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高プロは「労働者が政治を舐めたツケ」経営者優位の法案が成立する理由を解説

今の現実は、政治を舐めた労働者側の怠慢から生まれた

山路:
 本当にこれは、みんなおかしいと思うという声をあげないとどうしようもないのかなと思いますけどね。今回の場合は、高プロになれと言われたら抵抗すれば良かったりするんですかね?

小飼:
 だから、その抵抗の仕方というのも、みなさん上手にやっていない。例えば、積極的に永田町に送り込もうとしている労組ってどれくらいあります? 労働者側の言うことを聞いてくれる議員を送り込むというのが、実は一番大事なことなんですよ。自分たちに有利な法案を出す、ちゃんとロビー活動をしろ。と、経営側はいっぱい送り込んでるわけですよ。

山路:
 経団連のいうことを聞く人は、いっぱいいますもんね。

小飼:
 パーティー券を買ってくれるのは、経営者側なんですよ。でも、労働者がわざわざパーティー券を買ったりしますか? という。そういったところからやらなきゃいけないんですよ。だから、こういうのも何ですけれども、ハッキリ言いましょう。労働者のみなさんが、政治を舐めていたツケを今、支払わされているわけですよ。

山路:
 「ロビーイングにも実弾がいる」(コメント)

 実弾って現金のことですよね? その金ってどうやって集めればいいんですかね?

小飼:
 だから、ちゃんとそういったお金が必要だということを、労働者のみなさんも自覚した上で、ちゃんと経費を算出して、それを支払うことですよね。

山路:
 なるほど。そこのところで、竹中平蔵さんが巧妙だったのは、労働者も正規と非正規に身分が分けられていて、一緒に活動できないという。

小飼:
 その通りです。経営者の方は、そういった口利き料というのがないと、物事が動かないというのを知っていますが、労働者のみなさんは、会社の業務さえやっていれば、あとは会社や政府みたいな大きなところが、俺の預かり知らないところはうまくやってくれるさ。で止まっちゃってるんです。これでは、もう初めから勝負になりませんよね。

山路:
 なるほどな。

 「ロビー活動は日本で誰がやってる?」(コメント)

 それこそさっき言ったような経営層ということですよね、言ってみたら。

小飼:
 はい。何だけれども、経営層にしてみたら、自民党でも、旧民主党でも、政権がどこになろうが、媚薬を嗅がせるということに関しては、全然、変わってなかったんですよね。

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