【真似しないで】トリカブトを丸かじり! リアルサバイバーの体を張った“春の食べられる野草講座”が危険すぎる「この一株で二人殺せます」
ニコニコ生放送では「春に採れる!食べれる!雑草 & いきもの ワークショップ」と題した放送を行い、番組にはサバイバル動画の第一人者であるカメ五郎さんが講師として登場しました。
カメ五郎さんは、生徒役のゲーム実況者のコジマ店員さん、漫画家のピクピクン☆さん、グラビアアイドルのうさまりあさんに3月中旬から4月中旬頃に多摩川の河川敷で採れる野草や生き物を中心に紹介。よく似ている毒草・トリカブトとヨモギの見分け方を解説するコーナーでは、実際にトリカブトをかじってみせる体を張った講義を行いました。
※本記事は2017年3月23日に放送された内容の一部を再構成したものです。また記事中には一部グロテスクな画像等が含まれております。あらかじめご了承ください。
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ノビルとアサツキ――毒草は独特なネギのニオイがしない
カメ五郎:
今回紹介する植物や動物は、身近に生息しているものたちを紹介していこうかなと思います。では、今回の採取地はここです。
ピクピクン☆:
多摩川ですよね?
カメ五郎:
今回紹介するのは全部ここに生えているやつです。何の変哲もない河川敷ですが、日当たりの良い場所を選びますと、こうやって黄色くてかわいらしい花が咲いています。
ここに映っている花は全部食べられます。まず、オススメするのがこちらです。ノビルとアサツキです。
うさまりあ:
どちらも同じに見えますけれどね。
カメ五郎:
このスライドでは、ノビルとアサツキが逆に表記されていますね。色が濃いほうがアサツキだと思ってください。
コジマ店員:
これ、よく見ますよね。
うさまりあ:
庭とかに生えてますよね。
カメ五郎:
これはネギの仲間なので、お蕎麦とかを食べる時に薬味に使えますし、そのまま球根を食べても美味しいです。生で食べられます。
似たようなものが結構生えておりまして、ヤマラッキョウという似たようなものが生えていますが、全部ネギのニオイがするものは食べられます。たまにスイセンとかと間違えちゃう人がいるけれど。でも、毒草はこぞって、ネギ独特のニオイがしないんです。だからニオイで判別してもらうのが一番いいと思います。
ノビルとアサツキは、ヒガンバナ科となっておりますが、昔はユリ科の植物でした。
コジマ店員:
ニラとニンニクのニオイが混じったネギ臭?
カメ五郎:
そうですね、アサツキのほうがニオイがします。ノビルのたぐいは、どうもニンニクとニラの合いの子みたいな独特なニオイがします。生でも食べられるし、スープに使ってもいいですし、ニオイ消しみたいなものに使っていただけたらと思います。
セリ――日当たりの良い山地なら、どこにでも生える
カメ五郎:
せっかく水辺に来たのだから、セリを採取しましょうということで、取ってきました。これはもうほとんど説明する必要がないので、野菜でいいです。
コジマ店員:
名前は聞いたことがありますね。
うさまりあ:
七草粥に入れますよね。
カメ五郎:
実際は日当たりの良い山地なら、どこにでも生えています。わざわざ水辺に行く必要もございません。湿り気の強いところを好んでいるということで、比較的河川敷とかに生えているのかなと思います。これも生で食べられます。
似たような山菜にドクゼリというものがございますが、気をつけてください。よく調べてください。節がたけのこ状なのがドクゼリです。
クレソン――野生でも手に入る!
うさまりあ:
クレソンって、河川敷に咲いているんですか? スーパーに行くとめちゃくちゃ高いんですよ。
カメ五郎:
右側のもっさりしているのは、全部クレソンです。これも生で食べられます。よくお肉の付け合せで使われますね。
コジマ店員:
こんな野生で手に入るなんてすごいですね。
カメ五郎:
セリを探しに行ったら、ついでに生えている感じです。