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【国難突破解散】戦後の○○解散、24+1回分を時系列でまとめてみた

⑮消費税解散 1990年(平成2年)1月24日

【命名の由来】野党が、結党以来自民党を初めて参議院での過半数割れに追い込んだ前年の第15回参院選を再現するため、再び消費税導入の是非を争点に選挙に挑んだことに由来するとされる。

【結果】自民党 大勝

⑯嘘つき解散 1993年(平成5年)6月18日

【命名の由来】宮澤首相がTV番組で「選挙制度改革を実現する」と公約するも、次の国会へ先送りしたことに野党が反発し、内閣不信任決議案を提出。自民党の反対多数で否決されると思われたが、党内から造反者が続出して可決された。

【結果】自民党 大敗 野党に転落

⑰小選挙区解散 1996年(平成8年)9月27日

【命名の由来】小選挙区比例代表並立制での初の選挙がおこなわれたことに由来する。単独過半数の回復を狙う橋本首相が沖縄問題で一応の区切りがついたことを受けて解散した。

【結果】自民・社民で過半数を獲得

⑱神の国解散 2000年(平成12年)6月2日

【命名の由来】森首相の不適切な発言や行動は就任来度々指摘されていたが、5月15日に神道政治連盟国会議員懇談会で「日本の国、まさに天皇を中心としている神の国(略)」との発言に野党をはじめとして「政教分離原則に反する」と批判が高まり、森内閣は解散を決定した。

【結果】自民党 議席減

⑲マニフェスト解散 2003年(平成15年)10月10日

【命名の由来】国政選挙で初めて各党が政権公約(マニフェスト)を掲げて争うきっかけになったことに由来する。別名は『構造改革解散』

【結果】自由民主党と公明党・保守新党の与党3党としては議席減。民主党躍進で二大政党制へ

⑳郵政解散 2005年(平成17年)8月8日

【命名の由来】郵政法案が否決されたら衆議院を解散すると明言していた小泉総理は、05年8月8日の参議院本会議で郵政民営化関連法案が否決されると、当日に解散を断行。会見で「(郵政民営化に)賛成か反対かはっきりと国民に問いたい」と語った。

【結果】自民党 歴史的大勝

㉑政権選択解散 2009年(平成21年)7月21日

【命名の由来】福田康夫の後を受け発足した麻生内閣は、与野党からの退陣要求(「麻生おろし」)の動きを止められず解散。結果的に自由民主党中心の政権か、民主党中心の政権かを選択する選挙となったことから、選挙後に定着したとされている。

【結果】衆院第1党は自民から民主に

㉒近いうち解散 2012年(平成24年)11月16日

【命名の由来】野田首相が『社会保障と税の一体改革』の関連法案の可決・成立に向け、自公の協力を得るべく行われた3党首会談の席上にて「近いうちに国民の信を問う」と発言。これが3党首の合意を得たことで、解散総選挙が行われるとの観測が強まったことに由来する。

【結果】自民党圧勝 民主党下野

㉓アベノミクス解散 2014年(平成26年)11月21日

【命名の由来】安倍首相が記者会見で自ら『アベノミクス解散』と命名。 15年10月の消費税率再引き上げを、17年4月に先送りするとの判断を示し、この判断の是非について国民の信を問うとして、解散を行った。

【結果】与党が議席数3分の2を維持

㉔国難突破解散 2017年(平成29年)9月28日

【命名の由来】「この解散は『国難突破解散』だ」と安倍首相が会見で発言したことに由来。解散を決断した理由として、核実験・弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮と少子高齢化対策への対応を挙げた。勝敗ラインを自民、公明両党で「過半数(233議席)」に設定している。

【結果】


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