ミドリノハサミによる豊かな響きを持つ歌声と華やかなサウンドが心を弾ませる1曲『芽吹きますように』歌コレ2025春・雪乃イト部門優勝オリジナルソング
直近では2026年3月5日(木)~9日(月)に開催され、大勢の歌い手による力作が界隈を盛り上げた『歌ってみたCollection』(以下歌コレ)。
今回ご紹介するのは、そんな歌コレの2025年春開催時、雪乃イト部門での優勝を獲得した歌い手・ミドリノハサミによる楽曲「芽吹きますように」である。
文/曽我美なつめ
近年の歌コレでは目玉のひとつとなりつつある、さまざまなプロデューサー陣によるボカロP部門。
再生数の観点とは別途、各部門のボカロPが独断で決めた優勝者に対し書き下ろし曲を贈る権利という豪華な特典も、多くの歌い手にとって奮起の材料となっているようだ。
そんな歌コレ2025春に実施された雪乃イト部門にて、彼の楽曲「追憶ポエジー」で優勝を獲得したのが、歌い手・ミドリノハサミである。
芯のある伸びやかな歌声を大きな魅力とし、ニコニコ動画でも10年以上歌い手としての投稿を続ける彼女。
過去には歌コレ2022春にて、歌い手・春瀬愛羅とのユニット・ハルリノで柊マグネタイト部門の優勝も果たしており、長年の経験をバックボーンに持つその実力は折り紙付きと言っても過言ない。
そんな彼女の「追憶ポエジー」歌唱を聴き、“一緒に作品を作りたい!そう思える歌声”だったことが、今回の選出理由だと雪乃イトはコメントしている。

今作「芽吹きますように」の最も印象的な点は、やはりそんな彼女の豊かな響きを持つ歌声がよく映える、華やかな厚みあるサウンドだろう。
軽やかなミドルテンポのシャッフルビートと、その上でコード感を持って跳ねるピアノ。
そして歌のメロディと絡み合う伸びやかなサックスのオブリガードに、作曲家・雪乃イトの確かな手腕を感じたリスナーもきっと大いに違いない。

またツウなボカロ・歌い手リスナーには、ぜひ今作の演奏布陣も注目して欲しいところ。
本曲は同じくボカロPとしても知られる駄菓子O型がピアノ演奏を、そしてなみぐるがサックス演奏を担当しており、その他のプレイヤーにも盤石のスタジオミュージシャン勢が揃えられている。

雪乃イトが「思うようにいかない日々の中でも、見方を変えれば世界はきっと綺麗だ」と思いを込めて作り上げ、「ままならなくても、きっと芽吹いている日々に向かって歩き続けたい」という思いを、ミドリノハサミが歌に込めた「芽吹きますように」。
さまざまな作り手が願いと祈りを込めた今曲は、この春新たな挑戦や門出を迎える多くの人々の背中を、きっと優しく、そして力強く押してくれる1曲になるはずだ。
また、「芽吹きますように」はボーカロイド版も公開されているので、合わせてチェックしてほしい。
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