ファンタジックな“ミクロの世界”へようこそ。コケとそこに住む生物を超接写で覗いてみた! 個人で撮りためた映像とは思えないクオリティに思わず見とれてしまう件
今回紹介するのは、ミジンコさんが投稿した『【ゆっくりで解説】小さな森。苔とそこに住む生き物たち』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
僕が今まで顕微鏡で撮り溜めてきた写真や動画を使って今回は「コケとそこに住む生き物」について動画を作りました。
コケは1週間ほど水につけて放置してからコケと土の混じった水を観察しました。
コケの世界を顕微鏡でのぞくと、こんなにも美しい。さらに、コケの中には生き物が住んでいるんです。ミジンコさんが撮りためた写真や映像は、まさに“野生のNHK”。教育番組のような興味深さがあります。
庭と道路という、めっちゃ身近なところからコケを集めてきました。1週間ほど水につけてから観察します。
コケの葉を顕微鏡で覗いてみましょう。美しい緑が広がります。細胞の中には葉緑体が見えます。
何かが動いています。黒板消しのような形をしているのは、ケイソウの仲間のようです。
動物も見つかりました。繊毛を動かし器用に移動しているのは繊毛虫の仲間です。バクテリアや藻類を食べて生きているようです。
様々な姿のアメーバもいました。アメーバはひとつとして同じ姿をしていません。複数の仮足を出して水中を漂っています。
ヒルガタクワムシは、体が柔らかくヒルのように伸びたり縮んだりします。頭に車輪のような構造があり、これがワムシ(輪虫)の名の由来です。
フタオワムシの仲間が腹筋運動のような動きをしています。後部の突起の長さや背中の盛り上がりで細かく種類が分かれますが、見分けるのは非常に困難です。
線虫が見つかりました。寄生虫のイメージがありますが、こうしてコケの中に生息している線虫もいます。
モソモソ動いているのは、クマムシです。緩歩(かんぽ)動物の仲間です。8本の足を持っていますが、このクマムシは後ろ2本の足はあまり使わず、6本の足で動いています。
クマムシがいたのは、地面から離れたコンクリートブロックの上に生えたコケだったそうです。ミジンコさんもこんな身近にクマムシがいたことに驚いたそうです。身近なミクロ観察、すごく楽しそうです。
視聴者コメント
美しい
でかくするとファンタジー感溢れる
ヒャッハーコケだああ
コケいいよねぇ
ありがとうミクロの世界楽しい!!
ファンタジーのばけものや
文/高橋ホイコ