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対局中に将棋盤が割れた!? ひふみん伝説を加藤一二三九段が語る

 ひふみんの愛称で知られる加藤一二三九段は、現役を引退してからテレビ出演などメディアに引っ張りだこで、最近は声優デビューも果たすなど活躍の幅をどんどん広げています。

 4月12日(木)にニコニコ生放送で中継された「第76期名人戦 七番勝負 第1局 2日目」に解説として加藤九段、畠山鎮七段、聞き手として山田久美女流四段が出演。解説の合間には、ひふみん伝説の一つ「対局中に盤が割れた」というエピソードについて語りました。

左から、聞き手の山田久美女流四段、解説の畠山鎮七段、同じく解説の加藤一二三九段

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 「対局中に盤が割れた」という事件は昭和40年頃の王将戦、大山名人との対局で起きた出来事で、加藤九段は「伝説では私が盤を割ったとなっていますが……。戦い半ば、考えている最中に音がして、(私の右の方の)香車が飛び上がりました。見たら盤が割れていました」と当時を振り返ります。

 続けて、「空前絶後の出来事。理屈で説明できないことが起こったので、『盤が空気を読んだのか』と思わないと解釈できない。二度と(対局中に)盤が割れることはないでしょう」と締めくくりました。

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