話題の記事

声優・緑川光さんが「モンハンお手伝い仲間(?)」の杉田智和さんとゲームトークで大盛りあがり!杉田さんが“周囲からのイメージとの向き合いかた”について語る貴重なシーンも

 声優の緑川光さんがMCを務めるトーク番組、『月刊 光おにいさんと一緒♪ with ふじふじ supported by animelo #8』が、2023年6月21日20時より、ニコニコ生放送にて放送されました。

 今回はゲストに声優の杉田智和さんを迎え、おふたりの出会いにまつわる意外なエピソードや、自身のイメージに対する深イイお話などが語られていきました。
 
 この記事では、番組内のトークの中から、とくに盛り上がっていた場面をピックアップして紹介していきます。

緑川さんと『モンハン』でマルチプレイをすべく、精鋭を集結させた杉田さん

 緑川さん&杉田さんの関係性を語るうえで、やはり欠かせないのは今年(2023年)にシリーズ21周年を迎えた『ときめきメモリアル Girl’s Side』。

 こちらの第1作で緑川さんが葉月珪役を担当し、第3作では杉田さんが桜井琉夏役を務めているほか、多数の共演作品があるおふたり。

 しかし、こうして対談する機会は意外にも「ありそうでなかった」そう。それだけに、ここでしか聞けないようなエピソードが目白押しとなっていました。

 そんなおふたりの出会いについて、杉田さんは「『あ!緑川さんだ!』となって、すごい緊張してどんな現場だったか覚えていないんですよ」とのこと。

 対して緑川さんは、『スーパーロボット大戦』のイベントにて上映されたPV内で初めて杉田さんの声を聞き、当時は「子安さんみたいないい声だな」という印象を持ったと明かします。

 その後は、さまざまな作品で共演す機会も増えていったおふたりですが……何よりも緑川さん的に記憶に残っているのは「モンハンのお手伝い」なのだそう。

 これは、ブームにやや遅れて『モンスターハンター(モンハン)』にハマった緑川さんのために、杉田さんが仲間を集めて緑川さんのプレイを手伝ってあげたというお話らしく。

 当時は神谷浩史さん、福山潤さん、小野坂昌也さん、置鮎龍太郎さんなど、錚々たる面々からお力を借りていたという緑川さん。

 杉田さんが緑川さんから「いっしょにマルチプレイしてくれない?」とお願いされた際には、杉田さんとしても「緑川さんと行くからには、精鋭を集めなければ!」と気合いが入ったようで、中村悠一さんをはじめ「ものすごいメンバー」を集めたと話していました。

 ちなみに、ひとしきりプレイし終えた後の飲み会は、緑川さんいわく「不思議(な雰囲気の空間)だった」とも。それもそのはず、中村さんと緑川さんはその飲み会が初対面。

 杉田さんいわく、当時の中村さんは「緑川さんっぽいお芝居で」といったディレクションを現場で受けることもあったそう。ふだんから意識している憧れの先輩を前に緊張した部分もあったのでしょう。

 まさかの『モンハン』つながりで交友が始まった緑川さんと杉田さん、そして中村さん。この後もおふたりがハマっている『フィットボクシング』に関する話題など、ゲームトークがとまらないおふたりなのでした。

パブリックイメージにあえて乗っかる意義について真剣に語る杉田さん

 先日、ご自身が原作・脚本を務めるボイスドラマ『真郷街―まきょうがい―』を始動させた杉田さん。

 原作を手掛けるのが『月英学園 -kou-』以来10年ぶりになったことについては、「自分の名前を出す意味がどこにあるのか」という自分の中での問いに長らく答えが出せず、「自分の名前が邪魔になってしまうケースのほうが多い」と感じていたことを理由に挙げます。

 ただ、現在はその問いにも答えが出て、「僕の思う“この役者さんにこんな役をやってほしい”」が全面に出た作品になっているとのこと。

 番組後半では、そうしたお話とも関連するような、自身のパブリックイメージ――周囲の思う“杉田智和像”との向き合いかたについて語る貴重なシーンがありました。

 「年齢を重ねるにつれて、杉田くんも大人っぽいコメントをするようになったよね」と緑川さん。すると杉田さんからは、「最近はあえてパブリックイメージに乗っかるようになってます」とのお言葉が。

 若いころは「これ(周囲のイメージ通りの自分)まで演じるようになったら終わりだな」という思いがあったものの、あるときから「あえて演じたほうがギャップになる」のだと考えかたが変化していったそう。

 周囲がイメージするような“おもしろおかしい杉田智和”に乗っかれば、いざシリアスな役や真面目なナレーションを担当した際に「えっ!? これも杉田さんなんだ……」と思ってもらえる。それこそが大事だし、それが自分としてもうれしいのだと杉田さんは話します。

 また、その裏側には「とにかく作品を見てもらいたい」「そのためのきっかけづくりになるのであれば自分は何だってする」との思いもあるとのこと。

 娯楽が溢れる現代では、作品の情報告知だけで注目や興味を持ってもらうことは非常に難しい。だからこそ、パブリックイメージに積極的に乗っかることも重要だと真剣な表情で語る杉田さんに、緑川さんも感心した様子でした。

 そんな杉田さんだからこそか、後輩声優からの「周囲からのイメージと本当の自分の性格が乖離していっているように感じる」、「しっかり者を演じることが多いため、弱音が吐けなくなってしまった」といった相談もよく舞い込んでくるらしく。

 これには「周囲のイメージ通りに振る舞う君も、本当の君も、全部君だから否定しちゃいけない。大丈夫、見ている人はちゃんと見てくれているよ」と返している、とも。

 視聴者からも「クレバーな考え方すてき」、「ちょっ、なんか泣きそう……」とのコメントが集まっていました。

 番組内ではこのほかにも、緑川さんと杉田さんが視聴者から募集した家電製品のアナウンス風ボイスを生演技したり、杉田さんに言ってほしい“あ~お”までの50音ボイスを実際に披露してくれたりと、おふたりのファンにはたまらない約1時間半となっていました。

 さらに、SNS上で杉田さんが『DIABOLIK LOVERS』に触れてくれていたことへのお礼という形で、緑川さんがあのキャラ風のシチュエーションボイスを熱演するシーンも……! まだ聞いていない方や、もう一度聞きたいという方は、ぜひタイムシフト視聴よりチェックしてみてください。

■抽選で3名様に「出演者のサイン色紙」をプレゼント!
⇒応募はこちら 

※応募期間:2023年7月5日23時59分まで

■「月刊 光おにいさんと一緒♪」過去の放送回がいつでも視聴可能!
「animelo+」会員限定動画として「#0~#7、超声優祭SP特番」公開中!

⇒ https://www.nicovideo.jp/series/369314

この記事に関するタグ

「声優」の最新記事

新着ニュース一覧

アクセスランキング