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同人小説やイラストを掲載…信者の子供たちが作り上げた「オウム真理教新聞」がインパクト抜群な件

 潜入ライターとして活動するニポポ氏@tongarikids)が取材で見聞きした情報を紹介する「超ニポポの怪しい動画ワールド」にて、「オウム真理教」の幼い信者達が手作りで作成していた「小学生新聞」や「中学高校生新聞」について言及。

 ニポポ氏は実物の新聞を手に取りながら、小学生が「死」について考える特集コーナーや、中高生が独自の価値観を持って執筆した「同人小説」など、掲載されたコンテンツの内容を解説しました。

ニポポ氏

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オウム真理教の子供達が書いた『小学生新聞』

ニポポ:
 まずはこのオウムの小学生新聞。オウム真理教の、家族出家の人の子供達が書いた新聞。この世界しか知らない子達なわけです。裏を返すと、アーチャリーも四女も長男も次男もこの異質な空間で、さらにステージ上位で崇められて暮らしてきたわけだから、一般感覚とか言われても酷なんですよね。

 それで虐げられて、受け入れられなくて、認められなくてってなったら、やっぱりみんなこのオウムという殻に戻って行ってしまう。だから我々は、この社会としての受け入れをどう考えて、どう向き合っていくかが重要。

 体験談コーナーとかでも、なんなら「イジメっ子を哀れんであげちゃおう」みたいなことが書いてあります。

 イラストコーナーには尊師とアーチャリーがいる。「色塗っちゃダメだよ~」とか書いてありますね。

 対峙する大人に対して、「あれ? この人、本当のこと言ってないな」とか、「あれ、この人の言ってること間違ってるぞ」というのがわかってくるのって、5,6年生とかじゃないですか。それも一般家庭であればの話であって。しかし、この偏った空間の中で、彼らは果たしてそう思えたんだろうか。

 “死”という深いテーマについても、当時から考えさせられてるわけですよね。人類滅亡のこととか。ここでもう“誰もが死ぬ”って思想が書いてありますね。彼ら、彼女らは大変な一時代を過ごしたと思います。

 この一説には“ハルマゲドンは神々の一つのカルマ落としでもある”って書いてある。カルマってのは業や欲望って意味合いで、それに包まれすぎた。それを一旦リセットしてしまおうとのがハルマゲドンだから、悪いことじゃないんだよって小学生の頃から教えられている。今後の思想とかも大変なことになっちゃいますよね。

 来世が決定しているよ、ということとかも、小学生の頃から言われていたり。人間は死ぬ前に「苦しい、痛いと言いながら死んでいく」なんてことも書かれてますね。尊師の説法の抜粋が最後に付けられていたりしています。

同人小説まで掲載された『中学高校生新聞』

 続いて、中学・高校生新聞になると、ワープロが使われていますね。読んでみると、この多感な時期でも、がっつりと思想にハマっているんですよね。みんな真面目なんですよ。「自分の宗教に自信がないならやめてしまうべきです!」とか、熱く語られているんですよ。

 さらに、この年代になると同人小説まである。とんでもない文字数を書いてますよ。

 この学生新聞系は、早い段階で頓挫しちゃうんですよ。なぜ頓挫してしまったかというと、アーチャリーが編集長だったんですよ。やっぱりこういう状況で生活してきたものですから、マインドの振れ幅が凄かったんですって。

 そりゃそうですよね。あの状況から逮捕だ、警察だ、といろいろあって。それでしっかりしろという方が無理がありますよ。結局自殺未遂騒動を起こしている。娘たちはみんなやってたのかもしれない。

 宗教って、一概に「叩きやすい」んですよね。「おかしい」と安易に考えがちじゃないですか。だけど、やっぱり宗教にも理解を寄せていかなければいけない。

 ですが、「理解しろってことは、許せということなのか」「認めろということなのか」と早とちりしてしまう人が多い。しかし、許す許さない、認める認めない、というのは別の話で、理解とは、「あなたの意見はこうなんですね」と飲み込むこと。まずは「理解する努力をしようよ」と思いますね。

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