『エルデンリング』バグを使わず1時間20分でクリア。ボスの攻撃を受けてまでタイム短縮を目指すガチプレイRTAをご紹介
今年2月の発売からか月ほどで、1,660万本以上を売り上げる世界的大ヒットを記録したアクションゲーム『エルデンリング』。
ソウルシリーズなど高難易度のアクションゲームで知られるフロム・ソフトウェアからリリースされた本作は、話題作としてのハードルを軽く飛び越える圧倒的な完成度で多くのゲーマーを魅了した。
筆者ももちろん本作をプレイしており、140時間ほどで1周目をクリア。周回プレイまでは進めていないものの、ここ数年のアクションゲームでは、かなりの上位に食い込む満足感を得ている。
発売直後から動画配信サイトでは多くの実況プレイが行われた本作だが、発売から6か月ほどが経過した現在でも熱量はまだまだ高いままだ。
今回紹介するのは全世界的な大ヒットを記録した『エルデンリング』を、1時間20分ほどでクリアしてしまった動画。
やまーだ/柏木あおVさん投稿の『エルデンリング Any% RTA バグなし IGT 1:17:50(RTA 1:24:06) part1【特大2刀流】』だ。
今回はバグを利用せず『エルデンリング』の最速クリアに挑戦し、圧倒的なやり込みを披露したRTAをご紹介する。
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バグを利用せずに『エルデンリング』を1時間20分ほどでクリアしたAny%RTA
今回紹介する動画は高難易度の死にゲーとして知られる『エルデンリング』を、1時間24分でクリアしたAny%RTAだ。
Any%RTAとは達成度を問わずエンディングに到達するまでのタイムを競うものだが、今回やまーだ/柏木あおVさんが挑戦しているのは、Any%RTAの中でもグリッチレスと呼ばれるカテゴリ。
『エルデンリング』やソウルシリーズをはじめとした、フロム・ソフトウェアのアクションゲームでは、意図的にバグを発生させボスをスキップしたり、ワープや壁抜けといったタイム短縮のためのテクニックが使用される場合があるのだが、このカテゴリではそれらの使用が禁止されている。
そのため、本RTAで披露されるテクニックは、全てゲーム本来の仕様を落とし込んだシンプルなもののみ。
バグを利用した派手なテクニックが使われない一方で、ボスのパターンを読み切ったプレイや、必要なアイテムを最短で取りに行くようなルート作りなど、かなりのやり込みを感じさせるテクニックが収録されている。
圧倒的なやり込みを感じるパターン化されたボス戦
さて、前述の通り本RTAでは、壁抜けなどの派手なテクニックが披露されない一方で、ボス戦などでは圧倒的なやり込みを感じさせるパターン化された戦いなどが披露されている。
例えば、Part1では多くのプレイヤーが序盤で苦しめられたボス“忌み鬼マルギット”戦を収録。
この戦闘では完全にパターンを読み切り、4回も崩しを入れる一方的な戦いを披露。戦いの中ではタイム短縮のため、あえて攻撃を受けてまで効率的にダメージを与えるプレイも見せ、視聴者を驚かせていた。
また、続く大ボス、多くのプレイヤーが最初に挑んだであろうストームヴィル城の“接ぎ木のゴドリック”戦でもパターン化された戦いを披露。
こちらでもあえて攻撃を受け、崩しから大ダメージを与えるプレイや、パターン化しやすい攻撃の派生を位置調整で誘導するプレイも披露。わずか1分30秒ほどで撃破してしまった。
Part1では序盤のボスを一方的に攻略して見せたやまーだ/柏木あおVさんだが、このパターン化された美しい戦闘は、タイム短縮のため真剣にパターンを組んでいった結果であるという。
動画によればやまーだ/柏木あおVさんは、このRTAを3か月以上も続けてきたとのことで、Part2以降ではそんなやり込みを感じさせるボス戦が多数収録されている。
パターン化されたボス戦などを披露し『エルデンリング』を1時間20分ほどでクリアした本RTAシリーズは既に完結済み。やまーだ/柏木あおVさんはワールドレコード狙いのRTAにも挑戦するとのことなので、本シリーズと併せてチェックしてみてほしい。
文/富士脇 水面
エルデンリング Any% RTA バグなし IGT 1:17:50(RTA 1:24:06) part1【特大2刀流】
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