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元受刑者が語る女子刑務所のリアル ――「全裸四つん這いで身体検査」「夜中は大便以外は流せない」

刑務所内での作業の賃金は月3000円

土屋:
 いろいろなことが渦巻いている中で、仕事をするわけですが一つ問題があります。

土屋:
 月にだいたいいくらくらいもらっているんですか。

中野:
 昔は大きかったけれど最近は下がってきて、一カ月普通にやっても3000円。

板野:
 買うものとかあるんですか。

中野:
 シャンプーとか石鹸は自分で買います。でも級で変わってくるのですが、お給料から使える額が決まっています。

西川:
 じゃ3000円お給料もらっているからって、「今月は奮発してシャンプー2本!」とかはできないんですか。

中野:
 できないです。シャンプーも2カ月に1回と決まっています。

ミクロマンサンライズ!!!:
 購買みたいなのがあるんですか。

中野:
 マークシートで買います。

土屋:
 これはすごい買い物だっていうものはありますか。

中野:
 ムダ毛を処理するシェーバー。

板野:
 それで悪用したりしませんか。

中野:
 だから級で買えるものが決まっています。

西川:
 カチカチの人とかに与えたら速攻で「うわぁ!」ってなるから。

中野:
 シェーバーは、こんなんいる? と思いましたけれど、買っている人は買っていました。毛は剃ったらだめなんですけれど。

星田:
 毛は剃ったらだめなんですか。

中野:
 そういうルールがあるんだけど、それを売っている。どこを剃るねんやろ。

散髪は2カ月に1回、予防接種はなし

ミクロマンサンライズ!!!:
 コメントでも挙がっていますが、髪の毛は切れるんですか。

中野:
 髪の毛は2カ月に1回。美容室で切らせてもらいます。でも前髪はまっすぐとか、肩までとか、下は10センチ以上切らないとだめとか、そういうルールはあります。

星田:
 インフルエンザの予防接種とかは?

中野:
 そういうのは全然なくて、インフルエンザ菌は中に入ってこない。でも先生がたまに菌を持ってきたりするからうつったりするけれど、インフルエンザは結構少なめです。

星田:
 注射の感覚で、覚せい剤を思い出したりは?

中野:
 そういうことを言っている人はいました。血液検査をしたときに「ちょっと気持ちがしんどかった」とか「いろいろ思い出した」とか。

西川:
 お金が発生していて使える額が査定で決まっていると。

土屋:
 そこで出所するときの貯金をして。

西川:
 さっき包装紙とか作っていると仰っていましたけれど、逆に言うと発注するほうは安値でやってもらえるからいいんじゃないのかなって。

星田:
 仕事も丁寧やしね。

中野:
 いくらかは安くなっていると思うんですけれど、その分私たちの生活費になっていると思います。

西川:
 そうか。業者の人も発注したものが安くなるだけじゃなくて、刑務所のほうにもお金を収めることで、きちんと賄われていると。税金だけじゃなくて、きちんと賄われているということなんですね。

刑務所内のいじめの原因は男性関係が多い!?

土屋:
 女性の刑務所ですから、こういうことがちょくちょくあります。

土屋:
 どんなのがありますか。

中野:
 外で男と揉めた子とか、私の彼氏が外に出た、私は中にいるけれど外に出た彼氏と仲良かった女の子がまた入ってきて中で揉めるとか。結構小さいことです。

西川:
 近いところにいくと、逆にそういうリスクも……。

中野:
 結構ありますね。

土屋:
 結構恋愛系が多いんですってね。

中野:
 多いですね。本妻と二号が一緒だったりとか。

星田:
 それ地獄やな。

中野:
 でも本妻は強いですね。

土屋:
 AKB48でもこういう陰湿ないじめはあったんですか。

板野:
 ないですね。

西川:
 お前は何を聞いてるねん(笑)。

土屋:
 模範生とかいう話もあったじゃないですか。ランクが上がっていくと、部屋も変わってくるんですよね。

中野:
 最初は鍵のついている部屋なのでトイレも中にあったんですけれど、だんだん級が上がっていくと、8人部屋でも鍵がかかっていなくて、外のトイレとかに行ける。

西川:
 じゃ、自由度も。

中野:
 全然楽ですね。鍵が開くというだけでも全然ストレスが違うし、8人部屋から頑張ったら次は2人部屋になって、最終的には私は1人部屋に行かせてもらいました。1人部屋で鍵もついてなくて、テレビもリモコンでつけられました。

西川:
 ちょっとしたビジネスホテルみたいな。

中野:
 作業をしに行っているだけで、戻ってきたら自分の家みたいな。だから真面目にしていたら、楽なのは楽です。

西川:
 そこにたどり着けるかですよね。

土屋:
 ランダムなので2人部屋も結構……。

中野:
 そうなんです。私、韓国の方と一緒だったんです。日本語が全然しゃべれない方で、しゃべろうにもしゃべれないから、どうしようと思って。監の図書館に行って、日韓辞書と韓日辞書を借りて、2人で見せ合いながら。長い期間いたので、結構な友好関係を築けました。

星田:
 その人は何をした人なんですか。

中野:
 コピー商品の販売をやっていました。

板野:
 殺人犯の人と2人部屋になったりするんですか。

中野:
 私は何度かありました。

板野:
 眠れなくないですか。

中野:
 中では何もやらないです。

板野:
 恨んで殺しただったらまだいいけど、誰でも良かったとかなら……。

中野:
 今考えると怖いかも(笑)。

西川:
 アメリカのドラマみたいな話ですけれど、中に恨んでいる人がいて、仲良くして、いつか2人部屋になるときを待って、みたいな。

中野:
 男の人はあるみたいです。昔、中で殺されたというのは聞いたことがあるから、昔はあったんだろうなと思います。

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