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【国難突破解散】戦後の○○解散、24+1回分を時系列でまとめてみた

⑧黒い霧解散 1966年(昭和41年)12月27日

【命名の由来】詐欺や恐喝、脱税など、自民党を中心に相次いで不祥事が相次いで発覚し、自民党への国民の信頼が失墜するなか、野党が佐藤政権に迫り解散したことに由来。

【結果】予想に反し野党が伸びず 自民党は安定多数を維持した。

⑨沖縄解散 1969年(昭和44年)12月2日

【命名の由来】沖縄返還を確定させた佐藤栄作首相が、その成果を引っ提げて解散に臨んだことに由来。

【結果】自民党 圧勝

⑩日中解散 1972年(昭和47年)11月13日

【命名の由来】日本列島改造論、そして日中国交正常化の実現で人気のピークに達した田中角栄首相が、勢いそのままに解散総選挙に突入したことに由来。

【結果】自民党が安定多数を維持も、事前の予測に比べ不振とされた

ロッキード解散 (1976年(昭和51年)12月9日)

【命名の由来】現行憲法下唯一の衆議院議員の任期満了で、“解散”ではなくロッキード“選挙” とも呼ばれる。田中角栄のロッキード事件関与の疑いが表面化する中、事件追及の姿勢を示した三木首相は田中派のみならず自民党内の大多数から反発を受け、解散を断行できなかった。

【結果】自民党 惨敗 三木首相退陣

⑪増税解散 1979年(昭和54年)9月7日

【命名の由来】「戦後政界屈指の知性派」といわれた大平正芳首相が、野党のみならず、自民党内の大反対にあいながらも「一般消費税導入」を掲げ、解散を断行したことに由来。

【結果】自民党 過半数割れの大敗

⑫ハプニング解散 1980年(昭和55年)5月19日

【命名の由来】社会党が不信任決議案を提出。衆院過半数を占めていた与党自民党に否決されるはずが、前年の四十日抗争で反主流となった福田・三木両派を中心に大量の欠席者が出て、賛成多数で可決という予測しがたい事態が起きたことに由来。

【結果】自民党 大勝

⑬田中判決解散 1983年(昭和58年)11月28日

【命名の由来】ロッキード事件の第一審判決で元首相の田中角栄に対しの実刑判決が言い渡される。無罪を主張していた田中角栄は衆議院議員辞職を拒否するも、国会は紛糾し、解散に至ったことから。

【結果】自民党 過半数割れ 新自由クラブとの連立政権に

⑭死んだふり解散 1986年(昭和61年)6月2日

【命名の由来】世論調査で高い支持率を保っていた中曽根首相が、前回総選挙で失った党勢の回復のため、野党を騙し打って解散総選挙を断行。早期解散はできないと野党に思わせていたことを中曽根首相が「死んだふり」と表現したことから定着した。

【結果】自民党 圧勝

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