『ポケモンスナップ』を二人羽織で目隠しプレイ。ピカチュウ、バタフリー、ラプラス…過酷な縛りプレイでポケモンをうまく撮れるのか?
6月17日にとある新作ゲームの開発が発表され、インターネットの海で大きな話題となった。
発表されたのは1996年から続く任天堂の『ポケットモンスター』シリーズの外伝作品『Newポケモンスナップ』。1999年にNINTENDO64で発売された『ポケモンスナップ』をベースに、Nintendo Switchでリリースされる予定の新作だ。
『ポケモンスナップ』がどんなゲームかというと、タイトルにもスナップとあるように、ポケモンが暮らす「ポケモンアイランド」で、ポケモンたちの姿を撮影するというものだ。
さて、この『ポケモンスナップ』の新作発表はニコニコ動画にとっては非常にアツい出来事だったと言えよう。
というのも、『ポケモンスナップ』はいわゆる「やりこみ学会」のひとつであり、ポケモンスナップ学会というタグのついた非常に濃いやり込みを見せる動画が多く投稿されているのだ。
今回紹介するのは、やり込み学会が生まれるほどの人気の『ポケモンスナップ』で驚きの挑戦を行った動画。マサさん投稿の『【目隠し実況】ポケモンスナップを“目隠し&リモート指示“でプレイしてみた(Part①)』だ。
今回マサさんと、タムタムさんが挑戦したのは『ポケモンスナップ』の目隠しプレイ。
しかも、ふたりが挑戦したのはただの目隠しプレイではない。ふたりが挑戦したのは片方が目隠しでプレイし、もうひとりがリモートで指示を行う、目隠し二人羽織だ。
目隠しプレイと二人羽織を組み合わせた、驚きの『ポケモンスナップ』実況プレイ動画の様子をご紹介する。
―あわせて読みたい―
・『スーパーマリオ64』目隠しプレイでRTA? 視界ゼロで成し遂げる神業に「ほんとに見えていないのか?」「すごすぎて泣きそうになった」の声
目隠し&二人羽織で挑む『ポケモンスナップ』
さて、今回紹介するのは目隠し&二人羽織で挑む『ポケモンスナップ』の縛りプレイ。どんなプレイとなるのか簡単にご覧いただこう。
『ポケモンスナップ』は先述の通りカメラを持ってポケモンの姿を撮影するゲームだ。ビーチやトンネル、川といったさまざまなコースが用意されており、各エリアで見ることができるポケモンを撮影する。
撮影した写真はコース終了後にオーキド博士へ提出することで評価される。評価には写っているポケモンの大きさや、ポーズなどいくつかの要素が影響し、より高い点数を目指すというのがプレイの基本となる。
さて、そんなポケモンが見えていることが大前提となるゲームに挑むのはマサさんと、タムタムさん。今回縛りプレイに挑戦するふたりをご紹介しよう。
画面右側の下段に写るタムタムさんが本シリーズのプレイヤー。目隠しをしながらコントローラーを握り、『ポケモンスナップ』をプレイする。
そして、画面右側の上段に写るマサさんはこの縛りプレイの司令塔。通話でタムタムさんのプレイ映像を確認し、ポケモンの位置や撮影タイミングの指示を出す。
ラグが強敵? 「無理だ……」と指示役の心が折れる難しさ
なかなかパンチのある縛りプレイに挑んだマサさんと、タムタムさん。見るからに難しいふたりの挑戦だが、今回は最初のコースであるビーチの挑戦を見てみよう。
余裕そうなプレイを見せるコース序盤
コース開始直後にはドードーが線路上に飛び出してくるが、これには余裕の対応。ビーチは最初のコースということもあり何とかなりそうな雰囲気を感じさせる。
少し進んだ先に現れたピカチュウも少しずれてしまったものの、連射しながらの視点移動で見事に撮影。同様の撮影方法でバタフリーの撮影にも成功し、順調に撮影を進めていく。
ラグの影響か? 縛りプレイの難しさを感じるコース中盤
しかし、順調に進んだ撮影も、コース中盤にもなると怪しい雰囲気が漂い始める。
沖にいるラプラスの撮影がしたいマサさんはどうにか撮影できないかと指示を出しているのだが……。
隣にいるのではなくリモートで指示を出している今回の縛りプレイでは、ラグに影響を大きく受けているのか、ここではプラスの撮影どころか姿すら見ることができなかった。
ラプラスの撮影に失敗したふたりは、ニャースの撮影にシフトすることに。これまた何とか撮影しようとするものの、シャッターを切るカメラに映るのは岩ばかり。指示担当のマサさんは「ダメだ! 捨て!」と厳しい判断をくだした。
リモートの影響だけでなく、目隠しプレイの難しさもしっかり確認
ラプラスとニャースを撮影するのにカメラをぐるぐると回してしまったため、正面を向くように調整したいマサさん。
見えないとわかっていても思わず身振り手振りと共に「線路に直線(に向けて)」と指示をするも、指示を受けたタムタムさんは「線路って言われてもわかんないんだよ!」と当然の反応を示し、視聴者からは笑いを誘っていた。
指示する側のマサさんも、タスクの多さにかなりテンパっている様子だ。
ポケモンを何とか撮影しようとシャッターを連射していると、あっという間に残り枚数は6枚に減少。何とか節約して進みたいところだったが、フィルムがなくなりコース終了。
後半は目隠し&リモート指示の難しさに振り回されていたが、序盤がかなり順調だったこともあり、6匹のポケモンを撮影し、次のコースへ進むことに成功した。
動画後半では新コースのトンネルへ挑戦したほか、ビーチでの撮影に再度挑戦しているふたり。動画ではあまりにも難しすぎる縛りプレイに思わず「無理だ……」と心が折れる瞬間もあり、難易度に振り回されている様子が確認できる。
『ポケモンスナップ』には本動画で挑戦したビーチとトンネル以外にも5つのコースが用意されている。全7コースの『ポケモンスナップ』を無事ふたりでクリアすることができるのか、ぜひ動画シリーズを追いかけて、確認してみてほしい。
文/富士脇 水面
【目隠し実況】ポケモンスナップを“目隠し&リモート指示“でプレイしてみた(Part①)
―あわせて読みたい―
・『スーパーマリオ64』目隠しプレイでRTA? 視界ゼロで成し遂げる神業に「ほんとに見えていないのか?」「すごすぎて泣きそうになった」の声