焼肉屋が「豚トロ」について徹底解説! 部位の説明からはじまり、捌き方&美味しい焼き方までをプロが実演
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『本当の正体は知っているか?豚トロがガチで旨くなる捌き方』というホルモンしま田さんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
みなさんは豚トロって好きですか? 豚トロって焼肉屋やスーパーに行くと結構置いてあることありますよね! 前にも紹介したことある部位ですが、 今回は原点回帰としてスタッフ教育用で再度撮りました! シリーズ化していくので、これをみていけばあなたも焼肉屋開けるかも!? それでは早速やっていきましょう!
群馬県前橋市でホルモン屋を営んでいる投稿者のホルモンしま田さんが、豚の部位「豚トロ」について解説します。
豚トロはサシが入っているのが特徴です。そこでマグロのトロになぞらえ、豚のトロということで「豚トロ」「ピートロ」と呼ぶようにになったそう。
両面にたっぷりの脂が付いていますね。
今ではホルモンの種類が少ないお店でも置かれるような定番の部位になった豚トロ。発祥は北海道の旭川と言われています。そんな豚トロを大手チェーンで最初に置いたのは牛角。「かなりの先見の明がある」とホルモンしまださん。そして、しまださんのお店でも豚トロは結構出るそうです。
そんな豚トロの分類は首の肉。豚の顔は肩辺りからあるので、正確には頬の後ろぐらいの位置なのだとか。
次は肉をカットします。今回の豚トロは平均的な大きさで、脂を取って200gあるかどうかという感じだそうです。たまにものすごく大きいものもあるのだとか。
脂を除くと可食部は50%から60%程度になるとのこと。分厚く付いた脂をどれくらい取るのかは店の匙加減になります。
7、8mmくらいにカットして1枚11gぐらいが、ホルモンしま田さんのお店の1人前にちょうどいいサイズだそうです。炒め物に使うならば薄くカットするのもオススメだとか。
厚く切ると結構歯応えがあり食べにくかったりするため、ここは好みになります。また、薄いとすぐに焼けて焦げやすかったりもするそうです。
おろしニンニクと塩とゴマ油とブラックペッパーを混ぜ合わせ、盛り付けて完成。
さっそく焼いていきます。脂が多いので火が上がりやすいため薄いと焦げやすく、また、一気に乗せると管理が難しいので注意とのこと。
そして炭火は美味しくなる反面温度管理が難しくて失敗しやすく、ガスロースターは温度が一定なので一度焼き始めると温度の癖が把握しやすいという特徴があります。
1分半ほどたち、表面にじんわりと水分が出てきたところでひっくり返しました。いい焼き加減です。肉が反り返った場合はトングで軽く押さえてあげます。
じゅくじゅく脂が滴り始めました。食べ頃です。軽く網で脂を落としていただきます。
焼けた肉を食べたホルモンしまださんは「コレコレ!」とポーズ。豚トロのサクサクとした噛み切りやすい食感が好きだそうです。
焼くとジューシーで、シャキシャキ、サクサクとした食感が楽しめる豚トロ。説明の詳細や手際のいい調理の様子に興味を持たれた方は、ぜひ動画をご視聴ください。
視聴者のコメント
・売ってる形だ!
・豚トロ大好きー
・カリッカリに焼くと美味いよね
・ちょっともちっと感残るくらいも好き
・勉強になりましたー
▼動画はこちらから視聴できます▼
『本当の正体は知っているか?豚トロがガチで旨くなる捌き方』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43148135
―あわせて読みたい―