北朝鮮で将軍様の居る方角にマシンガンを向けたらめっちゃ怒られた話。——北朝鮮に拿捕された米スパイ船「プエブロ号」を訪ねてみた
自国の兵が捕虜になっても戦わない国が日本を守るのか
ニポポ:
結局アメリカは反省文を書いたから捕虜を返してもらったんだよ。捕虜は返してもらったんだけど、プエブロ号は返してもらえなかったんだよ。いまだに返せって言っているんだけど、見世物にされているっていうのが現状なわけなんですけれども。
ここの対応を見て、自国の兵士があれだけの目にあっても結局踏み切らない過去があるわけですよ。自国民が関係ないところで圧力以外のカードを切ってくる可能性ってどれだけあるのかな。ちょっとみんな考えて欲しいなっていうことは思うね。

ニポポ:
アメリカに利益ないもんな。北朝鮮のミサイルの後ろにはロシアがちらついているってことも見え隠れしちゃっているわけじゃないですか。そんな状況でアメリカが思い切った行動に出るのかなっていうのは、どうだろうね。日本では見られないような珍しい動画を持ってきましたんで、みなさん今回の情報をしっかり脳内に収めて色々判断していただければと思います。
安さんはプエブロ号に行きました?
安:
行きましたね。
ニポポ:
結構衝撃的じゃなかったですか。こんなことあったんだ! みたいな。
安:
われわれは小さいときから歴史自体は習っていたので、「あ、これが現物か」って感じでしたね。
ニポポ:
あのニュースってあんまり日本ではほとんどやらないじゃないですか。
安:
ネタとして引きが弱いんじゃないですかね。
ニポポ:
確かにね。
安:
アメリカみたいな国でも北朝鮮と100回戦ったら1回くらい負けるでしょっていう確率ですから、北朝鮮にとってはすごく大きな成果だったと思います。
ニポポ:
北朝鮮にとっては千載一遇だね。
安:
北朝鮮にとっては大きな成果でも、アメリカにとっては別に痛くも痒くもないというのが現実でしょうけど、でもそのアメリカから譲歩を引き出したっていうのは確かにすごいと思いますが……。そうですね、確かにあんまりこの話題は報道されないですね……。
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