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プーチン圧勝に終わった選挙の不正投票疑惑を政治コメンテーターが語る「選挙管理委員会が大量に投票する様子が防犯カメラに」

 3月18日投票のロシア大統領選で、ウラジーミル・プーチン大統領が7割を超す得票率で通算4期目の再選を決めました。

 この話題を受け、自民党の山本一太議員がホストを務める番組「山本一太の直滑降ストリーム」の中で、政治コメンテーターの長尾俊介さんが大統領選を解説しながら、プーチン大統領政権下の軌跡を振り返りました。

プーチン大統領(右)と安倍首相(左)。
(画像は駐日ロシア連邦大使館公式Twitterより)

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プーチン大統領圧勝の裏に不正投票?

左から山本一太議員、長尾俊介さん。

長尾:
 ロシアの話題にいきたいのですが、みなさんもご存知の通り、最近大統領選挙がロシアでありました。それで大方の下馬評通り、またプーチン大統領が勝ったんですけど、これで6年間任期が伸びて、2024年まで大統領です。

山本:
 すごいね。2024年って、スターリンに次ぐ長さですよね。プーチン大統領が記者団の質問を受けていて、「あなたは5期目もやるんですか」って言ったら「90歳まではできないよ」と言いながらも目が笑っていなかった。もしかしたら6期もやるかもしれないね。

長尾:
 最近、お隣の大国が終身リーダーみたいな感じで。

山本:
 どういうことなんだろうね。まさしく習近平がいま、集団指導体制【※】を崩して、長くやろうとしている。文在寅大統領も、大統領の任期を伸ばそうとしている。だって5年で終わったら逮捕されちゃうって言われてますもんね。

※集団指導体制
トロイカ体制のこと。複数の共同指導者により組織を運営する体制。

長尾:
 李明博元大統領も起訴されていますしね。

山本:
 恐ろしい世界ですよね。

長尾:
 こちら、投票者数のうちの得票率です。76%でダントツなんですね。これはささやかなニュースなのですけども、一番の政敵と言われていたアレクセイ・ナワリヌイさんは、そもそも出場できなかった。

得票数は76%を超え、対抗馬のアレクセイ・ナワリヌイさんは出馬できなかった旨が記載されている。

山本:
 出馬禁止されていたの?

長尾:
 そうなんです。ずっとデモをやっていて、それが認められたデモではないからということで、しょっちゅう刑務所に入れられていたんですよね。それを以て、選挙管理委員会は「あなたは出られません」って言うんですよね。

山本:
 結構若者に人気がある人なんだよね。

長尾:
 はい。

山本:
 これ、代理投票っていう仕組みがあって、すごい仕組み。同じ人が何回も投票するから、計算できないよね。

長尾:
 そうなんですよね。防犯カメラで見ると、選挙管理委員の人が大量に投票しているんです。

山本:
 すごいよね。しかも世論調査も政府系のメディア以外は禁止でしょう。これはすごいよね。

長尾:
 アレクセイさんが独自に自分たちの監察員みたいなのを置いてやろうとしていて、不正の数を数えたりはしているんですけれども、それでもおっしゃる通り、オフィシャルな分析結果、調査は国のものだけですね。

山本:
 一昨日かな、安倍総理がすぐ電話して、プーチン大統領に祝意を述べていましたが、こういうところにすぐ電話ができるのがすごいですよね。

長尾:
 果たしてどれくらい大統領を続けるのかですね。

絶対的貧困率の低下、安定した実質賃金率。プーチン大統領の実績を振り返る

長尾:
 不正はあったと見られていますが、それでも俄然人気。

山本:
 人気はあるんですよね。ロシアの人たちって、強いリーダーを求めるから、女性には人気があるらしいよ。

長尾:
 上半身裸でクマを持ったりっていうのもいいのですが……。

山本:
 プーチン大統領のカレンダーが結構人気でしょう。

プーチン大統領の2018年壁掛けカレンダー。
(画像はAmazonより)

長尾:
 はい。それだけじゃないんですね。プーチン政権下のロシアということで取り上げたいのですが、絶対的貧困率【※】というのは下がっているんですね。

ロシアの絶対的貧困率の変動。

※絶対的貧困率
必要最低限の生活水準を維持するための食糧・生活必需品を購入できる所得・消費水準に達していない絶対貧困者が、その国や地域の全人口に占める割合

 ペレストロイカ【※】があったりして、いろいろと国市場が開放されたりして激動の時期もあったのですが、その頃から着実に下がっている。

※ペレストロイカ
1980年代後半からソビエト連邦で進められた政治体制の改革運動。

 こっちも一応直近までは実質賃金率が伸びていたのですが、ちょっと最近は……。でも長期的なトレンドで見るとすごくいいですね。

ロシアの実質賃金率。

山本:
 実績は残している。

長尾:
 はい。そして車を持っている人の数も増えています。なんとマイクロウェーブ(電子レンジ)の数のほうが、世帯数より高いという不思議なことが起きています。どこで使っているのかという話ですね。

世帯における車と電子レンジの所有率。

 もう一つ。IKEAの数。2000年にはモスクワに1店舗だったのが、いまは14店舗あります。

2018年現在のロシアのIKEAの数。

 こちらは面白いのですが、シャンパンを飲む率というか、本数が上がってきている。

山本:
 ウォッカは少なくなってきている。社会問題だもんね。ウォッカを飲むのがロシア人の平均寿命を下げていると言われているから。

ロシアでのウォッカとシャンパンの消費率。

長尾:
 当然ながらロシアからもいろいろスタートアップが出てきています。

ロシアの人口におけるインターネット使用率。

山本:
 ベンチャー企業のことね。

長尾:
 はい。インターネットの普及によるところが大きいと言われます。

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