『刀使ノ巫女』声優・ゆかな演じる高津学長の怖~い演技について「嫌われるためにお芝居してると仰っていました(笑)」十条役・大西沙織が語る
第5話 不思議な関係の真希と寿々花
本渡:
そこからの第5話。「山狩りの夜」。
大西:
4話の最後で真希さんが「山狩りだ~」って(笑)。
本渡:
5話の中で真希、寿々花と戦って、なんとか勝つというか逃げるという形を取るじゃないですか。その直後の真希さんがとても好きで。「この僕が……僕が……」って。
大西:
意外と豆腐メンタルっていうね(笑)。
本渡:
アフレコ現場ではすごく話題になっていましたよね。内山夕実さんもM・A・Oさんも「負けてる」「また負けてる」って。
アフレコ現場でもお二人が隣り合った席で会っていたりするので、そこで結構二人がキャイキャイしていて、「きょうのVTR見ました?」「負けてましたね」「勝ちたい」ってお二人ともずっと仰っていて(笑)。
大西:
中の人もリアル夫婦みたいな感じでね。ずっと一緒にいてね。面白い。
本渡:
そうなんですよ。
大西:
この二人の関係は不思議だよね。なんか支え合うというか、それよりも寿々花が真希をひたすら下から支えている感じがする。
本渡:
意外と真希さんって一人で何でもできそうですけれど、意外と足りないところがたくさん精神的にあって。そこを一番理解しているのが寿々花さんで。ある意味コントロールできるのは寿々花さんというか。
大西:
手のひらでコロコロするタイプなのかね(笑)。
第6話 エレンは意外と策士
本渡:
第6話です。「人と穢れの狭間」。エレンさんが意外と。いつもあんなにおちゃらけて、パイパイがでかいだけなのかなと思ってたら。
大西:
やめなさいよ、その言い方(笑)。
本渡:
そうではなくて意外と策士で、すごい考えているんだなと思って。
大西:
そうだね。
本渡:
一番頭が切れるキャラと言っても過言じゃないのかもしれませんね。
大西:
そうだね。姫和ってすごいいろいろなことを考えていて、頭が良くてって思っていたんだけど、意外と紫様を倒す、復讐のことばかり考えているから、まわりのことが見えているかというと意外とそうじゃないキャラクターなんだなって。
本渡:
一言で言っていいですか。脳筋なんですよね。
大西:
脳筋!
本渡:
私はそこがすごく愛おしくて。「もう、まったく!」と思っていつも見ています(笑)。
ここでは夜見さんが荒魂と化してしまったり、おぞましかったりもして。エレンさんが敵のところまで駆けつけて、潜入してアンプルを奪ってきたんですけれど、最終的に全ては誘導であったというか、そう簡単には奪えないものが奪えたということが……。
大西:
いろいろみんなの思惑が交差していて難しいですけれどもね。
第7話 各々の関係が大きく動く
本渡:
第7話。1枚目がすごく好き。雪那さん!
大西:
雪那さん! 暴れとる~!
本渡:
暴れていましたね(笑)。雪那さんと沙耶香の関係、そして沙耶香と舞衣の関係が大きく動いたなと私は思うんですけれど。
お姉ちゃんだからという理由の一つで、守り抜いて戦ってくれる舞衣ちゃんって、なんていい子なんだろうなって。
大西:
本当に。舞衣ちゃんには報われてほしいな。舞衣ちゃんには本当に序盤でご迷惑をおかけしたので。見逃してくれてさ。クッキーまでくれてさ。ありがたかったですよ、本当に。
本渡:
だから二人で立ち上がることができて嬉しかったです。
大西:
「お姉ちゃんだから」っていう言葉は本当に強いよね。
本渡:
強いですね。「お姉ちゃん」っていうシーンも、ドラマCDの中でも今後描かれていくんですよね。
大西:
話数と話数の間の話だったりとか、実はもうちょっとこういうことあったっていうのがあるから、ドラマCDもぜひ聞いてほしいですな。
本渡:
絶対かわいいです。楽しみにしていてください。
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