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「たこ八郎に東大生の血を輸血して知能指数上がるか実験した」「バス2台で〇×クイズやって、はずれた方を海に沈めた」ビートたけしが語った仰天の放送禁止エピソード

 2017年4月末、幕張メッセにて開催された『ニコニコ超会議2017』。数ある企画の中でもひときわ注目を集めたのが、『ビートたけしの超「テレビじゃ言えない」会議』。ビートたけしさんに加えて、夏野剛さん水道橋博士さん〆さばアタルさんアル北郷さん(途中から松村邦洋さんも参加)が出演し、視聴者からの質問に対して“テレビでは言えない話”を披露。

 「テレビは昔のほうが面白かった?」との質問に、「たこ八郎に東大生の血を輸血して知能指数上がるか実験したけど変わらなかった」「熱海の埠頭にバス2台持っていって、〇×クイズやって、はずれた方を沈めた」と仰天エピソードを連発し、聴衆を驚かせました。

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左から、ビートたけしさん、水道橋博士さん

「テレビは昔のほうが面白かった?」

夏野:
 では40代の男性です。「最近、昔のテレビは面白かったという話をよく聞きます。」
 今の話に通じますね。「昔のテレビが面白かったという思い出もあります。とはいえ、今よりも段違いに面白かったかというと、そういうわけではないと思います。また、昔は娯楽が少なかったので、テレビが相対的に面白かったのではないでしょうか? たけしさん、今よりも昔のテレビの方が面白かったと思いますか?」

たけし:
 ちょっとは面白いと思うけど、この人の言うように、いろんなエンターテイメントの分野がいっぱい出てきた。嗜好やみんなの趣味が分散したので、集中的な漫才ブームとか、そういうお笑いが脚光を浴びる時代じゃなくなったのは間違いない。それにスポンサーがじゃんじゃん離れていって、昔は1本1億円もかけた番組もあったんだけど、今は400万とか500万がいいとこ。

 とにかく、屋台崩して家を潰しただけで怒られる時代だから。なんでテレビにああいうクレームつけるんだかわかんないんだけど。シュークリームを投げつけると、「食べ物を粗末にした!」とか。画面の下に「この食べ物はスタッフが美味しく食べました」なんて書かなきゃいけないし、もうテレビ自体がインチキ臭くなっちゃった。

 痩せ薬には「あくまでも食事制限と運動の結果です」って、小っちゃく載ってたり。目の薬でも、「なんとかシアニンが入っていて」なんて言う一方で、「あくまでも本人の意見です」って。目の見えねえやつに小っちゃい字で出てる。

 あんなバカなことを許してて、それをテレビでACとかなんかが宣伝してるの、バカじゃないかと思うよ。

夏野:
 ちなみに昔あった、たけしさんが出てらした番組。あれ、同じことをもう一回やるっていうのは、不可能ですかね?

たけし:
 だって、たこ八郎に東大生の血を輸血して、知能指数が上がるかどうかって検査をした。人体実験だよな。

北郷:
 テリー伊藤さんがやったやつですよね。

たけし:
 テリー伊藤がやって、東大生の血を輸血して、たこ八郎の血を出して、問題集をやらしたら、やっぱり変わらなかった。

〆さば:
 (笑)変わるわけがないですよね。

左から、〆さばアタルさん、アル北郷さん

たけし:
 「やっぱりバカは、血の問題じゃねえ」という話になった。

夏野: 
 すごい番組ですね。

水道橋:
 あと、裸族集会なんて言ったら、二子玉川に何百人、全て素っ裸で集まっているんですからね。

北郷:
 それ、ゴールデンでやっていたからね。

水道橋:
 それをテレビで映していたから。

北郷:
 映していましたからね。「裸族がいた!」ということで。

水道橋:
 裸族の酋長がダンカンさんで、それで二子玉川の商店街をブラブラさせながら歩いているんですもん。

北郷:
 “二子玉”川ですもんね。

水道橋:
 まさに“二子玉”川。

たけし:
 5000万円か1億円かけて、熱海の埠頭にバス2台持っていって、〇×クイズやって、はずれた方を沈めたら、今は放送禁止になっちゃった。

夏野:
 昔のテレビはそれOKだったんですね?

たけし:
 流石にそれは死人が出そうになって、ダメになった。

夏野剛さん(左)

夏野:
 ただ、面白いのは、今の現役で活躍されているタレントの方でも芸人の方でも、若いころにたけしさんの番組の影響を受けた方というのが、結構多いんです。わたくしの同級生に爆笑問題の田中というのがいるんですが、高校時代から、たけしさんの真似をずっとしていたんですよ。

たけし:
 あれと太田ってね、よく見るよね。あいつら太田プロ入る前から知ってたんだけど、漫才のネタの作り方が随分似てるなって思ってたよ。

夏野:
 何しろ崇拝していて、それがきっかけになって、あの道へ進んで行ったんですよね。あとは『オレたちひょうきん族』とか。あれを見て、バラエティーの道へ進むようになった裏方の方とかもたくさんいらっしゃいますよね。

 だから「それを見て来たのに、そういう番組を作れない」っていうのは、結構ストレスというか。

たけし:
 あの時はね、ドリフターズがね、すごくカッチリしたコントをやっていて、子供達に人気があったの。どうにかあれを潰そうと言ってね、わざとそういう予定調和じゃないやり方をしてた。

 やっぱあの時は、さんまのおかげだね。さんまはアドリブ効いたし、面白かったね。だから俺は筋回しに回ったけど、「俺が俺が」とやらなくて良かったなと思うよ。だからさんまのおかげだと思うよね。あれもともとは高田純次だったんだ。

〆さば:
 そうですよね。初代は。

たけし:
 俺が「キャスティングをさんまにしよう」と言って当たったから、あれやっぱり、さんまちゃんのいいところが出たよね。あいつはいまだになんか変な姉ちゃん集めてはトークショーやっているけど、あれは面白くねえな。

水道橋:
 たけしさん、タモリさん、さんまさん、その3大ビッグスリーがずっと居続ける業界ですよ。

たけし:
 なんでビッグスリーって言ったりするのかな。タモリなんかビッグスリーじゃねえだろ。ただ黒メガネ掛けて歩いて。あれ、白い杖持って歩いていたら大変だよ、お前。

 ビッグスリーとか言われちゃってさ、「上がいるから、俺ら若手が出られない」って言われて。俺らの時だって上には萩本欽一さんとかいて、追い抜いて行ったのに。自分たちで追い抜いていけばいいじゃねえか。

水道橋:
 それはね、昔はお笑いが戦国時代だったから。たけしさんというのは、欽ちゃんの全否定をやるんですよ。全否定です。全く。

たけし:
 俺は、萩本さんは全部否定したね。「あんないい人になるバカはいねえ」とか。欽ちゃんなんて呼ばれてね、24時間とかなんか言って、走ったこともないマラソンをやって、色々調整して放送終了直前の時間間際に武道館に現れて――。

北郷:
 いつも、ギリギリに間に合っちゃいますからね。

夏野:
 まさに、テレビでは言えない話でございます。

水道橋:
 だけど、基本はそういうルールの弱肉強食だったんですよ。それが89年辺りからすべての事務所も融和したし、ひな壇ができた。そういうところで事務所同士も交流しだした。お笑いの人たちも、たけしさん側、タモリさん側、さんまさん側、みたいな、ダウンタウンさん派とんねるずさん派みたいなところの交流ができるようになったんですよ。

夏野:
 交流しちゃダメだったんですか?

水道橋:
 ダメでした。

たけし:
 だいたい太田たち、爆笑なんて言うけど、「お前らは俺に勝てるわけねえだろ」って言ってんだ。だってまず前科がないだろ?

〆さば:
 それが大前提ですね?

たけし:
 それから、死にかけたことがないだろ?

〆さば:
 スクーターでね。

たけし:
 あと仮性包茎とか色々あるんだよ。

北郷:
 被っているのは、いいじゃないですか別に! そりゃ勝てないですね。

たけし:
 今十仁病院行けば治してくれるんだから。

〆さば:
 この歳になってね。

北郷:
 これから治すんだ。

たけし:
 お笑いなんてのは生き様なんだから、俺なんか明日、野垂れ死にしたっていいの。生きているときに、どう動くかの問題であって、だから、我々は差別されてもいいの。

夏野:
 凄まじいですね。しかし、これは生きるヒントがここにありましたね。

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