アメリカの「肉のキャンディー」を豚バラ肉で作ってみた！ 廃棄するはずのお肉がカリカリ＆ジュワッと美味しく変身
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『チュパチュパ舐める？肉のキャンディーってどんな味？』というホルモンしま田さんの動画です。
投稿者メッセージ（動画説明文より）
みなさんはBBQと言ったら、どんなメニューが好きですか？ スペアリブ、プルドポーク、ブリスケットなど、このチャンネルでも色々紹介してきました！ 今回は豚肉を使ったバーベキュー料理を紹介します！ その名もポークベリーバーントエンドです！ これは肉のキャンディとも言われています！ それでは早速やっていきましょう！
「豚肉のキャンディーを作ります」と投稿者のホルモンしま田さん。
豚肉とキャンディーという単語の組み合わせに混乱しそうになりますが、元はアメリカの三大バーベキューの1つ「ブリスケット」がルーツの料理とのこと。ちなみに他の2つはプルドポークとスペアリブです。
ブリスケットは牛肉の部位の名称。三角バラの下側に位置する胸の筋肉で、肉質は固め。スパイスをまぶしてじっくり10時間以上グリルなどで調理すると肉質が柔らかくなります。
長時間グリルすると端の方は焦げて硬くなるので、レストランなどで端は処分されていました。しかしその切れ端を無料の軽食としてふるまったところ好評で、人気メニューになったのが「バーントエンド」と呼ばれる料理です。バーベキューソースや砂糖、ハチミツなどが加熱されることでカリッとしたキャンディーのような食感へと変化しているのだとか。
牛肉で作るブリスケットは時間とコストがかかります。そこで代用として生み出されたのが、豚肉で作るポークベリーバーントエンド。今回はこちらを作ります。
まずは豚バラ肉を大きめの角切りに。
次に塩とブラックペッパーとガーリックパウダーとパプリカパウダーを混ぜ合わせてBBQラブを作りました。ボウルに油と先ほどの豚肉を入れたらBBQラブを加え、全体に絡んだら網に肉を並べ110度くらいで3時間から4時間燻製します。
ちなみに燻製器は以前「オカモチ」を改造して自作したものです。
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この間にBBQソース作り。鍋にリンゴ酢と砂糖とウスターソースとガーリックパウダーとカイエンペッパーを入れてひと煮立ち。トマトケチャップを入れて軽くとろみが出るまで煮詰めます。
次は溶かしバターにハチミツや砂糖やリンゴ酢、先ほど作ったBBQラブとBBQソースを加えてよく混ぜ合わせます。
そこへ燻製した豚肉を投入。よく絡めたらバットに並べ、アルミホイルで蓋をして120度で1時間加熱します。
最後にアルミホイルを外して15分ほど燻製したら「ポークベリーバーントエンド」の完成です！
「完成まで時間がかかる料理は出来上がりが待ち遠しいですよね」とホルモンしま田さん。ポークベリーバーントエンドを食べてみたところ、甘じょっぱさと燻製の香ばしさが表面をコーティングし、噛むと中から豚の旨味がジュワッと弾けるそう。ブリスケットを作ったときに端の部分が人気になったのも納得のお味だとか。
ステーキの端のちょっと焦げた脂身とか、目玉焼きの橋の薄く焦げた部分とか、炒め物の最後に残った汁などなど……そういったものに通じる美味しさだそうです。
今回の調理で、美味しいそれだけを食べたくて新たに料理を考えるのは理にかなっていると感じたそう。日本でも、メロンパンのカリカリ部分を商品化したものがありましたね。
ホルモンしまださんによるバーベキューの解説や調理、ジュワッとタレと脂が絡んだ美味しそうな肉の質感などに興味を持たれた方はぜひ動画をご視聴ください。
視聴者のコメント
・うーんうまそう
・なるほど
・おいしそう
・例え多い多いw
・めっちゃ出るやん 経験値高い
・わかるー
▼動画はこちらから視聴できます▼
『チュパチュパ舐める？肉のキャンディーってどんな味？』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43581762
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