北朝鮮観光で撃ち殺されそうになった話。記念撮影だからって兵隊の腰に手を回しちゃダメ、絶対
北朝鮮のナイト遊園地、美しいネオンが印象的だが……
ニポポ：
次の画像にいってみましょうか。
ニポポ：
今映ったのは北朝鮮のナイト遊園地。こんなバブリーなものがあるんですよ。この出来立てのナイト遊園地、結構きれいでしょう？ フォトショ加工してませんよ。
安：
すごいね。発展途上国はレインボー色が好きだよね。
ニポポ：
ナイト遊園地には若者がいっぱい来ているのよ。では、次の写真を映してもらえますか。
安：
若者が来てる！
ニポポ：
本当に、こんな写真があるんです。「みんなここで楽しんでます！」みたいな感じで写真を撮っているでしょう？ よく見たら、みんな入口で撮っているんだよね（笑）。
安：
“インスタ映え”（笑）。
ニポポ：
本当にその通りで、ここで何が起きているかというと、看板のネオンがギラギラだけど、実は電力供給が追い付かなくて営業していないんだ。
安：
なるほど、門だけ営業しているんですね。
ニポポ：
門だけ電気が点いているんだよ。この門が結構高い山の高台にあるんです。まるでトラップで……若者がやってきているんだけど営業はしてないのよ。
安：
それはちょっと……詐欺だわ。
ニポポ：
これがハリボテと言われるところでもあるんだけれども、いわゆる「やっているんだぞ」という看板は消さないんだよね（笑）。
安：
でも、実利はないんだから門も消せばいいのに（笑）。
ニポポ：
だってさ、外国人がこの門の写真を下から撮るかもしれないじゃん？
安：
なるほどね。インスタに上げてくれるかもしれないし。
ニポポ：
「すごいな北朝鮮、ナイト遊園地があるぜ」と投稿するかもしれない。それだけのために電気を点けているんだ。
北朝鮮の焼酎はバスクリンの香り!?
ニポポ：
これは北朝鮮の焼酎ね。ラベルのところに葉っぱが描いてあるでしょ？ 松の葉で作る焼酎なんですね。向こうの方々は、お酒が強いんです！ これがまた、バカ高い度数の焼酎になっているわけよ。勧められてガンガンに注がれるんだけど……バスクリンの香りがして、「バスクリンの森の味」という感じなんです（笑）。
とんでもない味がして、飲み口もキツイという……（笑）。「割らないのか？」というコメントが来てたのですが、北朝鮮の人に焼酎を割るという概念はないよ！ なんなら氷も入れないでそのまま、ガバガバいくのよ。氷は製造に電力を使うじゃないですか？ なので停電が多い北朝鮮では氷が出てくるところが、ちょっと少ない印象があります。
ニポポ：
これが北朝鮮の名物料理、平壌冷麺です。見た目もいいから、美味しそうに思えるんだけど……水がまずいんだよ（笑）。臭みがあるというか、とにかく美味しくない。
「スープがダメなら、全部ダメじゃねえか」という視聴者からのご意見があるんですけども（笑）。我々が軟水に慣れ過ぎているのがあるのかもしれないんですけどね。硬水で、しかも水自体に臭いがあるので美味しくいただくのが難しくなっていたりします。
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