「南瓜」を「かぼちゃ」と読むのは何故なのか? 読みと書きの由来が交差する“日本らしい事情”を解説してみた
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今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『かぼちゃだけにほっこりする話』というテングサさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
ハロウィンでよく見かけたかぼちゃ… それを見てあかりちゃんはふと気が付きます。 南の瓜でカボチャと読むけど、普通にはカボチャって読めない! どうして南瓜はカボチャと読むのだろう… そんな疑問をゆかりさんに尋ね、ゆかりさんは踊りながらカボチャのあれこれを教えてくれます

漢字で南の瓜と書くカボチャ。「南」をカボとは読みませんし、「瓜」もチャとは読みません。どうしてカボチャを「南瓜」と書くようになったのでしょうか。投稿者のテングサさんがその辺りの事情を動画にまとめました。

テングサさんによると、カボチャの漢字と読み方は日本に伝わった時の歴史が関係しているそう。カボチャは、16世紀にポルトガル人によって寄港地のカンボジアで作られたものとして伝わりました。

ポルトガル語でカンボジアのことを「カンボジャ」と言い、そこからカンボジャ瓜→カボチャ瓜→カボチャとなったのだそうです。
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