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沖縄の伝統漁“スク水揚げ”の様子を画像でお届け。ちっこくて可愛いやつが大漁なるか!?

ついに見つけた! スクの群れだ!

スクの群れを確認すると、船は速度を上げてポイントへ直行! へりに立っていた漁師の皆さんは一斉に持場につく。

手際よく網を準備する。時間との戦いだ。

スクを網に追い込むため、海へ飛び込む。

 

水中カメラの映像より。漁師の皆さんが次々と海へ飛び込む!

しかし、残念ながら群れに逃げられてしまった。諦めず、次のポイントへ向かう。

 

コメントより

スク水確認できず
スク水はどこだー
これはきびしい
こんなところにいるの?
逃げた?

残念ながら、スクは獲れず……

群れに遭遇してからさらに1時間、漁師の皆さんはスクの群れを探しましたが見つけられませんでした。港に戻った後、嶺井さんにお話を伺いました。

番組スタッフ:
 今日は残念ながらスクは獲れませんでしたが、昨日、一昨日はどれくらい獲れたのでしょうか。

嶺井さん:
 一番多いのは一昨日でした。群れが来ているときは、獲っているときにまた次のスクの群れが来るときがあるので、時間との勝負、急がないといけないですね。

番組スタッフ:
 スクは実際どのような食べ方をするのでしょうか。

嶺井さん:
 九州でもスクは獲れます。スクとは違うバリという名前で呼ばれていますが……。調理方法は、スクは鱗に棘があって刺されてしまうので、塩漬けが定番ですね。

番組スタッフ:
 市場のスクを見てきました。袋入りで1000円くらいの高級魚なんですね!

嶺井さん:
 はい。でも、藻を食べたあとは、臭みが出るので値段が下がります。初日に獲れたものはやはり、値段が高いですね。

番組スタッフ:
 今日、せっかくスクの群れを見つけたのに残念でした。

嶺井さん:
 昨日からいたスクだったんでしょうね。慣れてしまって、網を見たらすぐ逃げてしまった。そうなってしまったら学習してしまって帰ってこない。

 スクは朝の満潮のときにポイントに入って来るものだから、これだけポイントを回ってもいないのは、もういないということなので、今日はもう網を片付けないといけません。

番組スタッフ:
 いま、この漁の様子をのべ3万人の視聴者の方が見ておりますのでよろしければ何かメッセージをいただけないでしょうか。

嶺井さん:
 今はイカのシーズンでもあります。ぜひ奥武島に遊びにきてください。

番組スタッフが撮影していた大漁のスク水揚げ

 今回の密着では、残念ながらスク水揚げの様子は見られませんでした。そこで、一昨日から現地入りしていた番組スタッフが撮影していた初日のスク水揚げの様子を、画像でご紹介します。

記事で扱ったスク漁の様子は下記プレイヤーから視聴できます。

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