杉田水脈議員の『LGBT差別発言』は“人権の理解”が足りてない証拠？「基本的人権は何らかの対価で得られるものではない」
私たちは人権をどこで学ぶのか
山路：
議員の全体的なリテラシーの低さみたいなものというのは、どうしてそうなってるのかな？ というのは、不思議なんですけどね。
小飼：
どうしてそうなっているんでしょうね？
山路：
それはある意味、きちんと学校とかで科学とかそういうこと、数学的な考え方を教えてないとか。
小飼：
学校でないと学べないものかな？ 一応教科書には書いてあるんですよ。
山路：
書かれてたらみんなが学ぶのかといったら、そうとも限らないですからね。
小飼：
これは受験に間に合わないからといって、後回しにされてるんでしょうかね？
山路：
ちょっと読んでいたら気づくようなことだとは思うんですけど、本当に。
小飼：
ただ、これは本当に、子供なり甥姪でもいいんですけど、自分より若い世代に対して何らかの責任がある人たちには伝えておきたいんですけど、我々はある意味汚染されているんですよ。
山路：
え？ 何にですか？
小飼：
例えば、基本的人権を理解していない。なんで我々の代表である議員のみなさんが、基本的人権というものをすっ飛ばした意見をしているのかといえば、そういう人たちを我々が選んじゃったからでしょう？ 投票しないだけでは十分ではないんですよね。
だから、もし本当に大事なことであれば、身体を張ってでも防がなければいけないというところまで努力してないんですよね。今回の場合は、せいぜい「議員を辞めろ」と言う程度なんですよね。だからどの程度のコミットするべきなのかということですね。
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