渋谷のTSUTAYAで開催中の「ライトノベル展2025」へ行ってみた! 見て楽しい、食べて嬉しい、人生最大量のラノベを摂取できる企画展は12/28まで
昨年実施され大好評だった「ライトノベル展」が、今年もSHIBUYA TSUTAYAに帰ってきました!
渋谷にいまだビビってしまう古のオタクですが、行かないわけにはいきません。
冬休み気分が日に日に高まってくる2025年12月19日(金)から28日(日)まで入場無料!で開催中の「ラノベ展」、今年も大充実の内容でした。
興奮冷めやらぬままレポートします!
筆名:よるの えこ
■ラノベの世界に没入! 全身でラノベを浴びる1階
世界的観光名所になってしまったスクランブル交差点の向こうから、見覚えある姿が呼び込んでいます。
宇宙人でも未来人でも超能力者でもないただの人間ですが、行っていいですか? ハルヒさん……!

「ラノベの看板はやっぱハルヒだよな~」と後ろから声がしました。わかります。
各々が描く自分にとっての“ラノベ”は、世代や環境によっても大きく変わると思いますが、私にとってハルヒはまさに青春。
オタクカルチャーのちょうど過渡期にもあたるんじゃないでしょうか。
若い世代にも読まれ続けていくためにも、こういったおさらいできるイベントはありがたいです。
誘われるまま入りこむと、圧巻の「ライトノベル・ロード」が迎えてくれます。

上から下まで、ラノベの表紙がズラリ!! 見覚えあるものがたくさんありすぎる~!

歴戦のオタク、ここで30分消費。まだ20歩くらいしか進んでません!
回り込むと「ハイライト・ウォール」が。
『涼宮ハルヒ』『ソードアート・オンライン』『デート・ア・ライブ』『この素晴らしい世界に祝福を!』『Re:ゼロから始める異世界生活』の堂々5タイトルが、ギュッとまとめられています。


情報量が多すぎる……!(※嬉しい悲鳴)コラージュのような造りもオシャレですね~。

1階中心部には、天井から「イラストレーション・サークル」が展示されています。
表紙や挿絵などのイラストが多数連なり、めちゃくちゃ綺麗……! 美術館さながらです。


外から眺めてもよし、中に入ってもよし……。
オタクが死ぬ前に見る景色みたい。考えた人、天才ですね?
奥の壁面には、何やらカッコいい動画が。「フラグメント・ストリーム」ですって!

印象的なセリフやフレーズ、タイトルが寄せては引いていきます。
まさにストリーム。あまりのクールさに、しばらく佇んで眺めてしまいました。
あの頃読んでいた活字が、こんな風にスタイリッシュになるなんて……。誇らしい。
もうかなり時間を使っている気がしますが(※1時間経過)、昨年よりもあきらかに重厚になっている「ライトノベル展」、まだまだ離してくれません。
隣の壁面では、発表時点から気になりすぎていた、ラノベのMV「ラノオト」が上映されています。

ソニーミュージックの名曲とラノベがまさかのコラボということで、「ラノベもすっかりメジャーになったのう」と深く頷いていたのですが、【「ライトノベル展2025」×ORANGE RANGE『ミチシルベ ~a road home~』】の歌詞を読みながら聴いていると、目から水が……。
ラノベを最も読んでいた多感なあの頃に戻ったような心持ちに。
絶え間なく襲ってくる【2000年代ライトノベル×『空色デイズ』/中川翔子】も【2010年代ライトノベル×『High Free Spirits』/TrySail】もエモすぎる!!
そういえばこの作品好きだったな、あの子が読んでたな、クラスで流行ったな、などなど……、様々な思いが駆け巡っていきます。
自分にとっての”青春”が詰まっていました。まさか渋谷で再会できるなんて。感慨深いです。
きっと同じような衝撃を受けたのでしょう、じっくり見入っている方々が多いのも印象的でした。

キービジュアルに抜擢された15作品の書籍も展示されていました。全部読み直したい!