電撃で自分にダメージ! ロンロン牛乳! 『スマブラSP』登場ファイターの原作再現ポイントを『DX』から参戦したファイター中心にご紹介
『時のオカリナ』の姿に! 「ガノンドロフ」
『ゼルダの伝説』シリーズに登場する「ガノンドロフ」。スマブラDXでもあった『時のオカリナ』の姿で帰ってきました。もうおじさん【※】とは呼ばせない!
※おじさん
『大乱闘スマッシュブラザーズX(以下、スマブラX)』およびスマブラforにガノンドロフが参戦した際、『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』をモチーフにした姿で登場。しわがかかった顔や、走る時の独特なフォームなどから、多くのユーザーから「おじさん」と呼ばれ、それが広まった。
ガノンドロフは、女だらけの民族「ゲルド族」に生まれた100年に1度の男であり、ゲルド族のしきたりによって、生まれながらにして一族の王となるが、ゲルドだけでは飽き足らず、ハイラル王国全土の支配を目論む……というのが、時のオカリナでの彼の設定となります。設定は作品ごとに異なるものの、ガノン(ドロフ)はほぼ全作品で同一人物とされていますが、その中でも一番若い時の姿で登場するのが、時のオカリナとなります。
スマブラSPでのガノンドロフは、今まではただの飾りだった剣を、遂に攻撃に使うようになりました。が、実は時のオカリナのガノンドロフは剣を使いません。
この剣は、スマブラDXの時にガノンドロフが持っていた剣と同じデザインなのですが、更に基を辿ると「スペースワールド2000」というイベントで公開された、ゲームキューブ版ゼルダ(後の『風のタクト』)のデモで、ガノンドロフが持っていた剣と同じデザインでもあります。なぜ、このデザインと同じかというと、この時の3DモデルをそのままスマブラDXに流用したから、という説があります。
変幻自在の”ミスター・ゲーム”「Mr.ゲーム&ウォッチ」
『ゲーム&ウオッチ』シリーズに登場する「Mr.ゲーム&ウォッチ」。各種攻撃を行う際に、原作に近い姿に変化するように様になりました。彼の攻撃技は、ほぼ全てが何らかのゲーム&ウオッチ作品が元ネタになっており、元々原作再現度はかなり高いキャラだったのですが、それが更に掘り下げられた形となります。
まずは下スマッシュ攻撃の「バーミン」。シンプルながら、顔が付き、髪まで生えました。
『バーミン』は1980年に発売。地面から湧き出てくるモグラを追い払うゲームです。
投げは「ボール」です。敵をお手玉してから投げ飛ばします。
『ボール』は最初のゲーム&ウオッチ作品として、1980年に世に出る事となりました。手を動かしてボールを落とさないようお手玉をするだけという、たいへんシンプルがゲームでした。
通常必殺ワザは「シェフ」。コック帽を被り、ソーセージや肉などを飛ばしています。
原作は1981年発売、シェフがひたすら食材を跳ね上げ続けるシュールなゲームです。
最後は横必殺ワザの「ジャッジ」。ランダムに出る数字が大きいほど強い、ロマンにあふれた技です。
原作は1980年発売、ランダムに出る数字が大きい方の人がどつくルールです。
ここまで4つの技を紹介しましたが、いずれもポーズは非常に忠実に再現されています。
いかがでしたでしょうか。
今回は、昔懐かしいスマブラDXから復活したファイターや、デザインなどが大きく変更されたファイターを紹介しました。
動画では、それぞれのファイターが繰り出す技の性能なども詳しく説明されていますので、ぜひご覧になってみてください。
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