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「これが『Mad Max』の世界観を再現した世紀末フェスだ!」 ヒャッハーすぎる全貌を町山智浩が潜入リポート。モヒカン体験、指骨折……一体、何が起きた!?

 アメリカ在住の映画評論家でコラムニストの町山智浩氏が、日本ではあまり知られていないアメリカの文化や風習を体を張ってリポートする【町山智浩のcurious U.S.A】

 前回は、コロラド州デンバーで行われた『マリファナ(大麻)デー』を長時間にわたって紹介した。第2弾となる今回は映画『マッドマックス』の世界観をそのまま再現した、世界最大級のポストアポカリプス(人類文明崩壊後)フェス、『Wasteland Weekend 2017』に潜入取材を敢行!

 アメリカ・カリフォルニアのモハーヴェ砂漠のド真ん中に、突如現れた荒廃した世界。電気もない、水道もない……あるのは改造車とガソリンとわずかな水、そしてヒャッハーな野郎&美女どもだけ。4000人もの人々が世界各国から集まり、9月27日から10月1日の5日間キャンプをしながら、ひたすら核戦争後の世界を謳歌する世紀末フェスの全貌とは!? 創設者はこのイベントを定期開催するために、「ここの砂漠の土地を購入した」というから狂ってる!

 カーパレード、水着コンテスト、コスチュームコンテスト、映画さながらの闘技“サンダードーム”でのバトルなどなど、マッドなイベントの数々を、今回も全力で体当たりレポート……のはずが、町山さんに悪夢が! Witneeeeeeeess Me!

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砂漠のド真ん中に突如現れる『Wasteland Weekend』

町山:
 今、私はカリフォルニアのモハーヴェ砂漠という場所にいます。これからこの砂漠のド真ん中で開催される映画『マッドマックス』に取りつかれた人たちによる『Wasteland Weekend』というお祭りに行ってきます。

 このイベントは、もう6年間も行われていて、参加者が核戦争後の滅亡した社会の人々を演じるという、コスプレ&改造車、さらには(マッドマックス三作目に登場する)サンダードームのようなアトラクションもあるトンデモない内容だそうです! なんでも世界中のマッドマックスマニアが集い、映画さながらの世界観を作り上げているというから楽しみです!

町山:
 会場まではしばらく距離があるので、車で乗り込もうと思うのですが、見渡す限り砂漠が広がっています。本当にこんな場所に会場があるんでしょうか!?(笑)

 ちなみに、ネバダ砂漠を通るフリーウェイ(高速道路)を走ろうとすると、「ここでガソリンと水を補給しておかないと死ぬぞ」的な看板があったりと、砂漠の中を走るのはなかなか恐ろしいんですよね(笑)。

(と、ここでラジオの電波を拾う)

町山:
 お! ラジオを拾った! 砂漠って電波をほとんど拾えなくて、拾ったとしてもチャンネルがぐるぐると定まらないんですよ。

町山:
 ウェイストランドラジオだって!(笑) 核戦争後に唯一残ったFMラジオという設定なんだろうね。核戦争後の世界をコンセプトに選曲しているっぽいですけど、今、流れている曲は1950年代のムーディーなジャズですね。

 なぜこの時代の曲を流しているかというと、50年代って“アトミック・エイジ”と呼ばれていて、世界は核で滅亡するんじゃないかと恐れられていたんですよ。『渚にて』などの映画が作られ、ちょっと時代が下って64年に公開されたS・キューブリック監督の『博士の異常な愛情』でも、こういった甘いジャズが使われている。あえて甘いスローなジャズを使用することで、“アトミック・エイジ”の不気味さを演出しているわけですね。

 おお! 町が見えてきましたよォォ! マックスも砂漠の中を走ってきて、町が見えたときは、僕らのようにホッとしたんだろうね(笑)。

町山:
 会場に着きました! 私も、核戦争後の世界を生き抜く兵隊をコンセプトにしたコスチュームで臨みたいと思います!

会場の入り口で行われるオープニングセレモニー

町山:
 ここが正面ゲートのようですね! 今からオープニングセレモニーが始まるようです。ヒューマンガスが演説をするみたいです(笑)。

オープン・ザ・ゲート! ウェイストランドを目撃せよ!

ヒューマンガス:
 俺はがっかりしている。お前たちは身勝手で、すぐ酒におぼれる。俺の人質が言うには、お前たちは週末をウェイストランドで過ごすそうだな。俺の手下もパーティー好きでな。

ヒャッハーども:
 俺たちも行きたい! 酒を飲みたい!

ヒューマンガス:
 落ち着け! 我々も参加するとしよう。パーティーを始めるがいい! 酒はたっぷりある。皆、二日酔いだ。扉を開けろ、ウェイストランドを目撃せよ! 

(ゲートがオープンする)

ゲートがオープンし、車が続々と入場していく

町山:
 すごいね……(笑)。

町山:
 マックス! ニュークスと手がつながっているときですね(笑)。細かい!

 会場内には何でもあるみたいですね。これはポストオフィスのようです。放送局もあれば、インフォメーションセンター、何やら荒廃した世界に浸透する宗教施設などなど、結構な数の施設があって驚きですね。すごい世界観だなぁ。

会場内にある郵便局。この他にもさまざまな施設がある

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