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参加者全員がルールを知らない地獄の麻雀! にじさんじ麻雀王決定戦が名言のオンパレードだった

 この記事は、1日の大半はVTuberのことを考えてるライター・あるかいが好きな動画を紹介してただひたすらに色んな人にも見てもらいたい! というエネルギーだけで構成されている記事である。

 今回は、麻雀のルールを知らないにじさんじのVTuber4人が麻雀最強を決める地獄の企画『にじさんじ麻雀王決定戦』を紹介。

 参加者は鷹宮リオン、椎名唯華、でびでび・でびる、緑仙(リューシェン)の4人。実況解説として舞元啓介、社築、ジョー・力一の3人が参加している。

 放送は雀士4人の各視点と、実況解説配信があるので雀士の放送1つ実況解説配信を同時に視聴するのがオススメ。

右に表示されているのが実況解説の3人。上からジョー・力一、社築、舞元啓介。今回は脇役となるため説明は割愛。
(画像は【実況・解説枠】にじさんじ麻雀王決定戦 実況視点【にじさんじ】より)

 ちなみに筆者も麻雀のルールはほとんど知らないが、腹を抱えて笑いながら視聴していたので麻雀を知らない読者も安心して見てほしい。

 「同じ絵柄の牌を2枚か3枚ずつ揃える」「揃えるのが難しそうなやつほど点数が高い」くらいに思っておけば雰囲気でわかるはずだ。

★ここが魅力
・それぞれ特徴的な4人の雀士による闘い
・ルールも用語も創造するオリジナリティ
・名言製造機と化した4人

オススメ動画「【実況・解説枠】にじさんじ麻雀王決定戦 実況視点【にじさんじ】」

雀士紹介:裸単騎の鷹宮リオン

 金持ちが集う魔法学校に通う高校2年生で政治家の娘というパーフェクトお嬢様だが、その中身はポンコツ。

 今回のにじさんじ麻雀王決定戦を企画した張本人でもある。

(画像は鷹宮リオン 自己紹介動画より)

 麻雀の打ち筋もお嬢様らしからぬ脱ぎたがり。

 ポンやチー、カンなど「鳴き」と言われる、自分の持っている牌と関連性のある牌を他人が捨てた時に自分のモノにできるワザを多用するスタイルで戦う。

画面右下の“中”3枚が鳴いた状態の牌。
(画像はにじさんじ麻雀王決定戦【鷹宮リオン視点】より)

 他人の牌を自分のモノにできるので自分の手牌を早く進めることができる一方、自分の手牌を晒すことになるため狙いがわかり易くなってしまうデメリットもあるこの戦法。

 他人に手を晒すことから鳴いていくことを「脱ぐ」とも言い、すべての牌を脱いで残り手牌が1枚の状態で役が出来るのを待つことを「裸単騎」と言う。

この状態が裸単騎。鷹宮リオンはあまりにも脱ぐのが早いので電光石火! 裸単騎! と解説の3人も盛り上がっていた。
(画像はにじさんじ麻雀王決定戦【鷹宮リオン視点】より)

 あまりの脱ぎっぷりにその後、ファンイラストがあらぬ方向に流行りだしたのは言うまでもない。ちなみに豪運の持ち主らしく、解説が興奮するほどの手牌を何度も見せたが本人はもちろん理解していない。

雀士紹介:鳴かない女・椎名唯華

 にじさんじゲーマーズ出身ということでゲームの理解力が高い椎名唯華

 強いものにはとにかく巻かれる三下ムーブが特徴的で付いたあだ名が「三下いちご大福」

(画像は【自己紹介】にじさんじゲーマーズ所属の椎名唯華です。【Vtuber】より)

 椎名唯華の打ち筋は鷹宮リオンの真逆。鳴かないことを信条としたスタイル

 ポンやチーなどの鳴きはゲーム画面にボタンが表示されるので初心者はつい押したくなるものだが、「もしかしてコレ、押せばいいものではないのでは?」とかなり早く気づくセンスの高さを見せる。

画面下部の指マークの上に小さく「チー」と書いてあるのがわかるだろうか? 初心者はとりあえずこのボタンを押すのだ。
(画像はにじさんじ麻雀王決定戦【椎名唯華視点】より)

 ルールを早く理解したアドバンテージをどこまで活かせるかが今回の見どころだ。

雀士紹介:絶一門の悪魔でびでび・でびる

 異世界の悪魔で、この世界の人間達に存在を知ってもらうことで力を強めようと配信などをしているでびでび・でびる。

(画像はVtuber・でびでび・でびるの動画より)

 鷹宮リオンと仲が良いらしく、2人でいっしょにマインクラフトをしては今回の実況にも参加している舞元啓介の家にイタズラなどをしかけるクソガキムーブをしている。

 でびでび・でびるの打ち筋は「全部漢字しか捨てなかったら勝ち」だと思い込んでいた為、極度の縛りプレイ“絶一門”に。

八萬、六萬、四萬、三萬、伍萬と見事に漢字ばかり捨てるでびでび・でびる。本人は気付いていないが絶一門というちゃんとあるスタイル。
(画像は#にじさんじ麻雀王決定戦 でびる視点より)

 しかし、後半「捨てたほうじゃなくて自分の手持ちで漢字を揃えるのでは?」と気づき凄まじいドラマを生み出すことに。

雀士紹介:ボヤきの緑仙

 新緑の「緑」にベガルタ仙台の「仙」という自己紹介が特徴的な高校1年生。

 高校デビューに失敗して友人がおらずいじける日々を過ごしているが、にじさんじ内では人見知りの親戚の子供のように可愛がられている。

とにかく顔がイイ。
(画像ははじめまして、リューシェンの話より)

 麻雀の打ち筋はこの中ではイチバンの正統派でルールの理解も実は早かった。

 だが、今回は運に見放されてしまい残念な結果になってしまい見どころは今一つ。だが要所でボソりとつぶやく一言は実に核心をついている、そんな雀士だ。

名言しか生まれない! 奇跡の配信

 麻雀のことを1ミリも知らない4人の雀士によるこの配信。ルールはわからんがなぜか自信だけはある4人が集まっている。

 その結果、独自ルールやオリジナル役やオリジナル用語、それにまつわる名言が大量生産されたのでそちらを紹介していく。

オリジナル用語:スターバックス

 麻雀牌のイーピンのここでの呼び方。確かにスターバックスコーヒーのロゴマークに見えなくはない。

 またスタバマークは特別なチカラを持っているらしく、3枚集めるといいことが起きるらしい。

配信中に視聴者が作ってくれたスタバ牌。
(画像はにじさんじ麻雀王決定戦【鷹宮リオン視点】より)


オリジナル役:大日本帝国

 麻雀を知らない人でも聞いたことだけはあるスゴい役「国士無双」。しかし、にじさんじ麻雀王決定戦では過去の古い役扱い。

 最新にして最強の役がこの大日本帝国らしい。しかし、この役の作り方は誰もわからず「同じ牌だけで手牌をすべて揃える」というウワサがあり、リーチ棒に描かれているマーク大日本帝国マークということだけがわかっている。

赤丸で囲まれているのがリーチ棒。そこに記された赤い丸こそが大日本帝国である。
(画像はにじさんじ麻雀王決定戦【椎名唯華視点】より)

 正直ほかにも「赤は三倍」「東西南北に囚われたくない自分の道は自分で決める。」「選ばれた奴にだけチーは現れるお前は選ばれてないんだねまだ牌に」などなど名言は山ほどあるのだが、挙げだすとキリがない。

 序盤は流局(誰も役を作れずに終わる)だらけの麻雀王決定戦だが、後半はまさかの展開が待っているので普通の麻雀としても盛り上がりを見せ始める神配信

 誰の視点で見ても笑える奇跡の麻雀配信を是非見てほしい。

オススメ動画「【実況・解説枠】にじさんじ麻雀王決定戦 実況視点【にじさんじ】」

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ライター
あるかい
ファミ通のゲーム攻略記事をきっかけにライターになり、今では料理やキャンプにも手をだし始めた雑食ライター。
最近は1日10時間VTuberを追っかけてたところニコニコニュースオリジナルに拾われVTuberを推すおじさんとして活動中。
編集
竹中プレジデント
フリーライター時代はファミ通Appでゲーム攻略記事を執筆。『ガルフレ(仮)』でスマホゲーム筆下ろし。
現在はニコニコニュースオリジナルの編集として、アニメやVTuber関連の記事を担当。二次元美少女に萌える日々。

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