痔の薬「ボラギノール」は実は12種類あった! 塗り薬だけでなく“飲み薬”もある意外な全貌を解説してみた
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『【解説】『痔に悩んでいる人へ』 ボラギノール 【宮舞モカのお薬ラジオ #86】』といういわし@超ビビリさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
定期的に、1つのお薬を取り上げて詳しく解説する企画です。 いいねを押すとプチお薬解説を見ることができます。

薬剤師である投稿者のいわし@超ビビリさんが、痔の薬の「ボラギノール」を解説します。

市販薬として有名なボラギノールは全部で12種類あるそう。思いのほか種類が多く、コメントでは驚きの声が寄せられています。

まずはメジャーなボラギノールAから解説。その構成成分は4つだと、いわし@超ビビリさん。プレドニゾロン酢酸エステルはかなり弱めのステロイドで炎症を抑えます。リドカインは局所麻酔薬で、虫刺されの薬にもよく入っているそう。

他にはアラントイン、トコフェロール酢酸エステルが含まれています。アラントインは医療用医薬品には存在せず、市販薬にのみ使われている成分だそうです。新しい皮膚の形成を助ける成分で、化粧品にも使用されています。

この4つの成分が配合されたボラギノールAには座薬、注入軟膏、軟膏という3つの剤型があります。これらは痔ができた部位によって使い分けるのですが、注入軟膏は内側(座薬)と外側(軟膏)の両方に対応できるので、迷ったときには注入軟膏でいいとのことです。

次に解説するのはボラギノールM。こちらは先の4つの成分の内、ステロイドがグリチルレチン酸に置き変わっています。この成分は「甘草」という生薬に含まれているものです。ステロイドが無いということで、妊娠中でもより安全に使用できる薬とされています。

ボラギノールMには座薬と軟膏があり、注入軟膏はありません。

続いてはボラギノールプレミアムについて。高そう&強そうな名前にふさわしく、6種類の成分が配合されています。配合成分のうち4種はボラギノールAと同じものだそうです。

追加されたクロルフェニラミンはいわゆる抗ヒスタミン薬。アレルギー反応を抑える成分です。もう1つ追加されたイソプロピルメチルフェノールは殺菌・消毒剤で、せっけんやハンドソープに含まれているもの。患部に感染症を起こさないためのものだそうです。

そんなボラギノールプレミアムには、軟膏と座薬と注入軟膏があります。

ただしボラギノール全種に共通なのですが、座薬は4/28~10/31の販売がありません。気温が高いと座薬が溶けるためです。

そして、なんとボラギノールには飲み薬が4種類存在するといわし@超ビビリさん。すでに知っていた人もいるようですが、「なんと」「飲めるの⁉」といった驚きの反応が多く寄せられました。

まずはボラギノールスムースというものがあり、これは痔ではなく便秘薬とのこと。水酸化マグネシウムは腸内の水分を増やして便秘を解消します。

残りの内服ボラギノールシリーズ3種は痔の薬ですが、いずれも漢方薬です。抗炎症作用を持つ生薬成分が固められているものだとか。3つの製品を構成する生薬成分は全く異なるものの、市販薬かつ漢方薬のため、薬剤師であるいわし@超ビビリさんに詳細はよくわからないとのことでした。

また、知名度の高いボラギノールですが、病院で処方される薬には存在しません。痔の薬として医療用医薬品で最もメジャーなものは、強力ポステリザン軟膏というもの。


ヒドロコルチゾンという弱いステロイドの他に、大腸菌死菌浮遊液という1g中に死んだ大腸菌が2億個以上含んだものが入っています。免疫機構の反応により、免疫力の向上や感染予防となり、組織の修復を早めるのだそうです。ボラギノールの注入軟膏と同じように、患部が外側でも内側でも使えるとのことでした。
痔に~はボラギノール♪ のイメージがありますが、そのボラギノールはなんと12種類あるという驚きの情報からはじまったいわし@超ビビリさんの解説。それぞれの薬の詳細に興味を持たれた方はぜひ動画をご覧ください。配合成分について丁寧に説明されています。
視聴者のコメント
・知ってるけどよく分からない薬の一つ
・一回痔で死にかけた時助けられた
・ボラギノールって12種類あんねん
・思ったより多いな
・今回、いつもに増して衝撃の事実が利いてますね…
・勉強になった
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【解説】『痔に悩んでいる人へ』 ボラギノール 【宮舞モカのお薬ラジオ #86】』
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