ラストアイドルファミリー3名の卒業を受け、吉田豪「大人同士の話し合いがうまくいかないレベルになっているんだろうなと、僕は思いました。」
4月18日に開催された「ラストアイドルファミリー 2ndシングル発売記念コンサート」の終盤に、「LaLuce」の吉崎綾氏と古賀哉子氏、「Good Tears」の王林氏が卒業を発表し、話題となりました。
上記について、久田将義氏と吉田豪氏がパーソナリティをつとめるニコニコ生放送『タブーなワイドショー』にて、ゲストの電撃ネットワーク・ギュウゾウ氏とともに言及。ラストアイドルの審査員を務めたこともある吉田氏は3名の卒業に関し、「ラストアイドルが兼任不可になり、大人同士の話し合いがうまくいかないレベルになっている」と、見解を語りました。
―関連記事―
「完成度より伸びしろと可能性で選びました」――“ラストアイドル騒動”で炎上の吉田豪氏が事の全容を語る
吉田豪氏 本人が選ぶ“吉田豪炎上ランキング2017”は『ラストアイドル騒動』が1位に。本人が「超恐ろしい」と語る後日談も掲載
『アイドル』はジャンルか、はたまた概念か…「アイドルっていったい何なんだ?」を紐解く――吉田豪×ロマン優光×久田将義
ラストアイドルを利用して売りたい運営が存在している
吉田:
今、ラストアイドルってサードシーズンに入ったんですよ。で、ラストアイドルのファーストシーズンで画期的だったのは、「他のアイドルグループとの兼任が可能」ということ。つまり、事務所所属でも受けていいというのが画期的だったから、話題になったわけですよ。
ところが、サードシーズンではそれを捨てたんですよね。今は兼任不可、事務所所属不可でやっているんですよ。なぜかというと、ファーストシーズンをやって、いろいろ活動してみて、「あれ? スケジュールが取れないぞ」ということに、おそらく気づいたんですよ。事務所に所属したり、いろいろなグループをやっていると、他のグループをやっている側からしたら、ラストアイドルを利用して売りたい運営がそこに乗っかっているじゃないですか?
土日は、そっちで活動したいわけですね。ラストアイドルとかに、スケジュールをなるべく割きたくない。今回卒業発表した3人というのも、みんな事務所所属の人たちで、大人同士の話し合いがうまくいかないレベルになっているんだろうなと、僕は思いました。
久田:
やっぱり、衝撃的だったんですか?
ギュウゾウ:
僕はね。全然知らされてなかったから。
吉田:
ラストアイドルの特徴は、誰にも知らせてないということですよ。卒業を発表した後で、この3人が『バンドワゴン』という曲の別アレンジを歌っていたんですけど、バンドワゴンの作曲者の白戸佑輔さんという方が横で見ていて、「このアレンジ、聞かされてないですよ」って。
ギュウゾウ:
すごい。
吉田:
卒業発表のことも当然聞いてないし、自分の曲がアレンジされていることも何も知らされていないんですよ。え~っていう。
久田:
著作権上どうなんですか?
吉田:
制作会社がサードシーズンから変わったんですよね。
ギュウゾウ:
すごく回りくどく僕のところに来てたんで、今まで出演はしてないんだけど。
審査員選びは秋元康氏が主導に
吉田:
今、審査員選びも、完全に秋元康さんが絡んでいる。
久田:
秋元さんは直接やっているんですか?
吉田:
僕は、秋元さんに2012年ぐらいから会っていないって公言していたんですけど、この前のセカンドシングル発売記念コンサートで挨拶したんですよ。その直前に僕、ラストアイドルについて、TBSラジオで結構踏み込んだ話をしたんですよ。
ザックリ言うと、最近聞いた恐ろしい話というのがあって、某48系アイドルライターの人から聞かされたのが、この前のラストアイドルの会議で秋元さんが「これからは吉田豪を売り出すって言ってましたよ」って(笑)。衝撃の事実を聞かされて。それを自分の中で取っておくのはもったいないから、ラジオで解禁して、これによって、僕の売り出しがなくなっても、それはそれでよしみたいな。
という実験をやったんですよ。ラジオで解禁して、それをやって挨拶しました。そしたら、「ラジオの書き起こしで見ましたよ。面白かったです」と(笑)。
久田:
怖いわ(笑)。
ギュウゾウ:
実際、豪ちゃんの炎上って山火事みたいになっているんですよ。ラストアイドルの件に関しては。
吉田:
焼き討ちレベルの目に遭いましたね。
久田:
Twitterのタイムラインがすごくうるさくなったんで、思わずミュートしちゃったぐらいすごかったですね。
ギュウゾウ:
さすがだなと思ったのが、僕は、よく炎上しているんだけど、炎上慣れしてない。
吉田:
よく炎上はしているんだけど、意外と繊細な人だから、意外と凹む。
久田:
そうなんですか?
ギュウゾウ:
凹む凹む。とりあえず土下座外交しておこうって鎮火に行くんだけど、豪ちゃんは、自分のところの火事にどんどんくべていくからね。
吉田:
いつも僕が他の人に対してやっていることを、自分に対してやらなかったらフェアじゃないじゃないですか? そりゃ、僕にもやりますよ。
ギュウゾウ:
大炎上するわけですよ。あれって。
吉田:
実際そうですよ。僕が最初に火種を大きくしたから、こうなって、自分の炎上も大きくなっているんですよ。間違いなく。
ギュウゾウ:
そうですよ。僕が炎上するとき、相当からかっていたんだから。
吉田:
ギュウゾウさんやりましたねって(笑)。
ギュウゾウ:
本当に。
―関連記事―
「完成度より伸びしろと可能性で選びました」――“ラストアイドル騒動”で炎上の吉田豪氏が事の全容を語る
吉田豪氏 本人が選ぶ“吉田豪炎上ランキング2017”は『ラストアイドル騒動』が1位に。本人が「超恐ろしい」と語る後日談も掲載
『アイドル』はジャンルか、はたまた概念か…「アイドルっていったい何なんだ?」を紐解く――吉田豪×ロマン優光×久田将義