人類の救世主に「おとーさま」と呼ばれる生活。『理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか?』で予測不能の親子同伴学園ストーリーが開幕!?
ニコニコ漫画「少年エースplus」で連載中の『理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか?』(原作:三河ごーすと先生、漫画:マッハダイ先生)は、ある驚くべき力を秘めた娘とその父親の活躍を描く物語。
人類が滅亡の危機に瀕する中、親子は人々の最後の希望という立場を担うことになるのですが……。
なぜか父に課せられた任務は、かわいい愛娘との学園生活!? 驚愕展開の“救世譚”をお見逃しなく!
父親へと生まれ変わった青年
本作の舞台となるのは、謎の寄生生物“胞子獣(ベノムスダーム)”がはびこる世界。
人々の必死の抵抗もむなしく、もはや“人類の敗北は決定づけられた”とのことです。
“胞子獣”由来の有害物質が雪のように舞う中、廃墟となった市街地に現れたのは謎の男。
彼は、戦闘兵が駆逐した敵の姿を確認しにきたようでしたが……。
男が手をかざすと、永遠に残ると言われている有害物質もろとも“胞子獣”の死体はキレイさっぱり消滅。
さらに、彼は廃墟の中から保護ポッドに入れられた元気な赤ん坊を発見します。
そして、謎の力を持つ男・白銀冬真は、この日を境に父親へとジョブチェンジ。
彼と赤子との運命的な出会いは、果たして人類に何をもたらすのか。いまはまだ、だれも知る由もありません……。
寝ぼけた愛娘が尊すぎて親バカと化す冬真
冬真が父親として生まれ変わってから14年が経過。
あの日出会った赤ん坊は、いまではかわいらしい少女へと成長を遂げていました。
寝起きなことも相まってか、非常にボンヤリした調子の娘・雪奈。
何なら彼女が寝ていたのは冬真のベッドだったということで、早くも重度のファザコンぶりが見え隠れしています。
そして娘の想いに負けず劣らず、冬真の親バカっぷりもなかなかのモノ。
確かに雪奈は絶世の美少女なのですが、見た目クールな冬真が真顔で「かわいらしい」「尊い」「かわいい」などと小学生並みの感想を並べるさまには、なんとも言えない脱力感が漂います。
ちなみに、白銀さん家の所在地は最新技術の粋を集めて建造された地下世界。
ここでの暮らしは“胞子獣”の魔の手も届かず平和そのものなのですが、雪奈が無防備すぎるせいで倫理的には危うい毎日を送っているようでした。
この日、雪奈は学校の入学式を控えているにもかかわらず、非常にけしからん姿で二度寝寸前。
冬真は「世話の焼ける子だ」などと思いつつ、まんざらでもなさそうな様子で娘の替えのパンツを探しに走ります。
そんな中、間の悪いことに白銀家の玄関に来客が……。
さらに寝ぼけた雪奈が「おとーさま……おまたがすーすーする……」などと言い出したせいで、冬真はあらぬ疑いをかけられてしまうことに!
こうした、(実際無実ながらも)父と娘のイケナイ関係を匂わせるほのぼの日常パートは、本作の魅力を語るうえで欠かせない要素となっています。
“桁違い”の娘と“規格外”の父による学園生活が開幕!?
さて、急な来客者に現行犯逮捕級の会話を聞かれてしまった冬真。
彼が弁解する間もなく、その人物は白銀家に踏み込んできてしまい……。
玄関の装甲扉を素手で破って現れたのは、冬真の元・戦友だというカチュア。
彼女はずり落ちた雪奈のパンツを目撃し、冬真に天誅を下すべく臨戦態勢をとります!
カチュアは、この世界では“魔法騎士(ガルム)”と呼ばれる存在の内のひとり。
彼女の叫びに“魔法騎器(デバイス)”と触媒が呼応し、その身を“錬核武装”が包みます! と、同時に斬りかかってくる彼女! こ、これは危ない!!
などということは微塵もなく……。カチュアの大剣による一撃は、冬真に届くことはありませんでした。
冒頭にも見せていた、彼の能力とはいったい……!?
その後のカチュアとの会話から、冬真の力の正体は“抹消体質”と呼ばれていることが判明します。
これは魔法騎士の能力の源となる“錬素”そのものを消し去る力で、文字通り彼に備わっている体質なのだとか。
魔法でも技術でもない“天賦の才”。今後、冬真の“抹消体質”はストーリーにどんな影響を与えるのでしょうか……?
さらに続けて、今回カチュアが白銀家を訪問した理由もここで明らかに。
彼女は“ロータス・ボトム第一魔法騎士学園”の学園長という顔を持っており、「アンタ、雪奈ちゃんと一緒に学園に通いなさい」と冬真に言い渡します。
親子同伴の学園生活とはなんとも珍妙な話ですが、この措置にはある大きな理由があり……。
もっとも、ファザコンな雪奈にとっては願ってもないうれしい提案だったようですが。娘の笑顔がまぶしすぎる。
……話を戻すと、なんでも雪奈は入学生の中でも“桁違い”のステータスを持っているらしく。
すでに最前線部隊のエースを凌ぐ実力を秘めた“Sランク”の彼女は、紛れもなく人類史上最強の存在!
“胞子獣”に対抗し得る人類の希望とも言うべき雪奈に、保護者をつけるのは当然の措置と言えましょう。
一方で、保護者たる冬真に手渡されたのは“総合評価:D”と記されたステータスカード。
彼もまた“抹消体質”という規格外な実力を秘めていますが、学園ではあくまで“平均値”を演じるという任務が課せられたのです。
果たして冬真は、人類最強の“Sランク”である雪奈を一人前の“魔法騎士”に育て上げることができるのか!?
そして、親バカな父とファザコン娘の学園生活という特殊すぎる状況は、今後どのような展開を生むのか……。
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(画像はニコニコ漫画『理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか?』より)
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