ホバークラフトのように浮いて走るミニ四駆を作ってみた! 難しい機構を実現させてしまった技術力の高さに「すごい人の動画だこれ」の声
今回紹介するのは、ユウタさんが投稿した『ミニ四駆サイズのホバークラフト』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
作らねばいけない流れになっていたので
ホバークラフトのように宙に浮いて走るミニ四駆を作ったという動画が人気です。素人考えだと、抵抗が少なくなりものすごく速いマシーンができるかも…なんて思ってしまいますが、実際はどうなのでしょう。
車体にはプロペラが載っており、その風圧が後方と下方に分散されるようになっています。推進力と浮揚力が生まれます。
直進性をよくするために尾翼を追加。床の上で走らせてみると、ウイーーーーーーンと甲高い音を立てて気持ちよく走って行きます。
これをミニ四駆のコースに乗せてみると微動だにしません。コースに空いている穴が原因のようです。
問題を解決するために設計を見直します。細長い機体2体を連結させた形にします。
新しくできた車体をコースで走らせてみます。滑るように走って行きますが、ミニ四駆としては少し遅い感じがします。そこで、バッテリーを強くするなどの改造をしましたが、今度はコースアウトしてしまいました。
コースアウトをした原因を考えます。屋根が傾いているため気流が真横や真下を向いていません。ですので、推力が変な方向に向いています。解決策として、横向きに抜けた風が上方向を向くようにパーツを付け足します。これにより地面を押し付ける力が働き、コースアウトしなくなるはずです。
実際にコースを走らせてみると、先ほどより速いスピードで走りました。ノーマルの市販車よりもちょっと遅いくらいのタイムだそうです。
動画を投稿したユウタさんは「この方式は難しいわりに効率がよくない」と結論づけています。それに対してコメントは「それでも十分すげえや」「車輪に勝つって大変なんだな」「こういうのを実物で検証すること自体に意義があるのよ」などと反応しています。
視聴者コメント
すばらしい
いや普通に走るだけですごいよ
すごい人の動画だこれ
試行錯誤で着実に課題を解決できるのすごい
音www
文/高橋ホイコ