岡崎体育が手掛けたボカロの名曲『阪神戦』を君は知っているか? ノスタルジーあふれる歌詞に「泣ける」「本人に歌ってほしい」との声
今回ご紹介する動画は岡崎体育さんが投稿した『【初音ミク】阪神戦【オリジナル】』です。
現在、シンガーソングライターとして活躍している岡崎体育さんがデビュー前にボカロPとして投稿した貴重な動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
久しぶりにゾイド作りたくなってきたわ。
『阪神戦』は『ハイスクール・ノータリン』のタイトルで2012年の自主制作CD『グレイテスト・ヒッツ』にも収録されています。
日の暮れかかっている空を背景に、初音ミクのシルエットが浮かんでいます。
30秒の前奏はゆったりしたテンポで、ノルタルジーを駆り立てる曲想です。
噛んでいたガムの味はもう
とっくの前になくなってる
通いなれたこの道まで
なんだか味気ないぜ
学校帰り子供の声
何時に帰ると親の声
阪神戦 川藤の声
ごちそうさまと僕の声
あぁまた 明日もこんなもんです…
High school No tarin is the High risk No return……
故郷で過ごした何気なくて退屈で日々。でもそんな日々は二度と戻ってこない。地球上のどこかで、今日もそんな味気なくかけがえのない日常が繰り返されています。
メジャーデビュー前に制作された楽曲ですが、すでに岡崎体育さんらしさがにじみ出ており、自身でもこの曲を「岡崎体育のなかでいちばんダサイと言われていて、いちばん泣けると有名な曲」とご紹介されています。
岡崎体育さんのボカロP時代の貴重な名曲を、ぜひ動画でご覧ください。
視聴者のコメント
歌詞の壮大さ好き
切なくなる
他の岡崎体育初期作品の中でもダントツで完成度高い
本人に歌ってほしい
▼動画はこちらから視聴できます▼
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