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【2025年版】モバイルバッテリーおすすめ4選! ニコニコニュース編集部が後悔しない選び方を徹底解説

 現代生活において、スマートフォンは情報収集、連絡手段、決済までを担う欠かせないツールとなりました。 外出先でのバッテリー切れは、生活に大きな支障をきたす不安要素の一つです。
 そのため、モバイルバッテリー選びは、単なるアクセサリー選び以上に、日々の快適さを左右する重要なポイントとなります。

 市場には数多くの製品が存在し、どれを選べばよいか迷ってしまうことも少なくありません。 この記事では、専門知識がなくてもご自身のライフスタイルに合った「最適な一台」を選べるよう、ニコニコニュース編集部が選び方のポイントとおすすめ製品を分かりやすく解説します。

Anker Nano Power Bank

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※時期によって在庫状況は異なります。また、商品は価格変更や販売終了などになることがありますのでご了承ください。

後悔しないモバイルバッテリー選び|購入前に押さえるべき5つのポイント

 モバイルバッテリー選びが複雑に感じるのは、専門用語や数字のスペックが何を意味するのか分かりにくいからです。
 しかし、以下の5つのポイントさえ押さえれば、自分に必要な性能を持った製品を簡単に見極めることができます。

【ポイント1】容量(mAh): 利用シーンに合わせた充電回数を選ぶ
【ポイント2】出力(W)と急速充電規格: 充電スピードを決める重要な要素
【ポイント3】ポートの種類と数: 手持ちのデバイスとの接続性
【ポイント4】付加機能: 日常をより快適にする便利な機能
【ポイント5】安全性: 安心して使うための必須条件

【ポイント1】容量(mAh):利用シーンに合わせて選ぶ

 モバイルバッテリーの性能の基本となるのが「容量」であり、「mAh(ミリアンペアアワー)」で表されます。
 この数値が大きいほど、スマートフォンなどを何度も充電できますが、その分バッテリー本体は大きく、重くなる傾向があります。
 まずは、一般的なスマートフォンのバッテリー容量(約3,000~3,500mAh)を基準に、モバイルバッテリーの容量で何回充電できるかの目安を見てみましょう。

モバイルバッテリーの容量スマホのフル充電回数(目安)
5,000mAh約1回
10,000mAh約2回
20,000mAh約4~4.5回

※計算式:{モバイルバッテリーの表記容量 × 0.7}÷{スマホのバッテリー容量}
※充電時のエネルギー損失(変換ロス)があるため、実際の充電回数は理論値の7割程度になります。

 次に、あなたのライフスタイルに最適な容量を考えてみましょう。
 闇雲に大容量を選ぶのではなく、利用シーンに合わせた選択が後悔しないための鍵です。

利用シーンおすすめの容量特徴
日常使い(通勤・通学)5,000〜10,000mAh軽量・コンパクトで持ち運びやすい。カバンに常備しても邪魔にならない。
1泊2日の旅行・出張10,000〜20,000mAhスマホを複数回充電でき、タブレットなども充電可能な安心サイズ。
災害対策・アウトドア20,000mAh以上数日間の電源確保が可能。家族との共有やノートPCの充電にも対応できる。

【ポイント2】出力(W)と急速充電規格:充電速度を確認

 「モバイルバッテリーで充電しているのに、動画を見ていると逆に残量が減っていく…」という経験はありませんか。
 それは、モバイルバッテリーの「出力(W)」が不足していることが原因です。
 出力とは電気を送り出すパワーのことで、この数値が大きいほど充電スピードは速くなります。

 特に注目すべきは「USB PD(Power Delivery)」という急速充電規格です。
 この「PD対応」の表記があるかないかで、充電速度は劇的に変わります。
 お使いのスマートフォンやノートPCがPD対応であれば、モバイルバッテリーもPD対応のものを選ぶのがおすすめです。

充電したいデバイス必要な出力(W)の目安充電速度のイメージ
スマートフォン20W以上約30分で50%まで充電可能
タブレット30W以上純正アダプタと同等の速度で充電
ノートPC45W以上(高性能モデルは60W〜140W)作業をしながらでもしっかり充電できる

【ポイント3】ポートの種類と数:USB-Cは必須

 現在主流のポートは「USB Type-C」と「USB Type-A」の2種類です。

ポートの種類形状特徴
USB Type-C上下対称の楕円形・入力・出力の両方に対応
・USB PDによる急速充電が可能
・現在の主流
USB Type-A長方形・出力専用がほとんど
・従来の多くのケーブルや充電器で採用

 結論から言うと、今からモバイルバッテリーを買うならUSB Type-Cポート搭載は必須条件です。
 iPhone 15シリーズ以降、Androidスマートフォン、iPad、ノートPCなど、ほとんどの最新デバイスがUSB Type-Cを採用しているためです。
 また、複数のデバイス(例:スマートフォンとワイヤレスイヤホン)を同時に充電したい方は、ポートが2つ以上あるモデルを選ぶと非常に便利です。

【ポイント4】付加機能:使い勝手を左右する機能

 最新のモバイルバッテリーは、単に充電するだけでなく、私たちのデジタルライフをより快適にする便利な機能を搭載しています。
 自分の使い方に合った機能があれば、満足度は格段に上がります。

付加機能こんな人におすすめ!メリット
ケーブル内蔵型荷物を減らしたい人、ケーブルを忘れがちな人ケーブルを別に持ち歩く必要がなく、スマートに充電できる。
MagSafe対応iPhone 12以降のユーザー磁石でピタッとくっつき、ワイヤレスで充電。ケーブルレスで操作も快適。
コンセント一体型旅行や出張が多い人、ミニマリスト充電器とモバイルバッテリーが一つになり、荷物が劇的に減る。
スマートディスプレイバッテリー残量などを正確に把握したい人残量(%)や出力(W)、満充電までの時間を表示し、計画的に使える。
低電流モードワイヤレスイヤホンやスマートウォッチを充電する人小さなデバイスのバッテリーに負担をかけず、優しく充電できる。

【ポイント5】安全性:PSEマークを確認

 モバイルバッテリーはエネルギーの塊であり、一歩間違えれば発火や爆発などの重大な事故につながる可能性があります。
 価格の安さだけで選ぶのは絶対にやめましょう。安全性を確認する上で、最も重要なのが「PSEマーク」です。

PSEマーク内容
日本の電気用品安全法が定める厳しい安全基準をクリアした製品にのみ表示が義務付けられている、安心の証明書です。

 PSEマークのない製品は、日本国内での販売が法律で禁止されており、絶対に購入してはいけません。
 信頼できるメーカーの製品には、PSEマークの取得はもちろん、以下のような多重保護システムが搭載されており、万が一の事態を防いでくれます。

・過充電保護
・過放電保護
・ショート(短絡)保護
・温度管理機能

 Ankerやオウルテックといった実績のあるメーカーを選ぶことが、あなたの大切なスマートフォンとあなた自身の安全を守ることに繋がります。

【2025年】用途・ライフスタイル別モバイルバッテリーおすすめ4選

 上記のポイントを踏まえ、性能、価格、利便性、安全性のバランスが良いおすすめ製品を厳選しました。
 あなたの使い方にぴったりの一台が、きっとこの中に見つかるはずです。
 まずは、今回ご紹介する4つの製品のスペックを一覧で比較してみましょう。

順位製品名容量最大出力ポート構成重量こんな人におすすめ
1位Anker 737 Power Bank24,000mAh140WUSB-C×2, USB-A×1約630gノートPCも充電したいビジネスパーソン、クリエイター
2位Anker Nano Power Bank10,000mAh45WUSB-C×1, USB-A×1 (ケーブル内蔵)約230g日常使いでケーブルを持ち歩きたくないミニマリスト
3位オウルテック 20000mAh PD60W20,000mAh60WUSB-C×1, USB-A×1約360g日本メーカーの品質と信頼性を重視する人
4位Anker Power Bank A125701110,000mAh22.5WUSB-C×1, USB-A×1約200g初めて買う人、デザイン性と実用性を両立したい人

※製品名をクリックするとAmazonの製品ページに移動します

【1位】Anker 737 Power Bank|PC充電も可能なハイエンドモデル

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スペック表

項目スペック
容量24,000mAh
最大出力140W (USB PD 3.1対応)
ポート構成USB-C ×2, USB-A ×1
サイズ約 156 × 55 × 50 mm
重量約 630 g
価格目安通常時 15,990円
セール時 13,591円

おすすめポイント
・MacBook Pro (16インチ)すら急速充電できる圧倒的な140W出力
・バッテリー残量や出力をリアルタイムで表示するスマートディスプレイ搭載
・本体へも最大140Wで入力でき、約52分で満充電できる高速リチャージ

 最大140Wという高出力で、MacBook Proなども急速充電が可能。スマートディスプレイを搭載し、バッテリー残量や入出力状況を可視化できます。本体への充電も速く、ビジネスやクリエイティブな作業を止めない高性能モデルです。

【2位】Anker Nano Power Bank (45W, Built-In USB-C Cable)|ケーブル内蔵のスマートモデル

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https://amzn.to/4a9xC9g

スペック表

項目スペック
容量10,000mAh
最大出力45W (PD対応)
ポート構成USB-C ×1, USB-A ×1 (本体にUSB-Cケーブル内蔵)
サイズ約 82 × 51 × 36 mm
重量約 230 g
価格目安通常時 6,990円
セール時 4,890円~5,290円

おすすめポイント
・「もうケーブルは探さない」を実現するUSB-Cケーブル内蔵型
・10,000mAhの十分な容量と、持ち運びやすいコンパクト設計
・最大45W出力でiPhone 15シリーズも急速充電可能

 USB-Cケーブルが本体と一体化しており、ケーブルを別途持ち歩く必要がありません。コンパクトながら45W出力に対応し、最新のiPhoneなども急速充電可能です。日常使いに最適な利便性を備えています。

【3位】オウルテック モバイルバッテリー 20000mAh PD60W|日本メーカーの堅実な品質

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スペック表

項目スペック
容量20,000mAh
最大出力60W (PD対応)
ポート構成USB-C ×2, USB-A ×1
サイズ約 151 × 65 × 25 mm
重量約 360 g
価格目安通常時 6,780円
セール時 5,480円

おすすめポイント
・ノートPCも充電できる60W出力と20,000mAhの大容量を両立
・ワイヤレスイヤホンなども安全に充電できる低電流モード搭載
・日本メーカーならではの高い品質と信頼性、2年間の長期保証

 日本の周辺機器メーカー、オウルテックの製品です。20,000mAhの容量と60W出力を両立し、スマホからPCまで幅広く対応。2年間の長期保証が付帯しており、長く安心して使いたい方に適しています。

【4位】Anker Power Bank (10000mAh 22.5W) A1257011|バランスの良いエントリーモデル

・Amazon販売ページ
https://amzn.to/4pxDAWc

スペック表

項目スペック
容量10,000mAh
最大出力22.5W
ポート構成USB-C ×2, USB-A ×1
サイズ約 114 × 71 × 16 mm
重量約 200 g
価格目安通常時 3,490円
セール時 2,690円

おすすめポイント
・ストラップがUSB-Cケーブルを兼ねる、ユニークで便利なデザイン
・iPhone 15を約2回充電できる、日常使いに十分な性能
・手頃な価格で、初めてのモバイルバッテリーにも最適

 ストラップ部分がUSB-Cケーブルになっているユニークかつ実用的なデザイン。日常使いに十分な容量と出力を持ち、価格も手頃です。初めてモバイルバッテリーを購入する方にもおすすめです。

主要メーカーの特徴比較

 各社の特徴を知ることで、より自分に合った製品を見つけることができます。

メーカー強み・特徴こんな人におすすめ
Anker (アンカー)・業界トップクラスのシェア
・高性能、高品質、革新的な製品を次々開発
・急速充電技術で常に業界をリード
性能と信頼性を求める人
エレコム (ELECOM)・幅広い価格帯と多様な製品ラインナップ
・デザイン性の高いモデルやニッチな製品も多い
・家電量販店で手軽に購入可能
選択肢の多さやデザイン性を重視する人
CIO (シーアイオー)・クラウドファンディングを活用する国内のガジェットメーカー
・コンパクトながら高出力な製品が得意
・革新的なアイデアでガジェット好きから支持
最新技術やコンパクト&ハイパワーを求める人
MOTTERU (モッテル)・「“あなた”の“暮らし”を“もっと”豊かに」がコンセプト
・おしゃれなカラーとデザイン性が魅力
・国内メーカーならではのサポート体制
デザインや色にこだわりたい、おしゃれな人
UGREEN (ユーグリーン)・高品質ながらコストパフォーマンスに優れる
・急速充電器やケーブルなど周辺機器も人気
・急速にシェアを拡大している新興勢力
性能と価格のバランスを重視する人
オウルテック (Owltech)・品質と信頼性に定評のある日本の老舗メーカー
・長期保証など手厚いサポートが魅力
・堅実で安心感のある製品作り
安全性と長期保証を最優先する人

購入後のQ&A:安全に長く使うために

Q1. モバイルバッテリーの寿命は?買い替えのサインは?

 一般的に、寿命は使用開始から約1年半〜2年、または充電回数にして300〜500回が目安とされています。
 以下のようなサインが現れたら、安全のために買い替えを検討しましょう。

・充電の減りが明らかに早くなった
・モバイルバッテリー本体への充電に以前より時間がかかる
・使用中に本体が異常に熱くなる
・本体が膨らんできた(最も危険なサインです!すぐに使用を中止してください)

Q2. 安全に使うための注意点は?

 ちょっとした不注意が、発火などの重大な事故につながる可能性があります。
 以下の点を必ず守り、安全に使用してください。

・高温になる場所に放置しない(特に夏の車内は厳禁です)
・水に濡らしたり、濡れた手で触ったりしない
・強い衝撃を与えたり、投げたりしない
・充電ポートにホコリや異物が入ったまま使用しない
・ケーブルを無理に抜き差ししたり、傷んだケーブルを使ったりしない

Q3. 飛行機に持ち込める?最新のルールを解説

 はい、容量などの条件を満たせば、手荷物として機内に持ち込むことが可能です。
 ただし、スーツケースなどに入れて預け入れ荷物にすることは固く禁止されています。

項目ルール
持ち込み方法手荷物としてのみ可(預け入れは不可)
容量制限100Wh以下は個数制限なく持ち込み可
100Whを超え160Wh以下は2個まで可
160Whを超えるものは持ち込み不可

※Wh(ワット時) = mAh ÷ 1000 × V(電圧)。一般的なモバイルバッテリーの電圧は約3.7Vです。20,000mAhは約74Whに相当します。

 【重要】2025年7月8日以降、日本の航空各社では、安全上の理由からモバイルバッテリーを座席上の収納棚へ入れることも禁止されます。
 必ず前の座席の下などに収納するようにしましょう。
 詳細は利用する航空会社の最新情報を必ずご確認ください(記事内の情報は執筆時のものになります)。

まとめ:最適な「デジタルな守護神」と共に、充電切れストレスのない毎日へ

 モバイルバッテリーは、現代の生活を支える重要なツールです。 「容量・出力・ポート・機能・安全性」の5つのポイントを基準に、ご自身の利用シーン(通勤、旅行、防災など)に合ったものを選ぶことで、充電切れのストレスから解放されます。

 

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