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実は現代でもコワい“光化学スモッグ”! 起こりやすい気象条件や症状について解説してみた

 今回紹介する、Ta Reiwaさんが投稿した『【ゆっくり解説】光化学スモッグって何?』という動画では、音声読み上げソフトを使用して霊夢(れいむ)が、光化学スモッグについてを解説していきます。


霊夢: 
 光化学スモッグは、「光化学」と「スモッグ」の2つの要素からできています。それぞれ解説すると、「光化学」は光によって起こる化学変化です。「スモッグ」は、smokeとfogが合わさった言葉です。

 光化学スモッグが発生すると、こんな感じになってしまいます。

霊夢:
 光化学スモッグが発生する主な原因は、「煙」です。詳しく言うと、窒素酸化物(NOx)や炭化水素(HC)になっています。窒素酸化物(NOx)は、工場や車などから出る排気ガスや石炭や石油などの化石燃料を燃やすと発生します。

 また炭化水素は、自動車のエンジンなどに利用されています。これらの物質が紫外線と化学反応を起こし「光化学オキシダント」と言う新しい物質を作ります。

霊夢:
 そして、その光化学オキシダントが空気中に溜まっていき、紫外線を浴びると空に霧(fog)のようにもやがかかります。この状態を、「光化学スモッグ」と呼びます。

霊夢:
 次に「光化学スモッグ」が発生しやすい条件を解説します。一つ目は、南高北低の夏型の気圧配置の時、二つ目は、最高気温が25度以上の時、三つ目は、晴れか薄曇りで、更に日射が強い時、四つ目は、あまり風が強くない時、五つ目は、5月から9月にかけてとなっています。

霊夢:
 症状は、目や呼吸器に見られる症状が多いです。目がチカチカする、涙が出てくる、目に痛みが出る、咳が出る、喉が痛いなどの症状があります。酷い方は、呼吸が苦しくなる、頭痛や熱が出る、嘔吐をする、手足が痺れるなどの症状があります。特に子供、お年寄り、体力が落ちている病気の方、アレルギー体質の方は注意が必要です。

 重症の方は病院へ行きますが、軽症の方は洗顔やうがいなどをして安静にして、回復を待ちましょう。

霊夢:
 さて、皆さんは、「光化学スモッグの日」という日を知っていますか。7月18日のことなのですが、この日、日本で初めて光化学スモッグの事件がありました。東京都杉並区私立東京立正高校で、体育の授業中に43人の女子生徒が倒れ、病院に運ばれます。事故からしばらく経ったあと、光化学スモッグが原因と判断され、これ以降、全国各地で光化学スモッグの影響が確認されていきます。

 1970年、高度経済成長期、大気汚染が社会問題になっている時期です。今では、光化学スモッグはかなり減りましたが、まだまだ注意が必要です。これからも「光化学スモッグ注意報」などが出たら注意してくださいね。 

 光化学スモッグの成り立ちや原因、発生条件、症状などを解説してきました。実際に事件となっているものや、健康などの影響があるので大気汚染にはまだまだ注意が必要だということが分かりました。

 ふたりの解説をノーカットで楽しみたい方はぜひ動画をご視聴ください。

▼動画はこちらから視聴できます▼

【ゆっくり解説】光化学スモッグって何?

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