声優の井上和彦さんが神谷浩史さんの“緊張”にまつわる悩みにズバリ回答!キャラクターと長年寄り添い続けるための“影の努力”についても語る
声優の井上和彦さんがMCを務めるトーク番組、『井上和彦のくじメイト特番~大人な色気のフォトグラファー編~#1』が、2023年7月21日20時より、ニコニコ生放送にて放送されました。
本番組ではゲストに声優の神谷浩史さんを迎えて、おふたりの出会いにまつわるお話から、“緊張”あるいは“ドキドキ”に関する興味深いエピソードなどが語られていくことに。
この記事では、番組内のトークの中から、とくに盛り上がっていた場面をピックアップして紹介していきます。
「数十年前に演じたキャラクターの声がいつでも出せるように」井上さんが実践する影の努力
「くじメイト特番」にてMCを務めるのは、通算3度目となる井上さん。
ゲストの神谷さんは「生放送なんて良いこと何もないんだもん(笑)」と戦々恐々の様子でしたが、おふたりで和やかにトークを展開していきます。
井上さんと神谷さんの共演作といえば、『おそ松さん』での松造とチョロ松、『夏目友人帳』でのニャンコ先生と夏目貴志などが印象深いところですが……。
共演回数だけを見ると、「それほど多くはない」というのがおふたりの共通見解。先に挙げた代表作はどちらも長年ファンに親しまれているだけに、そう言われると意外な気がしてしまいます。
そんなおふたりの初共演は、神谷さんいわく「何かのドラマCD」とのこと。むしろ、神谷さんとしては『うえきの法則』にて何度かゲスト出演した際に、そちらで音響監督を務めていた井上さんとお会いしたときのことのほうが思い出深いご様子でした。
一方で井上さんは、神谷さんの第一印象について「なんて滑舌が良い人なんだろうと思った」とコメント。
それを受けて神谷さんも「デビューして10年間くらいはナレーションのお仕事が多かったから、あまり先輩方とお芝居をする機会がなくて」と当時を懐かしみます。
いまではお互いを「浩史」、「和彦さん」と呼び合うなど、世代を超えた相棒感が漂うおふたり。
「和彦さんは昔からお優しいし、何より声がぜんぜん変わらない」という神谷さんの言葉をきっかけに、井上さんがキャラクターと寄り添うための影の努力について語る場面もありました。
井上さんは「僕らの仕事って、20年前、30年前の役をもう1回演じるなんて瞬間もあるじゃないですか」と前置きし、いざ昔のキャラを演じる際に当時と同じ声が出せるよう、「ときどき内緒で練習している」のだそう。
“内緒で”というところがダンディ&ちょっぴりお茶目な井上さんらしくもあり。1985年放映の『機動戦士Ζガンダム』ジェリド・メサ役などを、いまなおゲーム等の媒体で完璧に演じることができる理由が垣間見えたように思います。
ちなみに番組前半パートでは、アニメ第七期の制作が決定した『夏目友人帳』に関する最新情報や、15周年記念ポップアップストアにて販売中のグッズをおふたりが紹介するシーンもありましたので、作品ファンの方はぜひチェックしてみてください。
経験を重ねるごとに緊張が増している神谷さん&気付いたら緊張しなくなっていた井上さん
8月27日まで販売中の「井上和彦のくじメイトVol.3~大人な色気のフォトグラファー編~」の紹介と、バイノールラルマイクを使用した生アフレココーナーを挟んで、番組後半には「くじトーク」に挑戦した井上さん&神谷さん。
ひもくじ形式で引き当てたテーマについて、おふたりがたっぷりと語り合いました。
“心を落ち着かせるためのルーティーンは?”という話題では、「最近は緊張のほうが勝って良くないなと思っている」と神谷さん。
舞台などでは未だに緊張すると語ったうえで、経験を積めば積むほど、緊張している自分を冷静に客観視できるようになり、パフォーマンスの低下やミスを過度に気にしてしまうようになったという悩みを打ち明けます。
そんな神谷さんから、「和彦さんは緊張しているところを見たことがない」と言われるほど自然体を崩さない井上さん。「いつから緊張しなくなったんですか?」という質問には、さすがの回答が。
じつは井上さんも、若手時代は現場でかなり緊張していたそうなのですが……「それが嫌だ」と感じてからは、「お芝居だから、失敗しても死ぬわけじゃない」と自分に言い聞かせることにしたのだとか。
そうした自己暗示を続けるうちに、井上さんは「気付けば、失敗すらも楽しめるような自分になっていた」と語ります。
このお話には神谷さんも大いに感心したようで、「最近は“失敗したら絶対ダメ”みたいな価値観が強い世の中になっているじゃないですか」と言及。失敗の経験が極端に少ない人のほうが、むしろ危ういのではないかとの意見を話し、視聴者からも共感を集めていました。
さらに「くじトーク」コーナー内では、“子どものころの夏休みの思い出は?”というテーマから、なぜかおふたりでエロ本トークに波及してしまうワンシーンも!?
“緊張”にまつわる深イイトークからは恐ろしいほどの落差でしたが、これはこれで当時の“ドキドキ”がよみがえる青春トーク(?)となっていました。
このほかにも、井上さんが趣味のロードバイクで脅威の130kmを走破したお話や、神谷さんのお酒の席での珍経験談など、ここでしか聞けないエピソードが満載で送られた本放送。
見逃してしまった方や、もう一度見返したいという方は、タイムシフト視聴ページからお楽しみください。
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