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超能力者・魔女・占い師が2020年の世相を大予言――惑星のコンジャクションによって“王”が失脚!? 東京五輪では菅原道真公の祟りに要注意!?【『ムー』創刊40周年記念特番】

 UFO、超能力、未確認動物、超古代文明など、あらゆる世界の謎と不思議に挑戦するスーパーミステリー・マガジン『ムー』。1979年10月に創刊され、2019年10月に40周年を迎えました。

 ニコニコ生放送では、これを記念した特番「ムー創刊40周年記念特番 ~ サイキック&占い師&ムー民集結!三上編集長と40周年の記念日を迎えるカウントダウン&重大発表SP生放送」が放送されました。

 劇団ディアステージ所属の女優 雛形羽衣氏、『ムー』編集長の三上丈晴氏、超能力者の秋山眞人氏、占い師の大石眞行氏、魔女のヘイズ中村氏がスタジオに登場し、超能力者や占い師たちが2020年の「世界」「日本」「ムー」の3つについて占いました。
 また西洋版“こっくりさん”ことウィジャボードをスタジオで体験。2020年『ムー』発展のキーワードをウィジャボードで占いました。

左から雛形羽衣氏三上丈晴氏秋山眞人氏大石眞行氏ヘイズ中村氏

■『ムー』関連リンク
月刊ムー公式ウェブ ムーPLUS

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■目次

2020年の「世界」について

2020年の「日本」について

2020年の『ムー』について

西洋版こっくりさん「ウィジャボード」で『ムー』発展のキーワードを占う


2020年は精神世界がブームに⁉ 「全く新しいタイプのオカルトが流行るのでは」

雛形:
 2020年大予言、最初のテーマは「2020年の世界について」です。では最初に秋山さんからお願いいたします。

秋山:
 2020年、非常に僕は特殊な年になると思っているんですよ。今までの流れがすごく変わる気がしているんですね。ひとつのテーマは、何かこれまで小さいものとかニッチなものとして扱われたものが、情報拡散の力を持って大きくなっていく。

 大きなものが逆に壊れて、小さなものが大きくなる。何かそういうことがはっきり起きてくる年じゃないかなというふうに思っているんです。これは世界的な流れで様々な新しいメディアが動いて、さらにそれが再統合されて大きな資本になると。そういう流れで、小さな声が大きく広がっていく。だから日本みたいな小さな国も非常に大きなオピニオンの力を持ってくるんじゃないかと思います。

 しかしそういう時代だからこそ、人間が持っている裏面性というか、裏側の邪悪なものが表に出て行ったり、激しさが表に現れたり。テロとか抑圧されてきたオカルトの力が爆発するような、いろいろな災害とかもあり得るような気がします。

 来年はいろいろな意味で驚かされる年になるように思います。僕は肩を持つわけじゃないけれども、『ムー』にとって、こういうある意味ニッチなメディアは非常に発展するといいますか。


 躍進する年になるんじゃないかなというふうに思っているんです。特にそろそろ精神世界がブームになる周期にぶつかっているんです。だいたい22年から24年ぐらいの周期で精神世界というのは注目される。だからスプーン曲げのときに僕たちも注目されたんですけれど、当時は僕13歳で、いいお世話になりましたけれどね。

 ちょうど2周期目ぐらいなので、今回は全く新しいタイプのオカルトが流行るのではないかなというふうにも思っておるところであります。あとやはりちょっと悪い面から言うと、火の災害。要するに噴火とかミサイルとか、まったく新しいタイプの火事だとか、そういったものが着目されるかなというふうにも思っております。

 ですから個人のレベルでの火の用心からはじめていただいて、防災に対する意識も少し持つべき年なのではないかなということも感じておるところでございます。

雛形:
 ありがとうございました。

三上:
 いいねぇ。精神世界の周期? きたきた! という感じ? しかも2020年はオリンピックでしょう? オリンピックに精神世界がきた。オリンピックではなくてオリ“ムー”ピックですね。くるな(笑)。

雛形:
 きますね。秋山先生、ありがとうございました。

世界情勢は北半球から南半球へ? 「今までになかったような新しいものがたくさん出てくる」

雛形:
 続いて大石先生に2020年の世界について。

三上:
 易ですよ。

大石:
 道具がいろいろとありまして……。

三上:
 かっこいいな。欲しいなあ(笑)。

雛形:
 すごい!

大石:
 今、この場でぶっつけでやらせていただきます。とりあえず2020年の世界いうことで……。

 水雷屯という屯田兵の「屯」という漢字なんですけれども、植物が下から山みたいな感じで発芽していこうと思ったならば、その出たばっかりの若い芽がブツッとここから切られているよという形で、出鼻をくじかれるという形の気なんですね。

 そうすると考え方として、新しいものがいっぱい出てくると。出てくるんだけれども、これから発展性のあるやつがまず一度大きな試練にあうという年になるわけなんです。ですから確かに今までになかったような新しいものがたくさん出てくると思いますけれども、順調に温かく見守って育っていくということではなくて、はじめの試練というものがものすごくたくさんありそうだなとまず考えられるんですね。

 世界情勢ですから、たとえば小さな国がどこかの支配から独立をいたしました、でもまだまだその力不足でもあるしというようなことで、非常に大きな試練にあうと。それは政治とか国とか経済もありますけれども、文化にしても今までにない新しい文化みたいなものが出てくると。

 最初は非常に叩かれるであろうというような運勢というふうに考えることができるわけなんですね。ただそれがかなり短い間に収束していくということになって、それで潰されてしまうのではなくて、抑圧を受けたあとに一気にそれを折り返すという形で大きなひとつの力となってこれからの潮流を作っていくという形になっていくと。

 だから潰されっぱなしではないよと。最初に厳しい弾圧を受けるけれど、跳ね返してもっとでかいものができてくるぞという形になっていくと。そういう運勢なんですよね。だいたい収まるところにものが収まるという形の運気になっていますので、ことさらに奇をてらったようなものというよりは、最初に出たときはそうかもしれないけど、意外にこなれてきたら、これって前にもよく見た光景だよねという感じになりやすいと。

 世界ですから非常に大きいので、どこでということも本来言わなければいけないような問題だと思いますけれども、主に今回は南半球側のほうにポイントが移ってくるのではないかなというふうに感じます。だいたい今、世界的には北半球なんですけれども、わりとオーストラリアであるとか南アメリカであるとか、南半球サイドにちょっと視点が移っていくのではないかなというふうに考えられますね。

三上:
 これ、ひょっとしたら5Gのことじゃない? これからの通信。Huaweiとか叩かれているけれど、通信の次の段階でしょう? 5Gでしょう? 今、叩かれてるじゃん。叩かれているけれど、でも絶対5Gの時代が来るんだから。3秒で映画一本をダウンロードという時代だよ。中国のアメリカの対立、その漁夫の利じゃないけれども。オーストラリアか……。

大石:
 これからはちょっと南側に目を向けていただいて。

雛形:
 南に注目していきましょう。

三上:
 ニュージーランドに旅行しようかな(笑)。

雛形:
 2020年の世界の予言でした。大石先生ありがとうございました。

貧富差はより加速、環境問題の悪化、中東諸国の勢いが急速にダウンか

雛形:
 続きましてヘイズ中村先生、2020年の世界の予言をお願いします。

三上:
 “魔女”ですからね。ウイッチですよ。怖いよ。なかなか世の中に魔女はいないよ。

雛形:
 本当にはじめてお会いしました。

三上:
 よく美魔女とか言うけれど、その世界じゃないからね。ガチだから。

ヘイズ中村:
 それを言われると、とてもやりにくいです(笑)。来年の世界ということで、タロットで占います。

三上:
 そのタロットは⁉

ヘイズ中村:
 トート・タロット【※】でございます。オリジナル版の大きさですね。かなり大きいです。

※トート・タロット
イギリスで誕生したタロット。主な特徴として、やや大判のサイズと複雑にして象徴的な絵柄が挙げられる。

 世界は特に滅亡しないと思いますけれども、実際にはいろいろな国がより貧困化とか食料問題とかで困窮していくのが見えておりまして、そこから暴力沙汰というよりは内乱ですね。そうしたものが今よりさらに多くなっていくと思います。

 当たり前のことですが、富の一極集中が付随して起こってきまして、持てる者はさらにも富んで、そして貧しい者はさらに貧しく、今までに出ていた状態よりさらに加速していくようです。この中で明るいニュースはどちらかというと、民族的なもの。たとえば今まで弾圧されてきた民族的な宗教であるとか、祭祀であるとか、あるいは慣習であるとか。

 そうしたものが重要視されるようになって、あるいは弾圧が少しとけるようになって、そうしたところで貧しいながらも少しずつ息が上がっていく。あるいはその団結力が増していくというところで、来年はだめだけれども未来に向けてまた何かそれで頑張っていこうという気概が出てくるような気がします。

 もちろん民族的な影響が上がるということは、逆に民族的な衝突も増えてきますので、いろいろな小競り合い、あるいは大国による弾圧というのも繰り返されるとは思いますが、シーソーのように弾圧されてはまた盛り上がる、弾圧されてはまた盛り上がる。来年からはだんだん盛り上がっていくほうに向きそうだなという気がいたします。

 そしていま世界を揺るがしている環境問題。これは個人レベルでの声かけとか盛り上がりは非常に大きいのですが、企業レベルでは逆に悪化していくような感じですね。ここまで環境が壊れちゃったんだからしょうがないんじゃないかというような形で、儲け逃げ、あるいはこのままやり逃げといったような感じが増えまして、二酸化炭素問題とかそういったものが悪化することがあってもうまくいかないなと、そんな感じがいたします。

 あと通信産業は非常に良い感じが出ておりまして、これが自然に与える影響とかはまたさっき言った、もうこれ以上どうしようもないから頑張って文化を発展させてしまおうということに繋がるんでしょうけれども、ネット関係あるいは今のネット通信とは全然違う理論のものがより発明されてくる、あるいはそれが普及してくるという感じのカードが出ております。

 そのように通信環境が非常に変わっていくこと、あるいは飛躍的に伸びていくことで家族という形がさらに変わっていくようなカードも出ております。今まではとりあえず一ヶ所、あるいは近いところに住んでいるのが家族という概念だったと思いますが、特に先進国では地球の裏側に住んでいても家族。あるいはそれこそ月に住んでいても家族。そんなような感じの考え方というのがだんだん徹底してくるんじゃないかなという感じがしますね。

 その中で気を付けなければいけないのは、文明が強烈に発展していくと、どうしても機械的なものとウエットなオーガニックなものが一旦分裂することがある。だから秋山先生がおっしゃったようにオカルティックな面というのは非常に強調されるのですが、私の見たところでは良い意味で強調されるのではなくて、半文明とかあるいは、いまさんざん嫌な話題で出ている反ワクチンとか、そういった形でオカルティックなものが表面的には出てきそうです。

 真面目にオカルトをやってる人たちは、それに対抗して自分のやっていることを盛り上げようとするのですが、来年のうちには芽が出ないですね。ただこの流れは非常に大きな潮流にも見えますので、来年度、再来年度、あるいはまたそのむこう側ということになっていくと、オカルティックなところと文明の繁栄っていうのは縄のように上手に絡み合って良い方向にいくのではないかなという希望的なところもちょっとは出ております。

 今のところ世界的な流れはそんな感じですね。

 具体的な国はどうなのかということなのですが、大国、いわゆるアメリカとか中国とかロシアというところはヨタヨタしていますけれども今と同じレベルでの繁栄と諸外国への力の振るい方というのを続けるでしょう。

 特にいわゆる中東諸国はオイルの原価が低くなってくるせいか、あるいは一時期のアラブの春【※】のような運動が盛り返すか、恐らくはその両方が車輪の両輪のように動くんだと思いますが、中東諸国の勢いというのはかなり落ちてくるなという感じがしますね。

 アジアはいろいろ。うまくいっていたり、あるいはいろいろな問題が起こったり。それは国ごとにうまくいくとかそうではなくて、とにかくどの国もうまくいったりだめになったりというのをなんとなく繰り返す1年という感じがいたします。来年の世界の傾向はそんな感じです。

※アラブの春
2010年から中東・北アフリカ地域の各国で本格化した一連の民主化運動のこと。

雛形:
 ありがとうございます。

三上:
 香港とかその辺が気になりますね。新しいテクノロジーって、書き込んでくださっている方のコメントで「量子コンピュータ」って、これかな?

ヘイズ中村:
 量子コンピュータはどうだろう……。通信だからコンピュータだけじゃないかもしれない。

三上:
 オカルティックなところも量子論だからさ。怖いな。

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