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「作曲を続けるか、経営に専念するか」ゲームサウンドクリエイター坂本英城の悩みを解決したのはCC2・松山洋の“作りつつ社長をやる”生き様だった

 最近のゲーム界隈について話すトーク番組「ゲーム界隈井戸端会議」に「勇者のくせになまいきだ。」シリーズなどのゲーム楽曲を手掛ける、ゲーム楽曲制作会社ノイジークロークの代表取締役の坂本英城さんが出演しました。

 8年間のフリーランス生活を送った坂本さんが会社を立ち上げた理由や、ゲーム業界の社長が集まったバーベキュー会での裏話を、番組レギュラーのVジャンプ編集のサイトーブイさん、ファミ通編集の世界三大 三代川さん、ニコニコ動画の中野さんに語りました。

坂本さんが音楽を手掛けた『V!勇者のくせになまいきだR』 E3トレーラー
(画像は公式YouTubeより)

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フリーランス時代はブックオフでバイトの掛け持ちも

左からサイトーブイさん、坂本英城さん。

世界三大 三代川:
 若いサウンドクリエイターの方はどういうきっかけで入ってくるんですか?

坂本:
 多いのはゲームメーカーに入社して、サウンド部に入ってというのですね。うちでも募集すると60倍くらいの倍率です。やりたいという人も増えているんでしょうけれども、ただあまりゲームメーカー側でサウンドクリエイターを抱えづらくなっているんです。

サイトーブイ:
 外注が増えている?

坂本:
 はい。何本もゲームを同時進行で作っている会社さんならありえますけれど、そうじゃない場合はその他にやることがないですからね。それでうちみたいな会社に需要があったりします。

世界三大 三代川:
 新卒で来るんですか?

坂本:
 新卒の採用もしますけれど、だいたい採用するときは何かピンチのときなんですよね。仕事が回らないみたいな。だから基本的には中途採用をかけることが多いですね。僕は入社して1年で辞めて、その後はフリーランスをしながら、もちろんゲーム制作会社にお世話になりましたけれど、8年くらいはフラフラとフリーでやっていました。

世界三大 三代川:
 そんな急にフリーでやれるんですか。

坂本:
 だから最初のうち仕事は年間1本とか2本とかでした。それだけじゃ食べていけないので、ブックオフでバイトをしていたんです。だからブックオフのことは何でも知っていますよ(笑)。

一同:
 (笑)

世界三大 三代川:
 査定できるんですか(笑)?

坂本:
 できますよ。

「フリーランスは立ち止まったら死にますからね(笑)」

坂本:
 バイトでお金を貯めて、たまにいただけるゲーム音楽の仕事で機材を増やして。

世界三大 三代川:
 本当の下積みという感じですね。

坂本:
 そうですね。やっぱりゲームの会社に入れなかったことが悔しかったですね。

世界三大 三代川:
 作曲もしたりして、バンドマンみたいですよね。

坂本:
 そうですね。一人でどこまでできるのかなって。とりあえず全力で10年くらいやったら……みたいな感じで考えていましたね。

中野:
 ゲーム業界に絞っていたということですか。

坂本:
 ゲーム以外はやりたくなかったわけで、あと、音楽業界は怖いというのがあって(笑)。

一同:
 (笑)

坂本:
 そういうのばかりじゃないというのは、後で知るんですけれど(笑)。ゲーム業界は優しい人が多いですよ。でもフリーランスでやっていると、とにかく仕事の数が多くなりますね。メーカーに勤めちゃうと、1本を長く作ることも多いと思うので。

 実質的には仕事が溜まるスピードがめちゃくちゃ早いです。それはいいかなと思うんですが、めちゃくちゃ大変です。立ち止まったら死にますからね(笑)。

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