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『高校生クイズ』『Qさま!!』等を手がけるクイズ作家とN高クイズ研究会がトークセッション。「クイズ作りで気をつかうこと」

 2018年4月28日(土)から29日(日)までの2日間、千葉・幕張メッセで開催中の「ニコニコ超会議2018」。「ニコニコのすべて(だいたい)を地上に再現する」をコンセプトに2012年より開催している同イベントも今年で7回目を迎えました。

 N高の日々の活動やN高生のやりたいこと、実現したいことが詰め込まれた「N高文化祭2018」ブースで行われた「クイ研トークセッション&クイズ大会「N-Open the 2nd」」では、N高等学校クイズ研究会特別顧問でニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さん、「高校生クイズ」「Qさま!!」などのクイズを手がけるクイズ作家の日高大介さん、「高校生クイズ」などのクイズ番組を手がける放送作家の矢野了平さん、スマートニュース株式会社の松浦シゲキさん、雑誌「QUIZ JAPAN」編集長の大門弘樹さんがパネラーとして登場。

 N高等学校クイズ研究会会長のyamiさん、副会長の黒じいさんLevia_thanさんをはじめとするN高クイ研部員たちに、クイズ作家という職業の紹介や、高校時代を過ごすN高生たちへのアドバイスを行いました。

左から吉田尚記さん、日高大介さん、矢野了平さん、松浦シゲキさん、大門弘樹さん。

一週間で2000問を制作! クイズ作家として一番大変だったこと

手前左からLevia_thanさん、yami.さん。後列左から黒じいさんとN高等学校クイズ研究会のみなさん。

yami:
 クイズの仕事で一番大変だったことですが、日高さんと矢野さんにお答えいただいたほうがいいですかね?

日高:
 このテーマだけで2、3時間しゃべれるテーマなんですけれど(笑)。クイズ作家ってクイズ雑誌のパズルだったり、スマートフォンのクイズアプリだったりゲームセンターのゲームだったり、いろいろなクイズを作るんですが、あるときにとあるクイズアプリを作りました。最初立ち上げのときって、15000問とかすごい数が必要だったりするんですよ。

 それは分担して作っていって納品するのですが、いよいよ立ち上げるぞという一週間前に「2000問足りない!」となったことがあったんですね。とある偉い方から「日高!」と指名をうけまして、それで一週間に2000問をパソコンの前でひたすらエクセルに打ち込んで

 しかも一問一答じゃなくてシックスヒントクイズ。連想クイズなんですよ。答えが「バナナ」だったら「サル」とか「皮ですべる」とか「シュガースポット」とかバナナにまつわることを6個くらい書いてというのを2000個。それを7日間でやらないといけないという。

yami:
 きついですね。

Levia_than
 重労働すぎやしませんかそれは。

日高:
 1日300問でも足りない。楽しみなのがお風呂に入ることとマンションの下にゴミを出しに行くことくらい(笑)。やり遂げたときの達成感というか、これでどんな無茶振りがきても大丈夫だなという精神力はつきましたけれど、物量という意味では一番大変でしたね。

吉田:
 達成感にちゃんと気持ちがいくところがすごいですよね。

日高:
 「日高!」って指名した人に終わったあと電話しましたからね、「俺、やり遂げましたよ」って。

yami:
 話を聞いていたら、本当に寝ていました? 大丈夫ですか。

日高:
 寝ないと頭が働かないので、そこのバランスですよね。1日だけ寝倒しちゃったことがあって、本当に14時間くらい寝ちゃったりすることもあるんですよ。その分のしわ寄せが半端なかったですけれどね。2000×7なので、エクセルの14000セルを埋めなきゃいけない。これはなかなか精神を病みますね(笑)。

問題データが飛ばないように「5秒に1回、上書き保存」は絶対すべし

yami:
 私たちも問題を作ったりすることがあるんですけれど、一人1日に3、40問が限界だったかな。

Levia_than
 一週間あっても150問できない(笑)。

黒じい
 去年の名古屋で回った町会議のときに保存していた問題のデータが飛んじゃって。

一同:
 あるある(笑)。

黒じい
 それで会長に「一週間であと150問作れ」って言われて、必死で作っていたんですけれど、辛かったです。

日高:
 5秒に1回、上書き保存。

矢野:
 これはもう絶対ですよ。 

日高:
 何が本当に大変だったかって言うと、そのスマホアプリがダダすべりして全然ヒットしなかったってことだよね(笑)。

yami:
 それは一番きついですね(笑)。 

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