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手取り16万円生活のサバイバル術――社会人2年目から払う税金とは? どうすれば貯金ができるのか? 新社会人に贈る「お金の授業」

 Twitter上で、とあるアカウントの「ギリギリ死なないで生活できるラインが手取り15万円」という発言により、「手取り15万円」というキーワードが大きな話題となりました。

 今回紹介する、エフさんが投稿した『3年F組『カネハチ先生』 ~新社会人の君へおくる金のこと~』という動画。国や社会構造という大きな視点ではなく、自分の支出入の家計の分析という視点で、そのバランスを考える必要性を解説していきます。


画面の右端と左端が生徒中央が先生

先生:
 新社会人のトモアキくんは、月手取り16万円の企業に就職しました。一方で、賃料月7万円の物件に住み、食費4万円、通信費1万円、水道光熱費1万円、交際費4万円、その他雑費3万円が生活費としてかかっています。さて、トモアキくんは毎月いくら貯金できるでしょうか?

生徒:
 …貯金できませーん。月4万円の赤字です。

先生:
 そう、その通り。トモアキくんは、毎月16万円の収入を得ていますが、支出は20万円16(じゅうろく)万円引く20(にじゅう)万円で、4(よん)万円の赤字です。

先生:
 しかし、信じられないことに、こういった支出入の計算ができない、ド低脳新社会人が「存在」します。初めて自分の銀行口座に、少しまとまった金が振り込まれ、目が眩み、後先考えず散財してしまうようなアホです。こういう人間は、一生貯金などすることが出来ず、いずれ親や友人、恋人に金を借り、挙げ句の果てには消費者金融にも手をつける。そして借りた金の返済は、毎月の給料ではなく、ボーナスだけでどうにかしようとします。では、試しに1年後のことを少し考えてみましょう。

 トモアキくんを始め、支出入の計算が出来ていない新社会人に歯に衣着せぬ意見を言う先生に対しコメント欄では「今の俺だわ、どうしよう」「悲しいなぁ」「ストレートな物言い、嫌いじゃないぜ」などといった意見が寄せられました。

2年目から住民税が課税される

先生:
 トモアキくんは社会人1年目なので、実はまだ所得に「住民税」がかかっていません。住民税というのは、前年度の所得にかかるものだからです。昨年まで学生で、課税されるほどの所得がなかったトモアキくんは、社会人2年目から住民税を支払うことになります。こういった理由から、多くの場合、社会人は1年目より2年目の方が手取りが少なくなります。

生徒:
 え〜!

先生:
 ですから、仮に1年目支出入がトントンだとしても、そのままいけば2年目で赤字になる可能性が高い。新社会人は、最低でも住民税を支払う必要のある2年目まで考えて、1年目の生活費を考える必要があるというわけです。

生徒:
 トモアキくんは節約すればいいんじゃないですか?

 社会人2年目から前年の所得に住民税が課税されることを解説した先生に対しコメント欄では「住民税嫌だなぁ」「知らなかった」「本当にキツイのは2年目からだよなぁ」といった感想が寄せられました。

支出を削るにもお金が必要?

先生:
 はい。愚かな人間の性質を知らない純真な質問ですね。トモアキくんの支出内容を、もう1度確認してみましょう。このうち、どれを削減できますか?

生徒:
 賃料です!

先生:
 確かに賃料は削減したいところですね。明らかに家計を圧迫しています。どこの誰が言い出したか分かりませんが、賃料は収入の30%が目安などとも言われています。しかしそんなワケの分からない目安に縛られずに、賢明に考えるべきでしょうね。なお、住宅手当ての出るような会社の場合はまた話が別です。トモアキくんの就職先はそういう会社じゃありません。

先生:
 さて、仮に賃貸を変えるにしても、引越しをする必要がありますね。それに短期で賃貸を解約した場合は違約金がかかる可能性も高い。トモアキくんは当然ロクに貯金も無いので、違約金や引越し代を支払うことが出来ません。賃料の削減は不可能です。

生徒:
 こいつ詰んでんな。

先生:
 こんな馬鹿らしい状況に陥らないために、皆さんは、最初から無理のない賃料の物件を選んでください。

 賃貸はすぐに変えることが出来ず、賃貸を変えるにも引越しをする必要があり、そこにもお金が発生するということを解説した先生にコメント欄では「東京で就職すると家賃がなぁ」「いちいちトゲがw」「リアルで嫌だな」といった意見が寄せられました。

飲み会は計画的に!

先生:
 はい、他に削減できるところはありますか?

生徒:
 交際費が大きすぎると思います!

先生:
 そうですね。交際費が毎月4万円。明らかに使いすぎ。この内訳は、会社付き合いでの飲み会が2万円、友人付き合いの飲み会が2万円です。会社や部署の文化にもよりますが、社会人ともなれば、避けるのが難しい飲み会というのもあると思います。全ての飲み会を拒否するのも極端ですが、全て参加していては金なんて足りるはずもありません。上司が奢ってくれる飲み会、会社負担の飲み会、自己負担の飲み会。

先生:
 色々ありますが、ここも懸命な判断が求められるでしょう。友人付き合いについても、自分の財布と相談です。友人への体面よりも、自分の人生をよく考えましょう。そもそも、飲み会が無ければ成立しない友情なんですかって話です。ちなみにトモアキくんは後先考えずダラダラと全ての飲み会に参加するおサルさんなので、やはり交際費も削減できません。

生徒:
 自制心ってのはないのかよ。

先生:
 はい、他に削減できるところはありますか?

生徒:
 雑費の内訳はなんですか?

先生:
 はい。この雑費の内訳は、生活用品や服などの購入費が1万円。あと2万円はスマホゲーのガチゃ費です。

生徒:
 おい。

先生:
 しかしトモアキくんは理性もなくSSRが出るまでガチャを回してしまうギャンブル狂なので、この2万円は絶対に削減することが出来ません。

生徒:
 こいつどうしようもないじゃん。

先生:
 正しいと、いう字は、「一つ」、「止まる」と書きます。社会人になっても浮き足立たず、どうか一つ止まって冷静に判断できる人になってください。それでは今日の授業はここまでとさせて頂きます。

 ここまでトモアキくんの支出入のバランスについてボロクソに言ってきた先生でしたが、「捻くれてるだけで超良い先生だよなぁ」「二限目を希望する」「いい話だったなぁ〜」といった先生を絶賛するコメントが寄せられました。

 解説をノーカットで楽しみたい方はぜひ動画を視聴してみてください。


▼動画はこちらから視聴できます▼

3年F組『カネハチ先生』 ~新社会人の君へおくる金のこと~

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