「胸を借りるつもりでぶつかっていきたい」藤井聡太四段、叡王戦本戦への抱負を語る&ニコ生ユーザーの質問に答える
——今月でプロになって1年経つと思うんですけれど、昇段後、連勝記録だったりとかここまで非常に目まぐるしい1年だったと思うんですけれど、ご自身としてプロのこの一年振り返っていかがだったでしょうか。
藤井:
プロ棋士になって、デビュー戦から連勝も含めて本当に色々な経験をさせていただいて、自分としても成長できた1年ではなかったかというふうに思っています。
——叡王戦は今年から新設された棋戦なんですけれど、プロ1年目の藤井先生にとってもしかしたら初のタイトル戦がかかっている可能性がありますけれど、その辺どう思いますか。
藤井:
まだ実力が及ばない部分が大きいと思いますので、まずしっかり実力をつけて、いつか頂点を目指したいというふうに思っています。
——是非ここは優勝に向けて、力強い意気込みみたいなのをいただけないでしょうか。
藤井:
本戦は格上の先生ばかりですけれど、胸を借りるつもりで思い切ってぶつかっていきたいというふうに思っています。
——本戦はおそらく11月の真ん中ぐらいから始まる予定なんですけれど、どのような将棋を見せたいと思いますか。
藤井:
最後までどちらが勝つかわからないような熱戦を演じれるように頑張りたいというふうに思っています。
——最後に今回ニコニコ生放送で叡王戦を見ている視聴者や将棋ファンの方々にメッセージをいただけますでしょうか。
藤井:
今日は最後までご視聴いただきありがとうございます。本戦でも一局でも多く熱戦を演じれるように頑張りたいと思っていますので、またご視聴をよろしくお願いいたします。
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