『ラストアイドル』で再炎上の吉田豪がジャッジの真相を語る「アイドルはスキルによって評価されるジャンルではない」
勝ち抜くことにメリットはあるのか? 吉田氏「負けることのほうがおいしいことがある」
久田:
『ラストアイドル』は長月さん【※】の時に炎上したんでしたっけ?
※長月さん
長月翠氏のこと。審査委員の吉田氏が長月氏と挑戦者の蒲原令奈氏の対決にジャッジを下し、その決定に賛否両論の炎上騒動が起きた。
吉田:
そうです。ファーストシーズン。
久田:
ファーストシーズンからあるんだ。
吉田:
そうです。今はサードシーズン。
久田:
『ラストアイドル』も取材しろって言われているから、どうしようかなって思って。
吉田:
してくださいよ。
久田:
するする。誰かを。
吉田:
「俺、吉田豪の友達!」みたいな(笑)。
久田:
言わねえよ(笑)。気持ち悪い(笑)。
吉田:
久田さんは女性とデートに行った時に「ゴッドタン」の映画に女性と行って、「ゴッドタン」の映画って、僕と久田さんが一緒に出ているんですよ。 それを一緒に見に行って「ほら、あれ俺!」ってやった人なんです(笑)。
久田:
そうそう……でもあれはちょっとねぇ……別にいいじゃないですか(笑)。
吉田:
(笑)
水野:
別によくない(笑)? かわいい(笑)。
久田:
かわいいかはどうか……でもよかった(笑)。
吉田:
水野さんはこの件についてはどう思いますか?
水野:
なんか、怒っている人ってなんで怒ることに対して自信満々なんだろう? って気がしますけれど(笑)。
久田:
すごく正しいわ。
水野:
そんな答えのないことに対して、吉田さんなりの真実を提示しただけなのに、自信満々なんですよね、怒る人って(笑)。「俺は怒っている」みたいな(笑)。
一同:
(笑)
吉田:
そんな感じですよね(笑)。「俺は正しい!」っていう(笑)。
水野:
知らんよ(笑)。
吉田:
もうちょっと説明すると、ファーストシーズンを見てわかるように、勝ち抜いたことが別に正解じゃないんですよ。
久田:
わかるわかる。そうだよね。
吉田:
ファーストシーズンって、勝ち抜いたグループがその後で冠番組を持つという企画だったんですよ、本来は。ところがそれが全部反故にされて、セカンドシーズンっていうのは、セカンドユニットという落ちた子たちで組んだユニットとのバトルになって。
勝ち抜いた子たちが負けてっていう、勝ち抜いた子に何のメリットもないセカンドシーズンだったんですよ。それを見てきたんだから、サードシーズンで勝ち抜くことへのメリットをみんな疑いなよと思うんだよね。
久田:
そうだね。わかるわかる。
吉田:
むしろ、ファーストシーズンは暫定メンバーが7人のグループだったんですよ。今12人になっていて、今そこにいることよりもセカンドユニットになったほうが目立てるよみたいな。なんで発想がみんなないの? っていう。それはすごく思っている。
久田:
秋元さん的には、ゴールがない番組を作りたがっている最近は。だからそれじゃないの? と思うけれど。
吉田:
秋元さんは基本、思いつきでどんどん決めていくから。
久田:
『青春高校3年C組』もそうだし、『ラストアイドル』も別に何が起こるかわかんないもんね。
吉田:
そうなんですよ。負けることのほうがおいしいことがあるんだよ。
久田:
そうそう。長月さんって負けたんでしょう。
吉田:
そう。負けたことで、結果セカンドユニットに入った上に、僕が入れた子がちょっといろいろ叩かれたことがあって辞退しちゃった結果、ひとりだけふたつ兼任することになって、一番目立って一番人気になったんですよね。
何がプラスになるかわからないので「落としやがったなコノヤロー!」じゃないはずなんですよ。ファーストシーズンを見ていてわかるでしょうって、僕は思っているんだけれど。
久田:
面倒くさいね、ドルオタ。
吉田:
未だに「吉田豪が女の子の夢を奪った」って。セカンドユニットの存在がある以上、夢を奪っていないんですよっていう。
久田:
なるほど。まだ炎上しているの?
吉田:
まだ。未だに来ますよDM。
久田:
なんでフォローしているの?
吉田:
フォローじゃないですよ。僕、誰のDMでも受け取れるようにしているので、だから知らない人が次々と「吉田豪なんであの子を落としたか!」っていうのが毎日来て。そのうちに「吉田さん、友達が僕の話を聞いてくれないんです、どうしたらいいでしょう」みたいな(笑)。
久田:
「じゃ、お前に何か問題あるの?」って書いておきなよ。
吉田:
僕はもっとデリカシーがあるので(笑)。
「完成度より伸びしろと可能性で選びました」――“ラストアイドル騒動”で炎上の吉田豪氏が事の全容を語る
ラストアイドルファミリー3名の卒業を受け、吉田豪「大人同士の話し合いがうまくいかないレベルになっているんだろうなと、僕は思いました。」