『Minecraft』日本全国のランドマークを再現! 最新バージョンを遊びつくしながら47都道府県を制覇する壮大な企画をご紹介
突然だが「自身の住んでいる都道府県と言えば?」と聞かれた際に何を思い浮かべるだろうか?
果物や郷土料理に工芸品、大きなお祭りや出身の芸能人など考えられるものは多いが、やはりランドマークや観光スポットが思いつきやすいだろう。
今回紹介するのはシンボルタワーや神社仏閣、運河に山。公園、温泉、ダム、テーマパークなどなど都道府県を象徴するシンボルに関する実況プレイ動画。しうさん投稿の『ランドマークでにっぽんクラフト』シリーズだ。
この動画は『Minecraft』の最新バージョンを遊びつくしながら、日本列島を模したワールドで日本全国のシンボルを再現していくというもの。
今回はこの夏投稿されたばかりの日本全国を旅するような『Minecraft』実況プレイ動画。47都道府県制覇も近いシンボル再現の様子をご紹介する。
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最新バージョンを遊びつくしながら日本全国を旅行気分
旅行も難しいこの夏の寂しさから日本を旅するような気分になれる企画を、と生まれた『ランドマークでにっぽんクラフト』シリーズ。
本企画の第一のテーマとなるのはふたつの目標を達成し「『Minecraft』の最新バージョンを遊びつくす」こと。
本シリーズでは投稿時点で最新のバージョンとなる1.17.1で入手できる全てのブロックと進捗(実績)の回収&解除を目標としており、それぞれ341種のブロックと86種の進捗が対象となる。
また、ふたつの目標のほかに出現率の低い青いウーパールーパーの発見を努力目標として掲げている。
そして、第二のテーマとなるのがタイトルにもなっている日本全国のランドマーク建築だ。
本企画では第一のテーマで使用するワールドとは別に、日本列島を模したワールドが用意されており、動画1本につきひとつの都道府県を選択、その都道府県を象徴するシンボルを再現する。
シンボルの再現には、最新バージョンで回収したブロックを用いるため、冒険パートが進むほど建築の幅が広がっていく仕組みだ。
再現するシンボルはランドマークを中心に観光スポットや特産品が対象となっており、時には対象の都道府県に住むゲストを招いて再現。
動画内ではゲストと共に各都道府県の良いところや特徴も紹介しており、地元民にしか伝わらない小ネタなども披露されている。
ランドマークにご当地グルメ、各都道府県のシンボルを制作
本シリーズの注目ポイントと言えば、やはり動画後半に収録されている建築パート。ここからはシリーズ内で再現された日本全国の様子をピックアップしてご紹介する。
Part1:少ないブロックで福岡名産&ランドマーク再現
記念すべき最初のシンボル制作の対象となったのは、投稿者であるしうさんが住んでいる福岡県だ。
福岡県と言えばアジア・九州の玄関口とも呼ばれる九州の大都市。シンボルと言えるものは多いがいったい何を再現したのだろうか?
限られた土地の中で再現された福岡県のシンボルがこちら。
記念すべき初回のランドマークとして選ばれたのは福岡 PayPayドームと太宰府天満宮、どちらも建材の少ない初回としてはかなりのクオリティで再現されている。
太宰府天満宮の上に建てられているとにかく目立つ顔のようなものは、二〇加煎餅のパッケージ。空港などのお土産コーナーにも並ぶお馴染みの商品だ。
ちなみに、福岡 PayPayドームの奥に見えるのは博多名物めんたいこ。ドームの裏に隠れているがとんこつラーメンも作られている。
Part5:タワーに看板、太陽の塔。ランドマーク満載の大阪
建材も増え表現の幅も増えたPart5で再現に選ばれたのは、西日本を代表する大都市大阪府。
大阪と言えばシンボルタワーにお城、テーマパークなど観光スポットやランドマークの多い本シリーズでも注目のエリアだが、動画ではしっかりとインパクトの大きいランドマークが再現されていた。
建築が可能な面積としてはかなり小さな大阪府。しかし、再現されたシンボルはどれも何を表現しているのかがわかる完成度だ。
紹介画像から見える範囲では手前からUSJのユニバーサル・グローブ、太陽の塔、通天閣、道頓堀の戎橋とグリコサインを再現。
ランドマーク以外では太陽の塔の裏側に大阪と言えばなグルメ、たこ焼きが作られている。
Part11:お馴染みのテーマパークもやっぱり再現。ネタもバッチリ千葉県
東京のお隣、日本の空の玄関口も担う千葉県の再現が行われたのはPart11。
千葉県と言えば真っ先に思い浮かべるのは、やはりあのテーマパーク。
もちろん本シリーズでも東京ディズニーランドを代表する建物、シンデレラ城が再現されており、その傍らにはなんとも絶妙なキャラクターも配置されている。
空の玄関口ということで、成田空港も再現。限られた土地の中で飛行機と滑走路、管制塔で空港を表現。
千葉県は国内最大の醤油産地ということで、ご当地グルメ枠には醤油とマックスコーヒーが再現されていた。
Part24:圧倒的な土地面積で再現がはかどる北海道
限られた土地の中で都道府県を象徴するシンボルを再現する本シリーズでは、建てやすいランドマークを選んだり、サイズ感を調整したりと様々な工夫が必要だ。
しかし、圧倒的な土地面積を誇る北海道の前ではそんな制限はあってないようなもの。Part24では1本丸々建築パートとなる建築祭りが行われた。
紹介画像では食べ物からランドマークまでたくさんのシンボルが建てられており、北海道と言えばなランドマーク、クラーク像に札幌時計台、札幌テレビ塔は紹介画像でもパッと見てわかる再現度。
トウモロコシなどの特産品も並ぶ中、まさかのシンボル、タンチョウや木彫りの熊も再現。広大な土地を活かした圧倒的なシンボルを完成させている。
『Minecraft』の最新バージョンを楽しみながら、日本全国のシンボルを再現する『ランドマークで にっぽんクラフト』シリーズ。47都道府県の制覇も近い本シリーズをぜひチェックしてみてほしい。
文/富士脇 水面
『【マイクラ】ランドマークで にっぽんクラフト #1【ゆっくり実況】【福岡県】』
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