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「どうして地方は元気がなくなっちゃったの?」前地方創生担当大臣・石破茂氏に聞いてみた

 参議院議員の山本一太さんが司会を務める『山本一太の直滑降ストリーム』 に、前地方創生担当大臣・衆議院議員の石破茂さんがゲストとして登場しました。

 地方創生大臣としての経験から「公共事業と企業誘致の2つの柱だけで地方振興を支える時代は終わりだ」と語る石破さん。地方創生のビジョンについて徹底的に語ります。

左から山本一太さん、石破茂さん。

なぜ地方は衰退したのか

山本:
 石破さんと私は年齢もほとんど変わらないんですが、我々が子供の頃、鳥取県と群馬県で程度の違いはあっても、地方は元気だったでしょう? あれがすっかりこんな風になっちゃった。何がいけなかったんでしょう?

石破:
 地方が元気で人口が増えた10年間がどの地方にもあったんです。私達の年代は皆その頃を覚えていて、「もう一回来ないかな」なんて思うんですが、我々が子供の頃を振り返ってみれば、目を見張るほど道路が良くなった、下水道が整備され、ダムが出来て、鳥取県は空港が出来たりして、雇用と所得が公共事業によって随分もたらされた。

 もちろん我々は民進党ではないから「コンクリートから人へ」なんて言わないですし、必要な公共事業はやる。だけど昭和40年代と同じことは出来ないよね、ということもあるし、私の地元には3000人、4000人を雇用する鳥取三洋電機(現:三洋電機コンシューマエレクトロニクス)があったんですが、今は影も形もないですよ。

石破:
 「同じものを安く、沢山、大勢の人で作ろうね」というビジネスモデルが日本国中に展開していて雇用と所得があった。もちろん精密医療機器、航空機産業、ファッション、伝統工芸のような製造業は日本の強みがあるからもっと強化するけど、昔のような雇用と所得を確保するのは難しいということかな。

山本:
 そこはこの石破さんの著書『日本列島創生論』の一つのポイントであると思うんですが、やっぱり「夢をもう一度」というのは無理だと。随分長い間、日本の地方振興は公共事業と企業誘致の2つの柱に支えられていた。しかしもうこの2つだけで地方振興を支える時代は終わりだと。

石破:
 そうすると「もう公共事業やらないのか、企業誘致やらないのか」と言われるけど、そうじゃありません。昔と同じことは出来ませんということですね。

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