感度100倍なドタバタ学園ラブコメ『かんどちゃんには触っちゃダメ！』。超敏感肌な殺し屋×影が薄いだけの少年の勘違いが止まらない？
“敏感”という言葉自体に変な意味はないはずなのに、この2文字を見るだけに無性にドキドキしてしまうこの気持ちはなんなのか……。
ニコニコ漫画の「ドラドラしゃーぷ#」にて連載中の『かんどちゃんには触っちゃダメ！』では、超敏感肌な殺し屋の女の子がドタバタな高校生活を送ることに!?
天敵とも言うべき存在の出現や淡い恋の予感の到来に戸惑いまくる主人公が、カワイイ反面心配にもなってくるレベル。いろいろな意味で目が離せません！
作者：稲葉白（@178tye）
スゴ腕の殺し屋JKが見せた即オチ劇
黒服の男たちが血まみれで横たわるなか、この場には不釣り合いにも思えるひとりの少女の姿が。
彼女の名前は、環土好子（かんど このこ）。この人数を相手に指一本も触れられることなく始末してしまう、スゴ腕の殺し屋です。
そんな環土ちゃんは、パパの言いつけでこの春から高校に通うことに。
殺し屋稼業で五感が異常発達している彼女は、部活勧誘の人混みを難なくすり抜けていきます。
そして、なかでも特に鋭敏に研ぎ澄まされていたのが“肌の触覚”。
これが環土ちゃんの高度な危険回避能力の支えとなっていたのですが、敏感過ぎたゆえに母親以外に触れられた経験がないというのはちょっと心配かも？
まあ、他人との接触をオート回避できるほどの彼女ですから、さしたる問題ではないのでしょう……。
……と思いきや、入学早々に環土ちゃんの触覚センサーをぶち破ってくる不届き者が出現！
彼女にまったく気取られることなく背後をとり、あげく肩に手を置いてみせたこの男子はいったい何者なのか!?
環土ちゃんに接触を果たした男子・白井くんの正体とは
人生で初めて、母親以外から触れられるという事態に陥ってしまった環土ちゃん。
ひとしきり驚いた後、彼女は羞恥心からか顔を真っ赤にさせてしまいます。
「しかも男が……！」と、ふだんの冷静さもどこへやら。
あの男子の正体が気になった彼女は、きっと“同業者”に違いないと危険を顧みず接触を試みます。
しかし先ほどの衝撃も冷めやらぬなか、威勢良く机に手をついてしまったせいで環土ちゃんの手はぷるぷるに。
何もかもがうまくいかず取り乱す姿がまたかわいらしく、いつまでも見ていたくなるような気持ちになります。
そして例の男子も男子で、“同業者か？”との問いに「まぁ……そうかな？（同じ高校生だし）」と答えてしまうものだから事態はややこしい方向に。
結局環土ちゃんはその言葉を真に受けて、その男、白井霧男（しらい きりお）の名を胸に刻み込んでしまうのでした。
いや彼、ただナチュラルに影が薄いだけのふつうの男子高校生なのですが……。
環土ちゃんの殺し屋とは思えない取り乱しっぷりがひたすらカワイイ
単なる影が薄いだけの男子に、うかつにも接触を許してしまった環土ちゃん。
もっとも彼女は白井くんを同業者と思い込んでいるからまだしも、彼に触られた感覚はいまだ消えないようで……。
昼休みになっても、ひとり屋上で彼の指が触れた自分の肩をさすり続ける羽目に。
この戸惑いの表情といい、チラリと見えるタイツのランガードといい、とても殺し屋とは思えない無防備さがたまりません。
そんな状態で白井くんに背後から声をかけられたものだから、「にゃ～～～!!」と飛び上がってしまう環土ちゃん。
一瞬で距離を取り、フェンスにしがみついたところはさすがの身のこなしですが、そもそも彼の尾行に気付けなかった時点でOUTだったのでは……。
ちなみに白井くんが彼女を追ってきた理由は、単純に友だちになりたかったから。じつは彼は影が薄すぎたゆえに、他人に名前を覚えてもらったことがなかったらしく。
つまり環土ちゃんが名前を覚えてくれた初めての相手ということで、お互いに運命的な出会いとも言えたわけなのでした。
……まあ環土ちゃんは、白井くんが名前を覚えてもらえなかった件に関して「全員殺したのか!?」なんて物騒な勘違いを続けていますが。
そんなわけで、友好の証とばかりに白井くんから握手を求められてしまった環土ちゃん。
他人から触れられるどころか、今度は自分から触れねばならぬ状況に追い込まれてしまった彼女は、果たしてこの状況をどう切り抜けるのか……!?
勇気を振り絞って歩み寄った環土ちゃんが、その後に見せたかわいすぎるオチについては、ぜひ本編にてチェックしてみてください！
（画像はニコニコ漫画『かんどちゃんには触っちゃダメ！』より）
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