深海に住む神秘的な生き物たちを見てみよう。ラブカ、リュウグウノツカイ、ブロブフィッシュ…この世のものとは思えない恐怖の姿を一挙紹介!
今回紹介するのは、おもろいB級ニュースの旅さんが投稿した『変わった深海生物その①』という動画です。音声読み上げソフトを使用して、同人ゲーム『東方Project』の霧雨魔理沙(きりさめ まりさ)と博麗霊夢(はくれい れいむ)と魂魄妖夢(こんぱくようむ)の三人のキャラクターが、深海生物について解説していきます。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
深海にはまだまだ人間の知らない未知の生物がたくさんいると言われています。
今回はそんな深海生物を紹介いたします。
大分前にYouTubeでUPしたものですけど、楽しんでもらえれば幸いです。
様々な深海生物を紹介
霊夢:
まず最初に紹介する深海生物は、スターゲイザーです。この子はミシマオコゼ科の魚で和名がメガネウオで、英語名がスターゲイザーと言います。魔理沙:
悪そうな顔してますね。妖夢:
名前だけかっこいい
霊夢:
こうやって砂に潜って餌が来るのを待っているわけです。小魚が来たら下アゴの突起物で擬似餌を装い、一気に食べます。深海100メートルほどに生息しています。
霊夢:
続いては、ミツクリザメです。これはゴブリンシャークとも呼ばれている深海1400メートル辺りに生息する希少種です。魔理沙:
希少種はいいんだけど、歯がヤバすぎないですか。霊夢:
普段はそんなに顎は出ていなくて、獲物に噛み付く瞬間に顎ごと前に出て噛みつきます。古代から変わらない姿で生きた化石とも呼ばれています。魔理沙:
少しは変わらないと友達できないぞ。
霊夢:
続いて、ラブカです。妖夢:
ウナギのようでもあり、サメのようでもある。魔理沙:
これ、どれくらいの大きさですか?霊夢:
約2メートルほど。歯はそんなに強くなくて、獲物はほぼ噛まずに丸呑みです。妖夢:
襲われたら噛まれて痛い思いするより、丸呑みされた方がいいんじゃないかな?魔理沙:
ほぼ意識ある状態で胃の中か……。霊夢:
別名フリードシャークと言って、サメの仲間です。これも生きた化石と言われていて、50から100メートル辺りに生息しています。魔理沙:
意外と深くないんですね。霊夢:
網漁で時々掛かるらしいです。
霊夢:
続いて、リュウグウノツカイです。リュウグウノツカイは、とにかく長い。5から10メートル以上まで長さは様々です。プランクトンとかオキアミが主食です。妖夢:
そんな食事でなんでここまで大きくなれるの……。
霊夢:
続いて、デメニギスです。この子は本当に珍しい子で頭部がスケルトンになっています。妖夢:
マンボウみたいな感じですが、頭部が透けてるのはなぜですか?霊夢:
深海で生きるために極端な進化をしたんじゃないかと言われています。
魔理沙:
目はわかるんですけど、この緑色したこれはなんですか?霊夢:
その緑色のやつが目になります。
妖夢:
じゃあこれは?霊夢:
鼻孔になります。魔理沙:
深海魚、もうなんでもアリだな……。妖夢:
これは写真写りが悪いだけで、本当は体全部がスケルトンなんじゃないんですか?霊夢:
本当に頭部だけが透けていて、頭部の中の目はずっと上を向いているんですが、スケルトンになっているので見ることが出来るわけです。上にいる獲物をずっと探しているんです。妖夢:
じゃあ真正面にいたら気がつかないんですか?霊夢:
この目は正面でも見ることが出来るように、稼働します。ちなみに400メートルから800メートル辺りに生息していて、日本にもいます。
霊夢:
続いて、テンガンムネエソです。このテンガンムネエソは名前の通り「天眼」。さっきのデメニギスと同じように「管状眼」がついています。つまり上に目があります。ただ、この子のは表に出ているのでデメニギスとは異なります。
魔理沙:
不思議生物ばかりだな。霊夢:
実は必殺技とかも持っているこの子達は、深海1000メートル辺りに生息しています。「カウンターシェービング」という技で、自分の体を発光させて敵から身を守ることが出来ます。いわゆる迷彩というヤツです。
霊夢:
エソつながりで、ホウライエソです。ホウライエソの特徴はなんと言っても細く長い体に不釣り合いな頭。そして大きな牙です。ちなみにこの子は「深海のギャング」と言われています。しかし、牙が大きすぎて口が閉まらないという……。
魔理沙:
じゃあ綺麗に噛めないんですか?霊夢:
基本的に丸呑みタイプで、獲物が逃げないようにする檻のような役目。つまり怖いのは見た目だけです。妖夢:
それは本当に意外ですね。魔理沙:
見た目でギャングとか言われてるのか……。
霊夢:
続きまして、オニキンメです。この子はキンメダイの仲間で、500から3000メートル辺りに生息する深海魚です。さっきのホウライエソ同様、ちゃんと口が閉まりません。魔理沙:
この牙って意味あるんですかね。
霊夢:
続きまして、オニボウズギス。魔理沙:
なんでこんなに腹が膨れてるんだよ。妖夢:
もしかしたら浮き輪とかじゃない。
霊夢:
これはオニボウズギス食後のイラストです。深海は、目当ての獲物とかが少ないわけです。なので、この子はそんな環境でも生きていけるように「食い溜め」が出来る体なのです。この子の倍くらいある大きさの魚でも丸呑みにしちゃいます。やり過ぎるとこんな風に中の獲物の姿がそのまま見えることもあります。
魔理沙:
いや、獲物がデカすぎてお腹が破れてるぞ。
霊夢:
この子の身長が19cmで、丸呑みされてる魚が86cm。
霊夢:
続きまして、ブロブフィッシュです。和名は「ニュウドウカジカ」です。イギリスに「醜い動物保存協会」というのがあって、2013年に開催した「世界で最も醜い生き物コンテスト」で一位に輝きました。魔理沙:
酷い名前だな。
霊夢:
水中では普通なんですが、ゼラチン質の体のために陸揚げされると気圧の関係であんな風になってしまいます。妖夢:
水の中とは見た目が全く違うんですね。
霊夢:
こんなぬいぐるみとかもあって意外と人気なんですよ。ちなみに600から2800メートル辺りに生息しています。
霊夢:
続きまして、コクテンフグです。魔理沙:
犬ですよね。妖夢:
なにこれ! 超可愛いじゃないですか。霊夢:
この子は深海魚ではないんですが、いいキャラクターしてますよね。この子はフグの仲間で、「ドッグフェイスパファー」とも呼ばれています。大きさ的には30cm前後ですね。妖夢:
鼻の感じがもうワンちゃんにしか見えません。霊夢:
一応言っときますが、この子は他のフグ同様に毒を持っています。結構強い毒らしくて、この子を食べたら死に至ることもあるらしいです。
様々な種類の深海生物について「暗い深海で突然現れたらめちゃ怖そう。」などといったコメントが寄せられました。三人の解説をノーカットで楽しみたい方はぜひ動画をご視聴ください。
▼動画をノーカットで楽しみたい方は
こちらから視聴できます▼
―あわせて読みたい―