話題の記事

【ザ・新興宗教】セックス教団でも「コミュ力」は必須スキル。宇宙人が教祖の団体「ラエリアンムーブメント」に迫る

科学の力みが深い

ニポポ:
 じゃ、ちょっと、資料をもう1枚。

楽園主義に関する資料。右側には、とある極めて重要なイベントについても書かれている

ニポポ:
 こんな感じでね、ここにも書いてありますね。

 労働の必要がない世界

 

 お金の必要がない世界

 

 いつも自分の望むことが出来る世界

 

 飢えも争いもない世界

 こんな素晴らしいことをね、あの掲げているわけでございますけれども。こんなエロヒムと理想の世界を創っていこうじゃないかというような、ことを彼等は訴えておりますね、はい。
 じゃあ科学的っていうけどさ、いろんな奇跡の証明をしてくれよ、と。ね、どうやって科学で割り出せるのよっていう話になるじゃん。そしたら次の資料、いいですか?

科学的な解説

ニポポ:
 はい、あのう「モーセの十戒」とかあるじゃん! あれですよ、すべてのね、水を分けたって言いますけれども、どうですか? って。
 「いやいやあれ私達の宇宙船から、反発光線を発射しただけですから」「ああ科学的!」みたいなね、感じでね(笑)。そうなんですよ、うんうん、あれだね! っていう(笑)

 (コメントを読みながら)みんないいね、ライトな感じでね(笑)。うん、タコ可愛いね、とかね、言ってくれている感じで(笑)。
 はい、ええ、こんな感じで一応科学的です。科学的に全部解決出来るんだよーっていうようなことを仰っておりますね。

ニポポ:
 「ザイン」は、女性が性欲を解放していくと、ドンドン魅力的になるよと言っていて、まあ、それ一理あるし、それもそうじゃないと思うんだけど、「ラエリアンムーブメント」も、似たようなことを言ってるんですね。科学的にね(笑)。いろいろな人と……多くの人数とセックスをすると、ニューロンが活性化します、と。頭の中のね。

 そしてそのニューロンが活性化するから、ドンドン賢くなれるんだと、いうことを言っていて、そういう教えをインプットすることで、その自発性を促す、という形が構築されているのかな、という状況になっておりますね。

宇宙の写真を公開

ニポポ:
 じゃあと1枚、最後の資料お願いします。

これが宇宙

ニポポ:
 はい。これね、あのうこれ宇宙です(笑)。これ、珍しい宇宙の写真(笑)。なんですとー? って(笑)。「スター・ウォーズ」で見た、とかって(笑)。

 彼等の惑星ね、これ。地球で生命体を創っていくのが面白くなっちゃって、科学者が、自分たちに似せた知能を持った生命体を創ろうよって言っているんですが、それでこの会議で、「いやいやそれはマズイだろう」「俺たち攻撃してきたらどうするんだよ?」「俺達と同じレベルになったらどうすんの?」みたいなことで、モメてる会議ね、これ(笑)。

 で、最終的に、「もうね、今の地球のみんなは私たちの知的レベルを理解出来る。だから君たちが神だと思っている存在と、君たちって同等なんだよ!」っていうことを訴えているのが、ラエリアンムーブメントの教えですね。

 エロヒム大使館をエルサレムに創ろうっていうのが彼等の野望であるからさ、昨年末か、トランプさんがいきなり「エルサレムね、あれ、イスラエルの」とかっていって言っちゃったじゃん(笑)。ラエリアンムーブメントはね、あれにやっぱり強いこと反発してますね。

現アメリカ大統領のドナルド・トランプ氏
(Photo by Getty Images)

ニポポ:
 やっぱりそうなんですよ、あんなマークを掲げているだけありまして、ユダヤの皆さんにご立腹なんですね。大戦後にいきなりやってきてさ、「ここイスラエルでーす」って言ってさ、「いやいやそれは違うだろう」っていう話が中東戦争じゃない。

 あのね、戦争が4回あるんだよね。イスラエルは圧倒的な軍事力でさ。その4回で、元いた人々がちょっと一部に取り残されるという形で、今も紛争とかゴタゴタが続いていて。

 国連とか世界の流れとしては、「まあ両方の顔を立てようじゃないか」「気持ちを立てようじゃないか」と。ね、いきなり来て「ここ俺達の約束の地なんだから」って言われてもね、「ただ世界に散ってただけで、元々俺らのです!」って言われても、「えー?」ってやなる人もいる、うん。

 だけど「いやいやそれ約束でもう決まってるんだから」と言う人もいる。じゃもう“お互いの”とか、“お互いのどっちでもない”っていう感じで、どっちつかずにしているのが今の世界世論なわけでございますけれども。

トランプ氏の失言に便乗

ニポポ:
 まあそこにね、トランプさんが石ころをポーンと水面に投げてくれたんで、大きな波紋になっているわけですけれども。これに今乗っかってるんですね、ラエリアンさん

 で、そんなことを言って、「やっぱりユダヤの皆は悪じゃないか」と。要は、モーセの十戒にもある“汝、殺すべからず”の教えですよね。「“汝、殺すべからず”を守ってないんだったら、ブッ殺すぞー!」というのが(笑)、あのう、えー、今の彼等の怒りなんでしょうね。

 ええ、人が亡くなってる戦争であったりとかね、そうなってるもんですから、ユダヤの人たちに向けて「とにかく君達は、またそこから世界に離散しなさい」と。ラエリアンさんの思想として、エルサレムっていうのは、多民族他宗教のメッカでなければいけないんだ、と。そして多民族他宗教のメッカと言ったら、やっぱりエロヒム大使館だろう

ニポポ:
 ということで、そこをエロヒム大使館にして、我々の創造主であるエロヒムと交流を深めるポイントにしてね(笑)。地球平和につなげていこうじゃないか、いろいろな科学技術をね、ドンドン分けてもらおうじゃないか、っていうのが、「ラエリアンムーブメント」なんですよ。

―人気記事―

【ザ・新興宗教】セックス教団『リトル・ペブル同宿会』潜入レポート。教団責任者が唱える″償いのセックス”に密着

【ザ・新興宗教】心霊スポット化した山奥の宗教施設に潜入したら500円払って修行体験することになった話「みなさんめちゃくちゃ親切でした」

この記事に関するタグ

「テクノロジー」の最新記事

新着ニュース一覧

アクセスランキング