バターを使って「熟成肉」を作ってみた結果…“謎の効能”で1ヶ月経っても「美しいお肉」ができあがる
今回紹介したいのは、ホルモンしま田さんが投稿した『バターを使って1ヶ月熟成肉作ってみた Insane Butter Dry Age Experiment!!』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
皆さんバターは好きですか? 僕は大好きです!! バターの香りがちょい足しされた料理ってすごく美味しいですよね。 そこで思いつきました! バターを使っても熟成できるのではないかと!! という事で今回はバター熟成肉を作っていきます。 それではやっていきましょう。
群馬県でホルモン屋を営む投稿者のブッチャーしまださんが、牛のリブロースの塊肉を使って熟成肉を作ります。
今回はバターを塗って熟成させます。牛のミルクから作られたバターが牛肉に合わないはずがない、という発想です。
大量のバターは塗りやすいよう一度湯煎して溶かします。
溶かしたら、今度は粘度を出すために氷水でボウルごと冷やして程よい固さに。
全体をドロリとバターで覆いました。あとは一ヶ月間冷蔵庫で保存して熟成させます。保存食の一種としてオイル漬けはありますが、バターでお肉を保存するとどうなるのでしょうか。
一ヶ月熟成させたものがこちら。冷蔵庫に入っていたのでバターはカチカチです。
裏側はバターの薄い部分があったためドリップが漏れていますが、カビなどはありません。
カットしてみたところ、これまでで一番美しいという断面に驚くブッチャーしまださん。熟成肉では必ず周りが変色していましたが、全く変色していないので今回はトリミングせずに焼くことにしました。
何もしていない同じ産地&同じブランドのお肉と焼いて比べます。ドリップが少し出た分バター熟成の方が少し白っぽいですが、トリミング無しとは思えない綺麗な色です。
焼き始めてすぐからバターのいい匂いが漂います。
焼き上がりはバター熟成の方が少し締まっていました。
まずは普通のステーキ。食べ慣れた美味しさです。
次はバター熟成肉。ほのかなバターの香りを感じます。そのまま食べても臭みのない美味しいお肉でした。通常のものより少しだけ柔らかい気がしたそうです。
どちらも豪快に平らげごちそうさまをするブッチャーしまださん。
ウェットエイジングで真空にしても変色していた熟成肉が、バターで覆うと変色しないという驚きの結果が出た今回の試み。もし詳しい方がいたらコメントを下さいというブッチャーしまださんでした。
視聴者のコメント
・熟成肉はとりあえず見ちゃう
・適当とは適していて当たっている
・バターに含まれるビタミンEが肉の酸化を防いで色の変色が起きなかったのでは…?
・最近のたのしみ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『バターを使って1ヶ月熟成肉作ってみた Insane Butter Dry Age Experiment!!』
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