見習いにも大変な苦労がありました。

 騎士見習いは悪臭を放つ鎧を脱がせ、鎧を清めます。水は貴重すぎて使えなったため、研磨するしかありません。

 砂と酢と少量の尿を混ぜたもので鎧をこすり、汚れを落としたそうです。

 彼らの仕事は甲冑の手入れだけではなく、主人からの命令にいつでもどんな時も直ちに従う必要がありました。主人を着替えさせ、戦場まで馬をひき、料理の給仕をし、寝るときも主人から離れず床に寝て指示に備えたのです。

 騎士見習いは主人からの命令があれば戦闘に参加することもありました。しかし、鎧などの装備はありませんでした。

 そんな彼らの唯一の報酬は「将来。自分が騎士になる」というやりがいだったのです。

 この動画では他にも、中世に実際にあった過酷な仕事を紹介しています。生活習慣や衛生観念が今と全く違う中世。現代の私たちから考えると、その仕事内容は考えられないものばかり。ぜひ、動画でご覧ください。

視聴者のコメント

仕事をしないと死ぬ
拷問じゃねぇかw
紙おむつなんてないからな

▼動画はこちらから視聴できます▼

【中世】ホントにあった最悪な仕事

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