「裁量労働をやりたければフリーランスになればいい」──“働き方改革騒動”を受けプログラマー小飼弾が一喝
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裁量労働をやりたければフリーランスになれ!
小飼:
実は、裁量労働制に関して、結構多くのプログラマーの人などが、「せっかく上手く行ってる俺の現状に水を差さないでくれ」みたいなことを言っているんだけれど、これに関してはハッキリ言いましょう。
山路:
(笑)
小飼:
裁量労働が欲しかったらいつでも出来るんです。フリーランスになればいい。100%裁量労働ですよ。
山路:
私なんか、そうですよね(笑)。
小飼:
だから会社に雇用されていて、労働法規が云々という。それはおかしい! だから本当に裁量の権利が欲しかったら、いつでも雇用されることをやめて、業務委託契約を結べばいいんですよ。
山路:
「これだけの成果を出して、これだけの報酬」とか、あるいは「これだけの時間働くからこれだけの報酬」という契約をすればいいだけの話ですよね?
小飼:
そうそう。だから裁量なんていうものは、いくらでも得られるんです。なのに、なんでわざわざ裁量労働制とか言っているかというところで、やっぱりピンとこなければいけない。
山路:
定額働かせホーダイを目指しているのじゃないかと。
小飼:
当然その通りです。はい。
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