シオンタウンのBGMを聴くとなぜ「怖い」と感じるのか? 元プロミュージシャンの音楽心理学者が解説
ポケモンのシオンタウンのBGMって『怖い』ですよね。
うまく説明することができないのですが、不気味というか……魂を揺さぶられるような、そんな感覚に襲われます。
これはなぜなのでしょうか。初代のポケットモンスター赤、緑の時はポケモン世界で唯一ポケモンの死について触れる街であり、お墓があった街だったからでしょうか。
しかし、それにしては、お墓がある、死に触れているという前提条件がなくともあの独特の音楽を聴くだけで『怖さ』を感じます。
こうした怖さを感じる音や音楽って考えてみると意外と身の回りにあると思いませんか?
例えば、雷が落ちたときの『ガシャーン』という音にはついついビクッとなりますし怖いとなります。
ライオンの吠える声からも『怖さ』を感じます。
テレビ番組の『夜にも奇妙な物語』の曲も聴くと、『怖い』と感じます。
こうしたメカニズムはなぜ起きているのでしょうか。
今回はこの謎を解明すべく、昭和女子大学で音楽が行動に及ぼす影響 や音楽が人の心理に与える影響について研究されている池上真平准教授にお話を伺ってきました!

なぜ、人は音や音楽から『怖い』という感情が生まれるのか。その謎に迫った約90分間のインタビュー!
トラウマ音楽はなぜトラウマ音楽として記憶に残るのかなどについて語られた本編をぜひ最後までお楽しみください!
取材・文/メカ泉
なぜ、人間は『音』や『音楽』から『恐怖』を感じるのか。
そのメカニズムについて端的に知りたい方はコチラ
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