“味の素”3キロ使って「熟成肉」を塩釜焼きのように作ってみた! そのお味やいかに!?
今回紹介したいのは、ホルモンしま田さんが投稿した『味の素を使って1ヶ月熟成肉作ってみた Insane UMAMI Dry Age Experiment!!』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
一度はやってみたい熟成肉!! 私は考えました。「味の素を使えば、最強の旨味たっぷり熟成肉ができるのでは無いかと?!」 と言うことで、今回はそんな実験系動画です!!
群馬県前橋市でホルモン屋を営んでいるというホルモンしま田さん。味の素を使うことで最強の旨味たっぷりの熟成肉が出来るのでは、と考え挑戦することにしました。
用意したお肉はコストコで買ったアメリカ産の肩ロース。
味の素は3キロ使います。
味の素はアミノ酸の一種であるグルタミン酸から生まれたうま味調味料。このうま味成分をたっぷりお肉に吸わせれば、「最強に旨い肉」になるはずです。
味の素は大きなボールに移し替え、少しずつ水を加えながら練り、固さを調整します。塩釜焼きのようにお肉を包み込むためです。
バットの上にクッキングシートを乗せたら、水で練った味の素で土台をしっかりと作ります。土台の味の素……中々のパワーワードです。
土台ができたらお肉を乗せ、味の素で全体を覆うように包んでいきます。
そうして出来上がったうま味の塊。一見塩釜焼きのようですが、これ全部味の素です!
使っていない冷蔵庫があったので、お肉をここで30日間じっくり熟成させます。熟成は温度と湿度の管理が重要なので、専用冷蔵庫があるのは頼もしいですね。
そして30日後。すっかり雰囲気の変わったうま味の塊。
中身大丈夫かな……と心配しつつお肉を取り出すホルモンしま田さん。味の素は若干湿り、お肉の表面は乾いています。
持ち上げたお肉は少し軽くなっていながらも、身が全体的に詰まりずっしりした印象。凶器になりそうな固さでした。
正直なところ、この見た目はあまり美味しそうではありません。
しかし切ってみると、おどろくホルモンしま田さん。
思ったよりも中は綺麗な色でした。
今回は贅沢にトリミングし、良いところだけを使います。
そうしてカットされたお肉がこちら。味の素で30日間熟成したとは思えない、美味しそうなお肉です。
この熟成肉を塩とブラックペッパーのシンプルな味付けでいただきます。
トングで持つのもめちゃくちゃ重い、迫力あふれるお肉。
全体に火が通るように満遍なく焼くのですが、その際もしっかり立っています。
焼き上がりました。
いい焼き加減です!
ついに30日かけた熟成肉をいただきます。
その第一声は「美味い!!」でした。
口に入れた瞬間の旨味の主張がすごいそう。「上品な旨さというよりは、オラオラした感じの旨さ」だそうです。
お肉を扱うホルモンしま田さんをして、「ここまでの旨味は感じたこと無いです!!」と言わしめたほどの味の素の熟成肉。ただ、熟成したから旨いのか、味の素が旨いのかは「正直わからない」とのことでした。しかしここまでの旨さを出せた今回の試みは成功と言えそうです。
30日かけた熟成肉も食べ始めるとあっという間に無くなり、「ごちそうさまでした」と手を合わせるホルモンしま田さんでした。
視聴者のコメント
・なるほど
・綺麗な感じですね
・もうよだれが出てくる
・おつ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『味の素を使って1ヶ月熟成肉作ってみた Insane UMAMI Dry Age Experiment!!』
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